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【稲とアガベ醸造所】名前に込められた意味とこれからのお酒の未来|男鹿市船川

食べ物・グルメ

先日、奥さんの誕生日で【居酒屋 翔ちゃん】へ食事に行きました。

料理もいつも最高に美味しいですが、全国の美味しいお酒を色々出してくれるので、すっかりお酒の勉強をさせてもらってます。

こんな変わったお酒が出てくるのがすごい!

青森県で作られた、まるでヨーグルトのような作ったお酒を飲んだ時に、”どぶろく”に思い至り、そこで奥さんと偶々話にでたのが男鹿市の醸造所【稲とアガベ】さんのこと。

 

大龍寺鵜ノ崎テラスに行った時に

変わった名前のお店があるな~

と思って、私も印象に残っていたのです。

お酒を飲みながら、翌日お酒を買いに行く予定を立ててしまいました・・・

 

行ったときはまだまだ雪も多い3月初旬のこと。

道の駅オガーレ】からほど近くにある男鹿駅ですが、駅前から見える景色は寂れてしまっているように見えます。

しかし、それだけに古い駅舎を改装したとは言え、白く新しい【稲とアガベ醸造所】さんの建物はまぶしく見えてしまいます。基本コミュ障を自覚している私たち夫婦は、店内に入るのにもちょっとビビってしまいました(笑)。

店内では、お酒の購入はもちろんですが、有料で試飲も可能になっていました。

また、夜にはレストランとしても営業されているようです。

JR男鹿駅の敷地内にも掛かっているのか、思い切りなまはげの像が醸造所で待ち構えています。

 

クラフト稲とアガベ 03

購入できるお酒は3種類あってそれぞれ説明をいただきましたが、今回は2種類を購入してみました。

2人の休みが合うタイミングと開ける日を図っていたら、2週間ほど経ってしまいました・・・活きているお酒なので、その間は冷蔵庫内にてしっかり保管させていただいています。

クラフトシリーズ・3300円/本(税込み)。

ラベルに印字されている【亀の尾】は、お米の品種を指しています。酒米として使われることの多いお米ですが、コシヒカリ・あきたこまち・ひとめぼれなど今の主力品種のルーツとなっています。

一時はすっかり幻の品種になってしまったようですが、先人の努力で復活。今では、酒米だけではなく様々なジャンルの料理で注目されるようになっているとのことです。

こちらは、その秋田県産【亀の尾】を100%使用し、秋田県産米から作った米麹アガベシロップを加えて醸造した”その他の醸造酒”というジャンルのお酒になります。

アガベシロップ?

醸造所の名前にもなっている”アガベ”は私は初めて目にしましたが、テキーラの原料となるリュウゼツラン属の植物のことを指します。

ボトルのマークで、左右の稲の真ん中にあるアガベの実際の姿はコチラ↓。

写真AC様より。リュウゼツランの畑

ここの奥様がテキーラが好きだということも、醸造所の名前の由縁となっているようですね。

テキーラの原料だけではなく、甘味料としても利用されてきたアガベ。その樹液を煮詰めて造るのがアガベシロップです。

”その他の醸造酒”?

聞きなれないジャンルでしたが、以下のような条件のお酒を指しています。

その他の醸造酒の定義
  • 穀類、糖類その他の物品を原料として発酵させた酒類
  • アルコール分が二十度未満のもの(エキス分が二度以上のものに限る。)

ちなみに清酒(日本酒)の特徴は…

清酒の定義
  1. 米こうじ及び清酒かすその他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの
  2. 清酒清酒かすを加えて、こしたもの
  3. アルコール分が22度未満のもの
Wikipediaより引用

米から作られたお酒=日本酒(清酒)と言うイメージしかなかったのですが・・・ 酒税法や製造方法によって様々なジャンルに分かれているんですね。

それはさておき…【稲とアガベ】さんで”その他の醸造酒”を作っているのは

新規で国内向け清酒を作るためには、現行制度ではM&A(企業買収)による参入以外認められていないとのことです。これは私は今回初めて知りました。

技術を守る、と言う意味はあるかもしれませんが、停滞を招きそうな危険も孕んでいそうです。

そこで、今は日本酒製造の技術を活用して”どぶろく”などのお酒を造りつつ、若く情熱を持った若者が参入しやすく、業界が活性化することを目指した規制緩和を求めて活動されているようです。

テイスティング

こちらは無色透明な澄み切ったお酒。

注目すべきは精米歩合92%と言う部分。ほぼ普通に食べるお米と同じくらいの磨き具合です。

日本酒に使うコメの精米歩合は約55%くらいが多いと思います。個人的に磨けば磨くほどおいしくなるものと思いこんでいて、獺祭の2割5分(25%)を飲んだ時の感動を思えば、92%ってどうなんだろう?と興味津々でした。

一口飲んでみると…

日本酒とは全く違った鮮烈な味わいで、後から仄かな甘味が付いてきます。アルコール度数14%と言う数値以上に効いてきます。どちらかと言えば蒸留酒に近い味わいかなと、私は感じました。

香りの強いチーズとか相性がイイのかな…と思いながら、手元にそういうのがなかったので、次の休みまでしっかり揃えておこうと心に留めました。

 

DOBUROKU 03

どぶろくシリーズ・3300円/本(税込み)。

注意書きをしっかり読んでおきましょう。まず購入してから少し空いてしまった時点で、中に大きな気泡を発見。慎重に、ゆっくりと、開封していきます。

開封直後の様子がコチラ↓。テレビの音がちょっとうるさいかもしれません。

一気に開封したら確実に吹きこぼれていたやつで、しばらくの間はシュワシュワしていました。

グラスについで見ると、思った以上にドロッと固形感がありました。ちなみに、タンブラーの中にあってもまだブクブクと気泡がたっています。

口に含んでみると・・・

想像していたよりもずっとスッキリした味わいながらも、お米を食べている感がしっかり残ります。日本酒と甘酒の中間ような味わいで、おつまみとかなくても、これだけで味わいたい感じです。

打当温泉のどぶろくも美味しいですが、性格がまた違いますね。

飲み残した分はまた速やかに冷蔵庫へ…次の休みにいただくときは、また違う味わいが楽しめるのか、今から楽しみです。

 

営業情報・アクセス

●営業時間;

11:00~16:00(ショップ)

19:00~21:00(レストラン)

 レストランは完全予約制

●定休日;

ショップ)月・火

レストラン)日・月

●電話番号;

●住所;

〒010-0511 秋田県男鹿市船川港船川新浜町1−21

*北秋田市鷹巣の中心部からは、雪がなければ1時間半くらいで行けます。

駐車場;駅の駐車場に止めました

●ウェブサイト;

●支払い

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