先日、所用で男鹿市の船川地区に行ってきました。
道の駅オガーレだったり、JR男鹿線の男鹿駅があるエリアですが、コチラに2023年8月24日に1軒のラーメン屋さんがオープンしました。
それが【男鹿塩らーめん おがや】さん。
男鹿駅に隣接したクラフトサケ醸造所【稲とアガベ】の代表:岡住さんが一風堂さんとタッグを組んでオープンしたお店ですが、色んな想いを持たれているようですね。
所用があってとは言いつつも、実はおがやさんでお昼を食べることが目的の半分以上を占めている訳で、上手く予定を合わせることができました。
座席・メニュー
行列ができるくらいの反響…と聞いていたので、朝ご飯を食べずに11時の開店直後に入店しました。既に1組いらっしゃっていて、その後も次々とお客様が入店してきました。
観光客と思しき方々から、私のように仕事の途中で寄った、地元の方らしきお客様と、老若男女問わず人気の様子です。
入り口すぐにある券売機で食券を購入して、空いている席に着きます。
水はセルフサービスです。
- カウンター席 :11席
実食
男鹿塩ラーメン
920円(税込)。
ラーメンに最初から乗っている具材は、お麩と軽く湯通しされた三つ葉。三つ葉は1つ1つくるっと茎が結ばれており、なんかかわいい印象を受けます。
別添えで、ほうれん草・チャーシュー・太めのメンマのトッピング3点セットがやってきます。
チャーシューは、「稲とアガベ」さんの麹を利用した塩麹漬け燻製のものです。
この提供方法には初めて出会ったので、作法が分からずにちょっと困ったのですが、素のチャーシューを一口味わってから、取り敢えず全部投入してみました。
スープに温められるとチャーシューの食感や風味が変わって来るような気がします。滅茶苦茶上質なハムのような味わいが印象的でした。
ジャンルはザックリいうと“鶏塩ラーメン”になると思うのですが、塩ラーメンとは思えない力強いスープです。
表面に黄色い膜を貼っているのは、鶏油です。
スープは、北秋田市小森で育てられている【秋田高原フード】さんの高原比内地鶏のガラ・モミジで取られているとのことなので、この油の量も納得。比内地鶏のダシの何が美味しいかと言うと、私はこの鶏油の量だと思っています。
甘味とコクを出してくれる鶏油と、男鹿の塩の際立つ塩味が良くマッチしていると思います。
また、地元の醸造所【諸井酒造】さんの十年熟仙しょっつるが加えられており、正に男鹿・秋田の美味しさを凝縮したスープと言えると思います。
麺はストレートの細目の麺で、のど越しがとても良かったです。
塩だと縮れタイプの麺が多いかと思いますが、引き上げる際に鶏油がたっぷりと絡んで来るので、ストレートタイプの方が丁度良いのかなと思います。
お茶碗チャーハン
1杯350円(税込)。
ラーメンのお供に手ごろなチャーハンもオーダー。一般的なお店だと、半チャーハン位のサイズだと思います。
パラパラとした炒め具合で、どうやって食べようかと少し悩んだのですが、最終的に普通に箸で掻き込むようにいただきました。
醤油ベースの香ばしい味付けで、玉子・チャーシューの具材がたっぷりで、こちらも大変美味しく頂きました。
まとめ
男鹿市船川の【男鹿塩らーめん おがや】さんでお昼ご飯をいただきました。
- 1人当たり予算:1,000円~
- 男鹿/秋田の美味しさが凝縮された珠玉の一杯は最高でした!
- クラフトサケ醸造所が運営するラーメン屋さんならではの試みも…
人口減少率が秋田県内の中でも実はトップクラスの男鹿市ですが、男鹿駅前にあるこのラーメン屋さんにはお客様が引っ切り無しに行き来して、近隣の道の駅なども含めて周囲には活気を感じました。
男鹿駅前周辺も夜にはまた違う顔になるのかもしれませんが…確実に地域唯一のラーメン屋さんとして賑わいの創出に繋がっていると思いました。
また、ラーメン専用のお酒も用意されているので、次回来店時には奥さんに運転をお願いして、一緒に味わってみたいと思います。
ご馳走様でした。
営業情報
営業時間 | 11:00~14:00 |
定休日 | 月曜日 |
電話番号 | |
住所 | 〒010-0511 秋田県男鹿市船川港船川新浜町13 |
駐車場 | 店舗敷地内にはなし・男鹿駅の駐車場を利用しました |
支払方法 | 現金 |
ウェブサイト | https://inetoagave.com/ramen/ |
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