今年で14回目を数える北秋田市の冬のお祭りです。
兎角寒い時期なので、子供が小さいうちは敬遠していましたが、娘も3歳後半に入り大分体力もついてきたので、今年は家族で行って参りました。
WaRockやこぐま亭のこともあり、阿仁合のイベントは私たち家族の中でも期待の大きいものです。普段は行動を共にしてくれなくなった長男も一緒についてきてくれました。
開催場所・時間
北秋田市阿仁支庁舎を中心にして、阿仁駐在所~阿仁保育園くらいまでの通りにキャンドルの灯りがともります。
キャンドル点灯時間は18:00から20:00。
主なイベントは、阿仁異人館と秋田内陸縦貫鉄道・阿仁合駅にて行われます。17:30~の本城奈々さんのライブを皮切りに、風張太鼓の演奏、冬花火と続きます。
駐車場について
イベントの中心地になる北秋田市阿仁支庁舎に駐車場を設けております。
ただし、収容可能台数は概ね30台だそうで、台数に大きな制限があるため、秋田内陸縦貫鉄道の利用を推奨しています。
それでも今回は車で行きましたが、如何せん駐車場が埋まって来る時間が読めないので、全然早いかなと思いましたが、16時30分過ぎに着くように向かいました。
結果…
かなり余裕をもって車を停めることができました。
概ね、17時頃から駐車場案内が始まるので、17時30分くらいまで着けることができれば、大丈夫そうでした。
キャンドルストリート・スノーマウンテン
明るい時はこんな感じで…
明るいうちから来ていたので、近くのスーパーで飲み物を買いながら一回りしてきました。キャンドル点火は18:00~ですが、この時も現在進行形で準備が進んでいました。
真骨頂は暗くなってから
日が長くなったとはいえ、18時には完全に夜になってしまいました。順番にキャンドルが点灯していきましたが、一気に風景が変わってしまいました。
12枚ほど写真を貼り付けてみましたが、それでもほんの一部です。至る所に見どころが用意されており、一回りするまでもスマホのSDカードの容量が足りなくなってしまうくらいでした。
ただ、使われているものは、極々家庭にあるもの。特別な道具を使わなくても、ここまで演出できるのは素直に感動。その中でもペットボトルのランプシェードは、ロウソクの火が風に少し揺らされるだけで模様を変え、非常にきれいでした。
幸い、この日は風もなくキレイに灯り続けていましたが、特別なロウソクを使用しているわけでもないので、燃え尽きた後の交換など大変そうでした。
イベント・アトラクション
本城奈々さんライブ
”バターもちの日”制定記念イベント以来のライブかな。
阿仁異人館テラスでのライブは、17:30~の第一部・18:45~の第二部と分けて行われました。
これは第一部の様子ですが、4曲の演奏でした。寒いのでこのくらいが丁度良いですね。
北秋田市(旧:森吉町)出身、現在は阿仁・根子地区に在住の本城さんですが、郷土愛が伝わってくる歌詞・唄で、とても良い時間を過ごすことができました。
風張太鼓の演奏
阿仁合駅構内にて18:00から行われましたが、お客さんに対してのハコが小さすぎて…。残念ながら近くで見ることができませんでした。ただ、外からでも迫力が伝わる演奏で、素晴らしかったです。
海外の方も私の横で見ていましたが、中に入ることが出来なくて残念そうでした。こちらは早めの場所キープが必要でしたね。
かまくら体験
フィナーレ~冬花火
会場の裏手には、阿仁川が流れておりますが、その近辺で打ち上げが行われるようです。異人館テラス周辺や、駅の構内からも見ることができましたが、この時には雪が激しさを増してしまい、あまり長い時間見てられなかったのが残念でした。
それでも、雪と花火のコントラストは初めてだったので、新鮮な魅力でした。
フードについて
手作り感あふれるフードコート
寒い中ですので、簡易的ではありますが、飲食しながら温まれるスペースの存在は非常にありがたく感じました。
基本的には軽食、庄司スーパーのお惣菜、ドリンク類が販売されていますが、目を引いたのはきりたんぽドッグ。限定50食ということでしたので、1本だけ買ってみました。
撮り方がちょっと悪かったかも…反省しています。
半分に割ったきりたんぽに、たっぷりの白ごま・刻みいぶりガッコが入っており、それをレタスとウインナーが乗っておりました。多分、味噌ベースのソースがレタスの下に塗られており、これが良い味を出していました。
1本500円。きりたんぽは冷めると固くなりますが、温かく柔らかかったため美味しくいただけました。
こぐま亭も臨時営業
メニューは、ラーメン・ハヤシライス・ポークカレー、他カフェメニューが数点だけですが、19:00まで延長営業されていました。風張太鼓からそのまま流れて食事をするのが時間的にも良かったです。
ラーメン550円。お昼ご飯が前日の残りのカレーだったため、実質これ一択の我が家でした…。
ついでにカフェラテも注文。こちらは500円。
カフェラテの上に、プリントされたオブラートが載せられていました。一口口を付けると消えてしまうキティちゃんでした。
まとめ
鉱山で栄えた街は、日本のどの地域でも同じ様な傾向がありますが、北秋田市の中でも、阿仁地区は最も人口減少が顕著な地区です。
それ故に、街を盛り上げて行こうという様々な取り組みを行っており、このお祭りも、地域が一丸となって作り上げていました。
ただ、地元の子供たちは本当に元気ですね。スノーマウンテンを滑り台にするのは良いけど、下にいる子たちを蹴散らしながら滑っており、散らされた方も笑っていたり。逞しさを感じました。
今回は家族で行きました。勿論それでも楽しいですが、結婚前にデートで来れてたらもっと良かっただろうなと思いました。冬の夜なので寒いですが、好きな人と手を繋いで幻想的な風景の中を歩けたら、と想像してしまうのです。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] もち撒きを待っていると、ステージでは先に風張太鼓の演奏が始まりました。キャンドルストリートの時は、駅舎が狭く、ほとんど見られませんでしたが、今回はしっかり見ることができました。 […]