鷹巣の銀座通りも新規出店はあるものの、正直なところシャッター商店街なのは否めません。スーパーや総合病院など、日常的に人が集まざるを得ない施設が市内に散ってしまった以上、交流センターだけではかつての賑わいを取り戻すのは難しいような気もしますが・・・
その中でも地元の生産者・お店・お客さんが持ち寄って運営されているお店があります。
それが産直センター のーそんです。
名前については、多くは語りません。某コンビニチェーンに寄せているとかは明確に否定されていましたので、純粋に”農村”と掛けたものとしておいておきましょう。
店内風景
産直センターとは言いつつ、野菜だけではなく、魚・お肉・お惣菜・お菓子など一通りの食べ物が揃います。
野菜コーナー
やはり冬なので、種類・数ともに多くは揃わないようです。白菜・ほうれん草・大根・ネギなどが中心で、生野菜の他にも茹で済みのものだったり、山菜の干したものが並んでおりました。
相場は、言わばアウトレット価格です。小さくはありますが、白菜が1玉180円、ネギ3本1束120円などお得なお値段です。
魚・お肉コーナー
お魚コーナーの品揃えがすごく偏りがあるような気もしますが…鮮魚もあります。ババガレイの糠漬け、今の時期らしく生たらこ、更には刺身まで。
近くに古くから営業されている鮮魚店があるため、そこから供給があるんでしょうか。
お肉コーナーは、牛・豚・鶏、ハンバーグなど、バランスよく一通りそろえられていました。ダシ取り用に親鶏も品揃えがあるのは、この地域ならではのもの。
そして必ずある”日本食研”のタレ。エバラ焼き肉のタレなどで有名な会社ですが、どれも安定的に美味しいです。簡単に調理できる調味料が一緒に売られていると便利で良いですよね。
お惣菜コーナー
大部分は”フレッシュショップマルシチ”さんのお惣菜でしたが、個人の製造のものもチラホラとありました。
陳列量自体はやはりそれほど多くはありませんが、お弁当もボリュームもありとてもおいしそうでした。
お昼ご飯に購入したのがこちら。
比内地鶏の砂肝煮込み。砂肝自体の処理は、薄皮をひいて開いただけの簡単なものでしたが、時間をかけて煮込まれているようで、とても柔らかく食べられました。一度食べ始めると止まらない感じで、お酒のおつまみにも良さそうな感じです。
菓子コーナー
こちらも北秋田市:旧鷹巣町内で営業されているお菓子屋さんが持ち寄って営業されている感じです。
山田まんじゅう店さん・晩梅さん・紫園さんなどの名前を見ることができました。他にも肉のまつおのオリジナルレトルトカレーなども一緒に置いており、お菓子と言うよりはお土産コーナーとでも言った方が良さそうな品揃え。
その中で、紫園さんのバナナボードをおやつに購入しました。通常200円のところ、今日は180円とお得な日でした。
以前、サタナビでも紹介された、北秋田市を代表するお菓子です。
スーパーでもたけや製パンさんから出ているものがありますが、ボリューム・生クリームの味、生地ともに、こちらの方が断然美味しいですよ。
まとめ
産直センターと銘打つだけあって、農産物~お菓子まで地元の方々の支えで運営されていました。道の駅の売店や、アンテナショップの雰囲気も感じられるお店です。
特に野菜については、季節ものなので冬はなかなか揃わなかったりするのですが、それが本来のモノです。ただ、陳列量・種類共に少ないものの、一通り生活に必要なものはここで揃うので、近所の方々にとっては便利なお店だと思います。
また、組合員募集と店内のポスターにありましたので、まだまだ販売してみたい方を受け入れているようです。もっと広がって、ここに来ると鷹巣がすべて味わえる!というお店になると良いですね。
営業情報・アクセス
●営業時間;
9:30~17:00
●休業日;
毎週日曜日、1/1~3
●住所;
〒018-3321 秋田県北秋田市松葉町4−9
●電話番号;
0186-62-3499
●場所・アクセス;
鷹巣駅から徒歩3分程度。駅から銀座通りを直進して、スクールメイト隣にあります。
駐車場:月極駐車場のうち、2台分がの~そん様になります。
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