【綴子神社例大祭】大迫力！世界一の大太鼓の出陣式｜北秋田市鷹巣

毎年７月１４日・１５日で綴子神社の例大祭が行われます。

祝祭日も曜日周りによっては本来の日を外れ移動して歩く中、神社のお祭りは曜日に関わらず開催日は固定されています。私のように、シフト制の休日を敷かれている物にとっては逆に都合が良かったり。

実は、9月に道の駅たかのす・大太鼓の館で行われる方のお祭りは、幼稚園や小学校の関係で行ったことがあったものの、こっちの例大祭には足を運んだことがありませんでした。

折角なので、子どもを連れて普段住んでいる地域以外の夏祭りも見に行ってきました。

 

町内を練り歩き神社へ

会場に着いたのは19：20頃、丁度大太鼓の演奏が始まろうとしているところでした。太鼓を奉納する町会が２つあることは以前の記事で紹介しましたが、今年は下町が番町に当たっていました。

元々は２町とも同じ年に太鼓の奉納を行っていたようですが、相手に先んじて奉納するためにケンカや妨害工作がエスカレートした結果、今の形に落ち着いたようです。

 

今日と明日は綴子神社の例大祭が行われます。世界一の大太鼓の迫力を是非間近で見てください❗️ pic.twitter.com/pk2ImXt3dk

— びびた＠take.n (@takeshi56579455) 2019年7月14日

綴子公民館を出発し、演奏を挟みながら綴子神社まで大太鼓を引いていきます。それに続く人たちも徐々に増えてきて、中々の賑わいを見せていきます。

 

神社へ到着

私たちは大太鼓の後ろから裏道を抜けて、先に神社に到着していました。奉納行事や舞を前の方で見たかったので、場所を確保しておくためでした。

神社では、境内には篝火がたかれており、神殿では太鼓の奉納に備えて儀式が行われていました。

しばらく待っていると、太鼓が到着しました。大太鼓は神社の鳥居をくぐることができないため、先頭の小さな太鼓が境内に入ってきました。

先陣を切って入ってくるのは刀を持った武士の様な出で立ちの若手。私と同い年前後か下か、といったところ。

大名行列の様を呈してきたな～と思いきや、火消し衆のような出で立ちの集団に。

と言ったところで私的には間近で見る大太鼓や奉納行事、夜の神社の雰囲気も非常によく、最後まで見ていたかったのですが、一緒にいた長男が飽きてしまい、ココで会場を後にすることに。

この後は、大太鼓・獅子踊りも行われる予定でした。

この踊りの奉納行事は、氏子さんたちによって鎌倉時代より受け継がれてきました。昭和５４年には当時の文化庁により国無形民俗文化財の記録選択の指定も受けているそうです。いやぁ、見たかったなぁ…。

 

出店も少しだけあります

神社周辺に、綿あめ・金魚すくい・クレープ・ドリンク・そば等を出す出店が５軒ほど出ていました。あまり広い会場でもなく、あくまでも綴子集落のお祭りなので、あまりたくさんはいません。

でも、集落単位のお祭りで出店が出るのもかなり珍しくなったと思います。昔は、栄地区・大田の神明社のお祭りにも出店が出たものですが、今はそんな気配もなく、鷹巣神社のお祭りもかなり規模縮小になってしまいました。

 

日程・まとめ

●７月１４日　宵祭

●７月１５日　本祭

ポスターから２日間の日程を引用させていただきました。当然ながら、2日目の本祭の方が規模も大きく、伝統芸能が好きな方は１日中楽しむことができる内容になっています。

今回紹介したのは宵宮祭のほんの一部です。スマホの写真では伝わらない雰囲気や音もあるので、是非2020年は実際に足を運んでみて下さい。

ちなみに、来年の観覧を検討するために、曜日周りを見てみました。すると、２０２０年は火曜・水曜にあたるため、私のような平日休みの人間にとっては逆に見に来やすい曜日周りになっています。逆に単純な集客面では少し苦戦してしまうかもしれません。

後、ちょっと驚きだったのは、外国からいらした方の姿がかなり多かったこと。北秋田市の住人がほとんどとは思いますが、このために観光にいらした方が居たら嬉しいですね。

 

営業情報・アクセス

臨時駐車場は集落内・公民館の横にもありましたが、車で来られる方は道の駅たかのす・大太鼓の館に停めて歩くのがおススメです。

綴子神社まで距離にして約１ｋｍ・１３分くらいでの到着ですが、太鼓の後を追っていくとあっという間です。宵宮については、道の駅の閉店後と言うこともあり、かなり余裕を持って停めることができました。

 

関連情報・地図

●道の駅たかのす

●綴子神社

〒018-3301 秋田県北秋田市綴子西館４６