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びびた
画像は”ToonMe”でやってみた
秋田県北部出身。
大学進学を機に南東北で10年弱過ごし、地元に帰ってきました。
日々の出来事、地域のグルメ・イベント・スポット情報など書き綴っています。
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食べ物関連のウェイトが大きくなったので、少しカテゴリー構成を見直しています。

【もちっこ市】コミッとしたお餅と地元グルメの祭典|北秋田市鷹巣

もちっこ祭壇

大館市でアメッコ市が盛況な中、同日北秋田市鷹巣では”もちっこ市”が開催されています。

こちらはアメッコ市のような特別な謂れはなく、冬期間に落ち込む観光客の誘致を狙って始めた比較的新しい催しです。2月の第2土曜・日曜に開催されます。

ついでに言えば、能代時から・秋田方面から大館に向かう際には、国道7号線を通るので、アメッコ市へのお客さんを拾おうとする意図も見え隠れしていましたが、結果としてどちらも観光効果があるなら、それはそれで良いでしょう。

目次

会場・アクセス

会場は、国道7号線沿いにある道の駅たかのす敷地内です。

元々道の駅なので、駐車場は広くとられていますが、一部が会場に使われるため、混雑して停められない可能性はあります。パンフレットでもシャトルバスの使用を推奨していましたので、今回は従ってみました。

 

無料シャトルバス

シャトルバス

シャトルバスは、北秋田市所有のマイクロバス。コムコムから出発、鷹巣駅前を経由して、会場まで約15分。午前9時から1時間ごとに運行されています。

 

ウェルカムお餅

バスに乗ると係員からWelcome Omochi(ウェルカムおもち)を1個づついただきました。子供には別途おもちゃもついてて、なんかサービスが凄く良いです。

コムコムを出発して鷹巣駅前で丁度良く座席が埋まった位なので、ギュウギュウ詰めの心配もしてましたが、杞憂に終わりました。

 

ちなみに、鷹巣駅前から乗った2人組が話していましたが、『去年こんなに乗ってなかったのに今年どうしたんだ?』と言っていました。少しでもお客さんが増えている感じで、ちょっと嬉しかったです。

会場到着

モチッコ市
1年で一番天候的には辛い時期なので、テントをつなげた中にお店が並んでいる方式の会場でした。雪が降る・吹雪く前提で考えると、囲ってくれた方がお店側も客側もありがたいかなと思います。
始まった頃は、本当にコミッとした感じだったらしいですが、今は飲食スペースもあり、結構な賑わい具合でした。
モチッコ市会場

 

お店ギャラリー

北秋田市の各地からこのテントの中に集まってきて、所狭しと商売が始まっていました。とは言え、喧噪の中ではなく、温かい雰囲気での開催。こういうところでお店の名前を知ってもらって、街中へ足を運んでもらうきっかけになると良いです。

他にも漬け物や、地元のお蕎麦屋さんの麺も売っていたりと、”ミニ市日”みたいな様相でした。

お昼ご飯向けには、肉のまつおの馬肉うどん、池田屋さんのお蕎麦、きりたんぽ鍋がありました。いずれも500~600円とリーズナブルな価格です。極端に広い選択肢より、道の駅の食堂もあるので、この位の選択肢で丁度良いと思うんですよね。

 

イベント:お汁粉の振る舞い

お汁粉振る舞い

初日の9日は10時・12時・14時の3回、2日目は10時・12時の2回、お汁粉の振る舞いが無料で行われます。

 

おしるこ

数量限定で、無料だということもあり、行列ができていました。

アッと言う間に店員に達してしまい、貰えなかった方も多数いたようです。

内容はささやかではありますが、冷えた体にはこの暖かさが嬉しかったです。

ただ、ウチは子供たちが食べないんですよねぇ…アンコ美味しいのに。

 

大太鼓の館:もちっこ市限定のイベント

会場の奥には、北秋田市が世界に誇る大太鼓の館(博物館)があります。

綴子神社の例大祭で奉納される大太鼓が、大きさ世界一と言うことでギネスブックに載ったのはずいぶん前になりますが、まだ世界一を守っているようです。なんか塗り替えられた様なニュースを見たこともある気がしますが、気のせいなんでしょうね。

大太鼓の館

こちらもすっかりキティちゃん仕様になってしまいました。

 

演奏会を見られる嬉しいサプライズ

綴子大太鼓祭りは、上町と下町の2つの町内会にある保存会が大きな役割を担っています。その町内会の方たちが、ほぼ1時間ごとに演奏会を行ってくださっています。

もちっこ市初日は上町、今日2日目は下町と交代で担当されているようです。

大太鼓

大太鼓の謂れの解説を挟みながら、1回約15分・3曲の演奏を披露してくださいました。

実は私も間近で演奏を見る機会がなく、今回子供と見てきましたが、とても迫力があり、空気の振動と一緒に体も震えるかというくらいでした。2年生の次男は演奏が始まるたびに体をビクつかせていましたし、3歳の娘は最初は耳を塞いでいるくらい。

所々で挟んでくる祭りの解説も面白く聞くことができました。特に、太鼓が大きくなっていった理由については、人間模様が生々しくて好きですね。

最初は、上町と下町でどっちが早く綴子神社に早く奉納できるか競争していましたが、それが感情的に良くない方向に向かってしまいました。お互いの太鼓の皮を破いたり、妨害工作が続いたため、紳士協定を結び、交代で奉納するようになったそうですが・・・今度は大きさを競いだした、というのが顛末だそうです。こんな裏話聞いたら、ギネス認定委員も困るだろうなぁ。

 

実際に叩いてみる体験もできた!

たいこ体験

終わった後は、大太鼓を実際に叩かせてもらう体験ができました。

色々触って遊べる太鼓が多い博物館ですが、普段は触れない世界一の大太鼓を叩ける機会はプライスレスですね。バチがまっすぐでなく、湾曲しているのでちょっとしたコツが必要でした。

大太鼓の館 入場料 大人420円・中学生300円・小学生200円・小学生以下無料

 

まとめ

最後に、最早一緒に出掛けてくれない長男にお土産、後お昼ご飯を買って、シャトルバスに乗って家路に着きました。帰りのシャトルバスは、10:30~1時間ごとに出発です。実際に購入した商品のレビューは次回の記事で行います。

正直、存在は知っていましたが、夏のもちっこ祭りと混同してみたり、あまり馴染みがなかったお祭りだったことも確かです。枝餅とか…アメッコ祭りの2番煎じな様な気もぬぐえませんが、規模が少しづつでも大きくなってきた話を聞くとまだ盛り上げられそうなお祭りだと思います。

開催場所も道の駅と、元々交通の要所に当たるため集客もしやすいでしょうし、寒さに対しての休憩施設も揃っています。この辺をもっと隔てなく活用して、おもてなしが出来ればまだまだ成長が見込めそうですね。

ただ、唯一の不安が、高速道路の開通ですね。今はどうしても国道7号線を通るのが一番簡単な道なので、大館に向かうお客様も拾えていましたが、高速道路が開通すると直行されてしまう気がします。すると、国道7号線の交通量が減ってしまい、立地的には死活問題になりそう。

もしかすると、祭り・市自体は、IC近くの大館能代空港の道の駅の方に移して存続はするでしょうが、世界一の大太鼓とのコラボがしにくくなるだろうと思います。すると魅力も半減してしまいそうなので…一抹の不安が残ります。

後、バタもっちに会えないのがとても残念でした。こういう時に稼働しないと…公認キャラクターの意義がないですよね。そりゃ、汚れるだろうけど。

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