小坂町で毎年6月の第2土曜日・日曜日で開催されるアカシアまつり。今年で36回目を迎えました。
おまつりの名前の由来になったアカシアの木は小坂町の町の木にも指定され、町内に約300万本も生えているそうです。通勤路を走っていても、今が花の最盛期ですが、杉の木が優勢な北秋田市なのでちょっとまばらです。
しかし、鷹巣IC~小坂北ICまで高速を走り、小坂町に入ると植生がガラッと変わり、アカシアの白い花の濃度がグッと上がります。正に町のシンボルですね。
とは言え、事前に或る程度ネットでプログラムとか催し物の情報が入る世の中ですが、アカシアまつりについてはあまり見ることができませんでした。実際着いてからのお楽しみでしたね。
たくさんの露店
会場に入ると目に飛び込んでくるのは、とにかくバラエティ豊かな出店の数々です。地元の商店・居酒屋・雑貨屋だったり、よく見る佐世保バーガーのお店だったり、実に様々でした。
後、ウチの両親にもお願いされてきたのですが、やはりはちみつの売店もたくさんありました。アカシアだけでなく、さくらんぼ・そばなど色んな種類のはちみつの存在にも驚かされました。
こちらはフクロウに因んだ雑貨を販売しているお店。鳥の羽を使って作ったピアスとか、フクロウ柄のバッグもかわいいのですが、本物まで見られるというおまけつき!触ることはできませんが、間近で見て写真も撮ることができました。観覧料はお気持ちで…
今日のお土産。実際食べたらまた紹介します!
乗り物体験
こちらはフジモトさんのショベルカーの体験コーナー。
大小サイズのショベルカーでボール運びの体験ができました。係員さんが一緒に乗って手取り足取り操作を教えてくれるので、子供でも十分安全に動かすことができます。
これは今期2回目ですが、それだけ色んなお祭りで見かけます。毎回来てるな…とか思われていたりして。
こちらは陸上自衛隊の大館出張所の体験コーナー。これで今年3回目の乗車です。先日の肉博の時の広報部の方と再びお会いするという縁もあり…またホームページに載せてもらえるかな。
観光トロッコ
廃線になった小坂鉱山鉄道を利用したアトラクションです。
小坂レールパーク手前【花園町駅】から小坂鉱山事務所手前【永楽町駅】までの約400mを1往復、随時運行します。料金は大人300円・子供(小学生)200円。
乗車受付後、電車の到着を待って乗り込みます。席は自由席。運行中は車掌さんにより沿線沿いの建物や、小坂町についての解説を聞くことができます。貴重な明治時代の景観を多く残す町ですが、それに纏わる歴史も多数残っており、思わず聞き入ってしまいました。
電車が走っている間にも、沿線を歩いている方や横断待ちの方が子供たちに手を振ってくれたり、緑いっぱいの風景が移り変わっていく様を見ていたりととても楽しい体験でした。
ステージショー
本部前・特設ステージでは10時前後から16時くらいまで随時イベントが行われます。
ウチの子供向けにはビートファイターAceショーかなと思い、10時30分には着席しましたが、気が付いたら結構な人だかりができていました。やはり子供連れが多かったですが、中でもAce Tシャツを着ていたり、帽子にピンバッジを付けている子供たちもいて、人気の高さがうかがえました。
超人ネイガーがいるから頑張ってもメジャーになれないとかいう自虐をTwitterで見つけてしまいましたが、中々の躍動感・クオリティで、下の娘はしっかり入り込んでいました。ストーリー・設定・構成もしっかり練られていて約30分のロングランでしたが、最後まで楽しんでみることができました。
街歩きも楽しい小坂町
おまつり主会場は小坂中央公園ですが、連携して近隣の施設でも様々な催し物が行われていました。ほんの一例を挙げると以下の通りですが、2日のうちで単日のみの企画もあります。
- 康楽館 … 常打芝居
- レールパーク … ガイド付き見学会(有料)
- 鉱山事務所 … 案内人による無料ガイド
- 温水プール無料開放
今日は小さい子供を連れていたので、自由に歩くのはままなりませんでしたが、次回は奥さんと2人だけでゆっくり来たいなと思います。
人口は5,000人を切る小さな町ですが、明治の雰囲気も残すとにかく街並みがきれいで、歩いているだけでもとても楽しくなる街です。中央公園を起点に徒歩圏内に観光施設がギュっと集合している点も良いですね。1日ガッツリ観光も可能です。
お祭り自体も非常に賑わっていましたが、渋滞で凄く待ち時間があったりワタワタする雰囲気もなく、寧ろのんびりした雰囲気で時間が流れていきました。初夏のおまつりが多い時期ですが、個人的にはファーストチョイスに推したいです。
アクセス(小坂町中央公園)
●住所;
〒017-0201 秋田県鹿角郡小坂町小坂砂森
●北秋田市鷹巣からのアクセス;
以前だと県境までの移動でなかなか足が伸びない地域でしたが、高速道路の開通でかなり楽になりました。小坂北ICで降りて約15分。
●周辺施設;
◆小坂鉄道レールパーク
◆康楽館
◆赤煉瓦倶楽部
◆小坂鉱山事務所
小坂まちづくり株式会社のホームページ内
このあたりが徒歩圏内で、明治100年通りを一回りする形になります。
お祭りはまた来年になりますが、他にも常設の見所・観光施設がありますので小坂町に足を運んでみて下さい。特に明治・大正ロマンが好きな形には垂涎モノと思います!
コメント
コメント一覧 (3件)
[…] 小坂町と言えば、道の駅横にある七滝ワイナリーで造られるワインでも有名です。孫左衛門茶屋でも、多種多数のワインが品揃えされていました。こちらはアカシアまつりの時にお土産で買ってきた今年の新商品・ワイングランド2018です。 […]
[…] アカシア祭りの時には、発祥のお店の奈良岡屋さんでいただきましたが、今度は”とんかつ”をウリにしているお店にチャレンジしようということで、とんかつ栗平さんへお邪魔してきました。 […]
[…] アカシアまつりの時にもいたミミズクさんもいらっしゃいました。相変わらずの看板娘っぷりで、観覧料もしっかり稼いでいましたね。 […]