2013年より始まり今年で7年目を迎えるイベント【クリスマスマーケット in 小坂】が始まりました。11月30日から12月21日まで毎週土曜日に明治100年通りで開催されます。
近代日本のクリスマス発祥の地とされる小坂町のクリスマスマーケットはどんな様子なのか?初日に早速行ってきたので、様子・見どころを紹介します。
ライトアップ
明治100年通りの永楽町側(小坂鉱山事務所がある方)からライトアップがされており、一面青く染まっていました。また、周囲に立っている植木にも電飾が施されており、クリスマスツリーがいくつもある賑やかな雰囲気になっています。
小坂鉱山事務所も電灯・電飾とプロジェクターできれいにライトアップされていて、凄くきれいでした。入り口~螺旋階段~バルコニーまでは無料開放されており、バルコニーからはクリスマスマーケットの全貌を眺めることもできますし、ここからだけのインスタスポットもあります。
ハートのアーチの後ろにはペットボトルのキャンドルシェード。上から見ると…ここから先はご自身で確かめてみましょう!
アトラクション
トラクタートロッコのキラキラ号が随時運行しています。
マーケット前~小坂鉱山事務所の前~敷地内と短い時間ではありますが、会場を一回りしています。まずはこれに乗って、イベント会場の様子を眺めるのが良さそうでした。
ただ、1度に乗れる人数が6人までなので運が悪いと長い待ち時間を覚悟しないといけないかもしれません。
ステージイベント
旧聖園マリア園「天使館」を会場に、ステージイベントが毎日開かれます。
ステージイベントは以下の様になります。この日は地元の音楽教室に通う子たちの日頃の練習の成果の披露でしたね。やはり、最終日がフィナーレということもあり、ボリュームある内容になってそうです。
- 11月30日…かおる音楽教室
- 12月7日 …おはなしボックス
- 12月14日…大館ウィンドアンサンブル
- 12月21日…マーブルコーラス&かおる音楽教室
午後5時にはすっかり暗くなってしまう中、外は既に凄く寒いですが、これから日が進むにつれ更に寒くなって来るとは思いますが、会場の中は凄く暖かいです。ライトアップやマーケットを楽しみながら、体が冷えてしまったらちょっと一休みにも良いかもしれません。
マーケット
手造り雑貨
手造りのクリスマスに因んだ雑貨やオーナメントもリーズナブルな値段で買うことができます。ワンコインからでえるので、ついつい手に取ってしまいます。しかし、ウチには昨年買ったり、幼稚園や児童館で子供たちの作って来るツリーで溢れつつあるので、見送ることになってしまいました。
アカシアまつりの時にもいたミミズクさんもいらっしゃいました。相変わらずの看板娘っぷりで、観覧料もしっかり稼いでいましたね。
地元グルメ①七滝ワイナリー
七滝ワイナリーでは、ワインの試飲・ホットワイン・ドイツの黒ビールのホットビールを販売していました。私は運転があるので、飲むことはかないませんでしたが、クリスマスボジョレーを1本購入。丁度AAB(秋田朝日放送)の取材の為に淹れたてのビールを作っていましたが、買おうとしたら思いがけずそのまま貰えることに。
ただ、代償としてそのままAABのインタビューを受けてしまっていました。私は取り合えず退散。不精して連休の2日間髭を伸ばしっぱなしだったのもあり、とても映れるものではありません。
地元グルメ②ドイツ風ソーセージカリーブルスト
ポークランドグループさんのお店では十和田高原桃豚で作ったドイツ風ソーセージが販売されています。ポトフ(500円)・焼きソーセージ(1本350円)に並んで販売されていたのは、カリーブルスト(1本350円)でした。
焼いたソーセージにケチャップとカレー粉を塗したドイツの代表的なファーストフードです。ソーセージ自体の旨味が違うので、どの様な食べ方でも美味しくいただけます。
地元グルメ③ポトフ
マーケットのテントにはあまりお店の名前が書いていないので、店名は分かりませんでしたが、じっくり煮込まれたポトフが1杯300円でした。ジャガイモはまるっと1個分、たっぷりのキャベツの甘みもあり、冷え込んでくる時間にも嬉しい温かいお料理です。
地元グルメ④あかしあドーナツ
あんこ入り・1個120円(プレーンは100円)。
アカシア蜂蜜が練り込まれたドーナツの揚げたてが食べられます。プレーン・白あん・粒あんと3種類ありますが、プレーンは早々に売り切れていたようです。寒いと体温を維持するだけで体内のエネルギーを使っちゃうので、ドーナツの甘味は凄く体にしみわたりました。
小坂町が日本のクリスマス先駆けである理由
1873(明治6)年に小坂鉱山に赴任した、ドイツ人の技術師/クルト・アドルフ・ネットーが近隣の住人も交えて小坂町でクリスマスを行ったのが、日本で初めてと言われています。その為、小坂町が近代日本におけるクリスマス発祥の地とされています。
東京や大阪から赴任してきた鉱山職員によって都会の流行がいち早く持ち込まれ、秋田県内においても電力普及が最も早く行われるなど、常に最先端を走っていた町ですが、こういう分野でも流行の先を走っていたのは凄いですね。
因みに2013年からこのイベントが始まったのは、クルト・ネット―が小坂町でクリスマスマーケットを開きたかったという願いを現代で実現したものです。
まとめ
【クリスマスマーケット in 小坂】の初日の様子を紹介してみました。
子供連れの家族、カップル、中学生くらいの子供たち同士で…と色んな方々ですごく賑わっていました。この時は雪はうっすらでしたが、これから少しずつ降り積もっていけばもっとキレイに見えそうです。
ただ、来訪の際の注意点として…
- ウチもではありますが小さな子供が多いので、温かい汁ものや飲み物を持っている時は腰当りの高さに注意を払いましょう
- 夕方~夜にかけてのイベントなので冷え込みが厳しいです。十分な防寒で風邪をひかないようにしましょう
- 冷え込みに関連して、路面凍結も考えられます。滑らない靴を履く、安全運転で行き来しましょう
4歳の娘はよほど楽しかったようで、また行くと言ってききません。私の休みの都合もあるので、機会を作れるかどうかは分かりませんが、14日・21日だけで帰るケーキ菓子もあるようなので、何とか都合をつけたいですね。
開催情報・アクセス
●開催日;
2019年は11月30日~12月21日の毎週土曜日
●開催時間;
17:00~19:30
●会場;明治百年通り
〒017-0202 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山
駐車場有り;
小坂鉱山事務所側・野球場側と十分な台数が停められます。案内板は特に見当たりませんでしたが、案内してくれる方々がいらっしゃいます。
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 先日のクリスマスマーケットの帰りに寄ってみました。温かい飲み物や食べ物を食べながら見ていたとは言え、体は冷えています。この時期にはやっぱり温かいラーメンが恋しくなりますね。 […]
[…] 先日の小坂町クリスマスマーケットで手に入れていた、七滝ワイナリーのクリスマスボジョレー・赤です。山葡萄種のワイングランドをボジョレーと同じ方式で醸したワインで、辛口・軽めの飲み口でした。 […]