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びびた
画像は”ToonMe”でやってみた
秋田県北部出身。
大学進学を機に南東北で10年弱過ごし、地元に帰ってきました。
日々の出来事、地域のグルメ・イベント・スポット情報など書き綴っています。
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食べ物関連のウェイトが大きくなったので、少しカテゴリー構成を見直しています。

【天空の棚田】営農=暮らしと美しい風景の融合|北秋田市阿仁戸鳥内

今でこそ”北秋田市”として一括りになっていますが、元々は別々の4町が1つになったもの。

実は、旧・鷹巣町のところはともかくも、他の旧町の地域のことは正直分からなかったりします。それを見て歩いて記事にしたいところですが、特にここ2年間、単身赴任生活を始めてからは、それ以外の地域にはなかなか行くことができておりません。

幸い、小学校に上がったばかりの娘はともかくも、上の息子たちは手が掛からなくなってきましたので・・・

パンフレットに乗っているような著名な観光地だけではなく、素敵なスポットがその地域ごとにあるので、少しでも時間を見つけて自分の目で見て歩きたいなと考えております。

と、先日久しぶりの平日休み(基本は休み=資料作りが捗る日)で、午前中が空いたので、昨年から気になっていたスポットに行ってみました。

それが、北秋田市(旧・阿仁町)戸鳥内にある天空の棚田です。

こちらは秋田県が認証する【守りたい秋田の里地里山50】にも認定されています。

 

目次

”守りたい秋田の里地里山50”とは?

旧・森吉町内の”森のテラス”がある上羽立も認定されている地域

秋田県が平成27年(2015年)から認定を始めました。

  1. 住民が主体となって優れた景観を維持管理している
  2. 自然・文化・歴史・人など多様な地域資源を活用している
  3. 環境保全・交流活動等にも取り組んでいる

との活動を通じて、農山村の農地が有する多面的機能を県民共有の財産として次世代に引き継ぐ取り組みを行っている地域のことを指します。

認定条件として・・・

  1. 地形勾配が概ね1/20以上の急峻な農地を含み、営農が一体的な1ha以上の広がりがあり、維持管理が行き届いていること
  2. 地域住民が参加する景観・環境を保全する活動や、地域資源を活かした交流活動などに取り組んでいるか、または予定していること。
  3. 1及び2に準じる地域として当該市町村長が特に認める地域

ことが挙げられます。

「守りたい秋田の里地里山50」令和4年度パンフ.pdfより引用させていただきました)

ちなみに”50”という数値は、50地点選抜ではなく、このような活動を行っている地域が将来的に50地点以上になるようにと願いを込めてつけられた数値であり、令和4年度パンフレットには52地点が登録されています。

 

”天空の棚田”へ

鷹巣から阿仁町へ入り、【道の駅あに】過ぎたあたりを左折、【打当温泉 マタギの湯】・【くまくま園】方面へ向かいます。

秋田内陸線・奥阿仁駅を過ぎたあたり、バター餅の看板がある小さな商店や森吉山の戸鳥内登山口の看板が見えるところに、天空の棚田への看板もあります。

ここまで約1時間。やはり北秋田市は広い。

麓には秋北バスの停留所もあります。

看板横の道路をゆっくりと登っていきます。道路は、農業用車両用で注意が必要。所々ガードレールが破損していたり、決して広い道幅でもないので、慎重に進んでいかないといけません。

道程にして約1km、ちょっと準備すれば歩いても登っていける距離ではあります。

そんなところで、”天空の棚田”の看板を発見。

戸鳥内の農業の歴史を紐解きながら眺める棚田の風景もまた一興。看板の近くに、ステージ上の板張りの展望スペースがあるので、そこに上って撮影してみました。

 

見ごろの時期・時間帯は?

パノラマが写真としては良いですが、ブログ・スマホサイトだと魅力が伝わらないなぁ・・・ 

来訪時は、7月初旬の晴れた午前中。稲も青々と生えてきているタイミングで、田んぼも一面の緑に染まっています。

他地域では早くも猛暑が話題になっていますが、雨と低温が続いた6月後半とは打って変わって、晴れの日が多くなり、暑さも例年並みと感じる今日この頃。生育は順調に進んでいると思います。

看板に至る坂の途中、別アングルからだとより棚田の段々が分かりやすい。こういうのはスマホ写真だけでは伝わらないので、是非現地で自分の目で見て欲しいなと思います。

 

そして・・・あくまでも個人的な田んぼの風景の見頃の時期を2つ挙げておきます。

①田んぼに水を張ったばかり~田植え直後

学校の近くで撮影した写真です

上の写真は平地の田んぼですが、広く田んぼが広がっている地域では、5月くらい・水を張った直後の風景が非常に美しいです。

太陽が反射して水が輝いていたり、その光る湖のような中を車で走る感覚、また夜に月が水に浮かぶ風景など、この時期が個人的には一番好きです。

平地の田んぼでも十分綺麗ですが、棚田が織りなす風景はまた違った魅力が感じられそうです。

②稲刈り直前

もう一つは、やはり収穫前の黄金色の田んぼの風景は外せませんよね!

昨年からTwitterやInstagramで目にする機会が増えてまいりました。私が戸鳥内の棚田を知る切っ掛けにもなりました。

水張りの時期は今期は見ることができませんが、稲刈り前の黄金の田んぼは是非見に行きたいと思います。

 

ただ、この時期は両方とも”農繁期”に当たる時期でもあります。

当然、田んぼへの道路も農業用車両の往来が活発になると思いますので、事故や作業の妨げにならないよう、注意して楽しみたいですね。

 

所在地・アクセス

営業時間
定休日
電話番号
住所住所:〒018-4733 秋田県北秋田市阿仁戸鳥内

交通手段
(バス)
秋北バス~比立内・打当⇔北秋田市民病院(土日祝日運休
・戸鳥内  7:45分発 → 市民病院9:13着
・市民病院 12:40発 → 戸鳥内14:13着
 *時刻は2022年7月時点のものです。

通院用のバスと言う感じもあり、2022年夏の時刻表上は1日1往復のみの運用なので、観光目的であれば他の交通手段を検討。
交通手段(電車)秋田内陸縦貫鉄道を利用-奥阿仁駅から徒歩約40分(2.8km)
ウェブサイト

 

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