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びびた
画像は”ToonMe”でやってみた
秋田県北部出身。
大学進学を機に南東北で10年弱過ごし、地元に帰ってきました。
日々の出来事、地域のグルメ・イベント・スポット情報など書き綴っています。
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食べ物関連のウェイトが大きくなったので、少しカテゴリー構成を見直しています。

近くで見て学んで正しくクマの生態を知ろう!【くまくま園】|北秋田市阿仁

くまくま園

秋田犬関連の施設ばかり紹介していたので…今回は熊に出会える場所の紹介。北秋田市と仙北市の境目・阿仁打当地区に熊牧場・くまくま園があります。

当施設は1990年に阿仁熊牧場としてオープン、2014年にくまくま園としてリニューアルオープンし、より整備された施設に生まれ変わりました。

北秋田市の中でも阿仁地区は特にマタギとの関係が深い地域で、この地にクマに因んだ見学施設があるのは必然かと思います。長い冬も明け、GWとともにオープンしましたので、次男の幼稚園の遠足以来の訪問をしてきました。

 

目次

入場

くまくま園

正門から入るとすぐ入場受付があります。

  • 大人(高校生以上):700円
  • 小人(小中学生) :200円
  • 未就学児 :無料

と比較的リーズナブルで、小人についてはエサが無料で付いてきます。

 

熊のおやつ

大人でも餌をあげたい方は別途購入になります。種類は大小の2種類になります。小さいものは200円・大きいものはたくさん入って1,000円です。

園内には餌やりスポットが3つありますが、その前でも無人販売コーナーがあるので、足りなくなったら途中で補充することも可能です。

 

ツキノワグマ放牧コーナー

くまくま園

園内には、日本に生息する2種類のクマ(ツキノワグマ・ヒグマ)がいますが、まとまってたくさん見られたり、食べ物をあげたりできるのはツキノワグマです。

ツキノワグマのコーナーは3つに分かれており、それぞれオス・メス・若熊の区分になっています。

 

ツキノワグマ

エサをもらえるのを知っているので、人間が来るとしっかりアピールする姿が非常にかわいいです。ただ、動物園のサルのようにうまくキャッチできるコは稀なので、ほとんどは下に落として他のクマに取られる感じでしたね。

 

ツキノワグマメス

こちらはメス舎にいる片手がないのりちゃんというクマです。

片腕が無くなった経緯は館内にある絵本で知ることができます。

くまくま園 のりちゃん物語

野生では生きていくことができないので、当園で保護されるようになったのですが、元気に歩いていました。園内の順路でもパネルになって紹介されているので、ゆったり眺めてみて下さい。

 

ヒグマ舎

くまくま園 ひぐま

背中が痒かったらしく、立木にこすりつけていました

本来、本州にはヒグマはいませんが、こちらの園では17頭のヒグマを(運が良ければ)間近で見ることもできます。

ツキノワグマよりもかなり広い空間にはいますが、2頭以上一緒に入れておくとケンカしたり、雄雌だと繁殖しちゃったりと上手くないので、1頭ずつの展示になります。

実際、噛み傷が原因で1頭のヒグマが最近亡くなっているようです。

餌やりはないので、人間を見てもマイペースに遊んでいるだけですが、近くで見た時の迫力はツキノワグマの比ではありません。

 

実はヒグマ舎の中には、約40cmWarockが隠されています。それを見つけるのも一つの楽しみになっています。

クマを知ろう展

くまくま園 クマを知ろう

餌やり体験などで可愛らしい姿を見るとつい忘れてしまいそうですが、山菜取り時の死亡事故も起こすクマです。基本的には向こうも人間にはむやみに近づくものではありませんが、距離感を間違えたり、本来出会うはずのない街中でも見られるようになってきたこの頃。

十数枚のパネル展示で、正しいクマとの付き合い方・距離感を学ぶことができます。

そろそろクマも冬眠から覚め、雪解けも最終局面。山菜取りやトレッキングで山に入る人も増えてくる時期ですが、今年は不幸な事故が起こらないことを祈りたい。

 

触れ合いコーナー

赤ちゃんクマとのふれあい

今年はくまくま園では1頭の赤ちゃんぐまが誕生しました。

ただいまお名前募集中です!

例年であれば、体調次第ではありますが、赤ちゃんぐまとのふれあいコーナーがあるのですが、基本的には2頭以上・代わる代わる出てきて負担を軽減していますが、今年は1頭だけと言うことで、ふれあい体験は行っていないようです。

ただ、1日2回、11:0014:00にお披露目されるので、この時間に目掛けて来るのが良さそうです。

 

他の動物とのふれあいコーナー(5/2・5/3のみ)

園の真ん中・休憩コーナーは遠足時にはお弁当を食べる場所だったりしますが、今日のところはいろんな動物と触れ合えるコーナーができていました。

 

くまくま園 ケヅメゾウガメ

こちらはケヅメリクガメ。元々常夏の環境で生きている同種には今日の寒さは致命的な感じのため、ジャンバーにくるまれ、背中にホッカイロが貼られていました。

 

ブラックメンフクロウ。ガングロのメンフクロウは初めて見ました。ただ独特の羽の模様…やっぱり苦手だなぁ。こちらは見るだけでした。

 

くまくま園 移動動物園

一番人気はモルモットでした。

かなり抱っこされるのが馴れている子たちで、イスに座ると係員がヒザに乗せてくれるのですが、割と黙って抱っこされているのが印象的でした。

 

まとめ

他にも、Free Wi-fiあり、日替わりイベント、ヒグマ舎見学ツアーなどもあり、長い時間楽しむことができるようになっていました。ここに来るとクマの生態~付き合い方など一通り知ることができます。

個人的にはおススメの来訪時間は、10時~10時半。この位の時間だと、順路に従ってクマを鑑賞、赤ちゃんのお披露目、ヒグマ舎の見学と全てのイベントを網羅することができそうです。

今回は9時半前の来訪でしたが、あいにくの天気で寒かったため、風邪をひきかねず、泣く泣く早めの撤収でした。

後、園内に食堂やフードコートはありませんので、お弁当を持参されるか、近隣の打当温泉・マタギの湯マタギ資料館道の駅あにも食事がてら寄るコースを最初から想定した方が良いと思われます。

私も北秋田市在中とは言え、片道1時間掛かる道程を1つの施設だけで終わらせるのも勿体なく、温泉にいく前提で今回は組み立てています。

 

営業情報・アクセス

●営業時間

9:00~16:00

2019年は4月27日~11月4日までの開園を予定。

●定休日

不定

●電話番号

0186-84-2626

●住所

〒018-4731 秋田県北秋田市阿仁打当字陣場1−39

●北秋田市・鷹巣からの目安

駐車場もそれなりにあるので車での来訪がおススメ。

高速道路使用の場合・鷹巣ICから105号線経由で約1時間。

秋田内陸縦貫鉄道利用の場合・阿仁マタギ駅から送迎も出ているようです。

*予約は打当温泉マタギの湯(℡0186-84-2612)へ。

 

●ホームページ

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