昨年はあまり行けなかった温泉巡りも再開していこうと思っています。
今年初の温泉は、大館市十二所の大滝温泉郷に含まれる施設【湯夢湯夢の湯】に行ってきました。
温泉を含む施設群【湯夢湯夢の里】は、1988~1989年に行われた【ふるさと創生事業】で各市町村に配られた1億円を元手に整備されたものですが、
大滝温泉郷は、歴史を辿れば約1,600年前まで遡ります。
元々は「鶴の湯」と呼ばれ、傷ついた鶴がその湯で治癒したという伝説から名付けられました。秋田藩主の佐竹公も旧藩時代に湯治場として利用していたとのことです。
と、この伝説はどこかで聞いたと思ったら…五城目の小倉温泉・赤倉山荘などの滑多羅温泉系にも同様のお話が残っていますね。
入浴料金・利用料
入浴料金他は入り口すぐの券売機で買って、カウンターで受付。
ワンオペなのかこの時は受付の方が不在でしたが、その場合は入場券をカウンターに置いておけば通過可能です。
- 大人 :350円
- 小学生:180円
※大人は中学生以上、未就学児は無料になります。
ドライヤーの備え付けはなし、有料(来館時点120円)でレンタルが可能です。
他、お風呂への通路にはシャンプー、石鹸などの備え付けがない旨が貼られていましたが、ボディーソープとリンスインシャンプーはありました。
コインロッカーは100円が必要ですが、鍵を開けると戻ってくる仕様なので実質無料です。
他、休憩所も有料でした。
温泉・泉質
お風呂は、湯温の違う内風呂2種類と露天風呂がありました。
源泉 | 大滝温泉新5号井 |
泉質 | 硫酸塩泉(ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物泉) |
温度 | 源泉 65.5℃ |
浴用の効能 | 一般適応症+きりきず・末梢神経障害・冷え性・うつ・乾燥肌など |
飲用の効能 | |
備考 | 源泉温度が高いため、加水して調整しています。 循環利用や消毒はしていません。 |
鶴の傷を癒したという伝説が共通するように、五城目の小倉温泉や赤倉山荘と同じ泉質ですが、向こうは冷泉、こちらは熱い温泉というのが面白いです。
湯夢湯夢の湯も少しとろみを感じる質感でした。そのためか、浴槽は少し滑るので入る時に注意しましょう。
内風呂は、42~43℃と45~46℃の2つの浴槽に分かれていますが、私の入浴時には熱湯の方に入る方は居ませんでした…。私も入ってみましたが、すぐ出てしまう位のギリッとした熱さでした。
露天風呂は中間の43~44℃の湯温でしたが、冬のせいか内風呂よりも少しぬるめに感じました。
とは言え、内風呂は熱めに感じるので、子供だったらこの位で丁度良いのかもしれません。
男女ともに内風呂からは直接行き来ができず、脱衣所を通っていかないといけません。
妻曰く、
内風呂でみんな外を眺めながら入ってる前を通っていかないといけないから、入りずらかった・・・
・・・らしいです。男湯はそんなことはなかったので気にせず入ることができました。
雪が積もった庭園という趣で、景色を眺めながらゆっくりと楽しませていただきました。自然豊かな立地なので、春夏秋冬様々な景色を楽しむことができそうです。
お湯が熱めということもありますが、とろっとした硫酸塩泉はポカポカ感の持続もすごく、温泉から出た後もしばらく汗が出ていました。
私は冬期間は乾燥肌に悩むのですが、保湿効果も抜群で、この時期にはとても嬉しい泉質でした。
営業情報
営業時間 | 4~10月 6:00~22:00 9~3月 6:00~21:00 |
定休日 | 月2回(第1・第3月曜) |
電話番号 | 0186‐52‐2502 |
住所 | 〒017-0838 秋田県大館市山館中山境2−2 |
駐車場 | 敷地内・15台程度 |
支払方法 | 現金 |
ウェブサイト | http://www.city.odate.akita.jp/dcity/kan-kanri/136-7886.html |
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