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【2021年恵方巻】124年ぶりの事態発生。今年はどうなる?

雑記
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2/3・販売結果についてを追記しました。

今年の節分は・・・なんと!2月2日です。

それをお知らせするのは、テレビで放映される恵方巻のCMです。節分と言えば、いつもの感覚だと2月3日なので…

今年は違うんだよ~!!!

と言うことをしっかりアピールしないと、節分当日に買ってもらえないことが始まりそうなので、日にちが例年と違うことを強調する必要があります。

実に124年ぶりに2月2日になったそうですが、2021年以降は4年に1回・閏年の翌年が2月2日になります。しかも過去を紐解いていくと、2月3日で固定されていた期間が1985年~2020年の間だけであって、過去には2月4日だった年もあるようですね。

そしてその恵方巻ですが、近年何かと話題になりがちなので、現状と今年の傾向をまとめてみました。

 

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イベントとしてはピークを迎えた?

インターネット上で手に入るデータを引用させていただきながらの検証になります。

恵方巻は元々関西の風習でしたが、私が丁度社会人になったあたりから火が付き始めたイベントです。何でこんなに巻き寿司が売れるんだろうと不思議に思いながら働いていたものですが、そこからずっと売り上げ規模は上がり続けました。

そして、地域によってはお盆よりも寿司部門の売上が高くなるところも出てくるなど、どこまで伸びていくんだろう?という期待も出て参りました。

 

ここで、下記に2000年~2019年の節分のお寿司の市場規模の推移を表にまとめてみました。

引用;visualizing.info様恵方巻きをはじめとする「節分の寿司」市場規模推計を実施(2019年)より(https://visualizing.info/mse-setsubun-sushi

上記の表は、恵方巻の売上に絞ったわけではなく、握り寿司・ちらし寿司も含めた寿司全体の売り上げについてまとめられたものであることには注意が必要ですが、スーパーに於いて当日はほぼ8割方巻き寿司の売上が占めるので、強い相関関係があるものとします。

お寿司と言えば、一般的には、イベントや週末に食べたい御馳走みたいな位置付けかと思いますが、意外と日曜日だと売り上げが下がる傾向が見て取れます。

そして、ずっと伸長傾向だった節分のお寿司の市場規模は、2017年をピークに下降線を辿っていることが見受けられます。丁度話題になり始めたタイミングと重なりますが、土日と言うことで売り上げ増を期待して多く発注・製造した結果が裏目に出たのかもしれません。

 

フードロスの代表格のような扱いに

こんな写真がSNSに投稿され、テレビで取り上げられたのが2018年位と記憶しております(もう1年位早かったかもしれません)。丁度下降線に入ったタイミングと合致します。

SNS上でコンビニの恵方巻の廃棄が上記のような写真付きで話題にり、TVニュースでも頻度高く取り上げられました。実際、恵方巻の大量廃棄の写真は結構なインパクトでしたね。

それ以来、節分の前後では同じような投稿・それを引用した報道が繰り返されました。結果、農林水産省からフードロス防止の協力要請がきて、協力に応じた企業に対してはホームページ上で企業名を公表するなど国の機関も動くことになりました。

また、企業側でも、前年並みの製造に留める予約中心の販売に切り替えるサイズを工夫して家庭でも余りが出ないようにするなど、食品ロス防止に努めてきています。廃棄を出すことは営業成績下降に直結するので、企業側でもその辺の努力はされていることは覚えておいて欲しいです。

そして、恵方巻だけが矢鱈とクローズアップされますが、どんな販売イベントでも日常の営業でも多かれ少なかれ食品ロスは発生しています。ヒューマンエラー・製造機器の不調・製造原料の不良など様々な要因はありますが、大きな販売イベントや製造工場程、ロス管理は難しくなってきます。

恵方巻だけを槍玉に挙げるのは、フードロス問題の本質からはかけ離れていると個人的には思っております。

 

変化と最近の傾向

そんな中で今年も恵方巻の時期がやって来ましたが、コロナ禍下での営業になります。これまでと何が変わるのか?昨年との傾向の違いを考えてみました。

お家で豪華に

収入が落ちていない方に限るとは思うのですが、外出や外食をしないから出費が少ないため、お家でちょっと豪華なものを楽しもうという傾向はずっと続いております。例年に比べて、コダワリの強い商品が増えたような気がします。

スーパーの中で一番インパクトのある恵方巻は、今のところイトーヨーカドーさんかなと思います。なんと25種類の具材を一気に巻き込んだという超・極物巻きは、1本4,980円(税抜き)という値段設定はちょっと過去にも記憶がありません。

他にも、具材たっぷり・巻物の50%を超える量感をもつようなご馳走巻き寿司が、各社の予約パンフレットではよく目立ちます。

食べやすいのが一番!

とは言え、全型海苔を1枚使う太巻きだったり、1.5枚以上使う極太海苔巻きは、丸かぶりをすると最後にはボロボロに崩れてしまい、汚いちらし寿司になりがちです。正直、上記の極太巻きはきれいに完食できる未来が想像できません。

カット済み

本来は切らない巻き寿司を丸かぶりするのが恵方巻ですが、ハーフカットのサイズを色々盛り合わせたセットはずっと人気がありますが、とうとう普通のカットしたものを盛り合わせたパックも登場しました。

太巻き → 中巻き

そして、太巻きがメインながらも、約250gの酢飯と具材だと中々小食な方には大変な量なのは否めません。その為、酢飯が130g位の所謂中巻きのジャンルが増えて参りました。

縁起物として改めて見直す

世間で良くないことが起きていると、縁起物や祈り・願いに関連するものが良く売れる傾向があるようです。実際、東日本大震災の後は””の銘の下に、家族で食事を摂る機運が高まって売り上げが伸びたことがあります。

そして現在は”(ゆい)”が注目されています。ソーシャルディスタンスで人との距離が遠くなったり、外食が出来ない中で、お家で食事する機会が増えているためです。

更には、昨年の春先に話題になっていたアマビエも恵方巻と共に露出が増えてくるかもしれません。

鬼と言えば・・・

主人公がこの柄の服を着ている例のアニメ・マンガを絡めて来る企業が結構ありますね。著作権やらの問題で、中々ストレートに使用するのは難しいのですが、POPや売り場の敷物などでアピールに使用するお店は出てきそうですね。

ローソンさんは鬼滅の刃全推しで商品を作っておりました・・・。

まとめ

今回は恵方巻2021年の傾向と対策をまとめてみました。

  • イベントとしてはピークを迎えた企画…かもしれない
  • コロナ禍の中で、縁起物としても再注目
  • 年々トレンドを取り入れながら進化していく商品

そして、最後に食品ロスの問題としては、以下の記事が恵方巻にまつわる背景を網羅してまとめてくれているので是非一読を。

これを読んでいただければ、先述の”恵方巻だけを槍玉に挙げるのは、フードロス問題の本質からはかけ離れている”という部分を理解いただけるかなと思います。

今年の節分は一体どのような着地になるのか・・・上手に過不足なく売り込みたいものですね。

 

追記:販売結果

結論から申し上げますと、全国的に売れ行きが良すぎて、早い時間に品切れになるケースが多かったようです。

Twitterのトレンドワードに売り切れが上がったり、恵方巻難民という言葉まで登場してくる始末。

ここ2年間のネガティブキャンペーン的な報道は一体何だったのか。強いて違うことと言えば、例年よりも良くも悪くも事前の報道が少なかったこと、コロナ禍の中でのおうちご飯が薦められたことは挙げられますが、正直な要因は分かりません。

この辺の匙加減は本当に難しく、終わった後も結果論でしか語ることが出来ません。取り敢えず、一番叩かれる原因となるフードロスは例年よりも少なかったことは確かです。

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