先日北秋田市の自宅に帰って来た時のこと。
妻が仕事の時に目に入った新聞記事で、十和田湖でプロジェクトマッピングみたいなのやってるのを教えてくれたました。早速検索してみると…色々情報が出て参りました。
恒例の十和田冬物語が今年は(?)趣向を変えてスタートしているようでした。
プロデュースはFeStA LuCe(フェスタ・ルーチェ)。2017年より開催されている光の祭典で、秋田県・青森県にまたがる十和田湖伝説をモチーフに、十和田神社・乙女の像を中心に約1kmの道程を光で彩っています。
開催期間は令和2年11月18日~令和3年1月31日まで。
開園時間は17:00~21:00(受付は20:30まで)。
以前の雪像を中心としたフェスタも楽しかったですが、夜・光・雪の取り合わせは想像だけでもハズレがあるわけがなく、是非見てみたいと思いました。
ただ不安が1つ2つ…
北秋田市からだと十和田湖に辿り着くまでには峠を越えないといけません。
冬が本格化して雪が降り積もったり、路面が凍り付いてからだと怖いので、そうならない内に見ておこうということで即日決行。以前3月の春休み位に、青森空港から十和田市へ入り、奥入瀬を抜けて走った時に中々怖い目にあっているので慎重にならざるを得ません。
北秋田市鷹巣からの道程
目的地は十和田神社、または十和田湖で設定します。
住所:〒034-0301 青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486
概ね北秋田市鷹巣からは70km・雪が無い状態で約1時間半くらいの道程になります。主なルートは2つ。
それぞれに寄り道スポットがあったり、見所もあるのでお好みでルートを選択しましょう。
休屋周辺まで峠を下って来ると湖畔に光が並んでいるのが遠目からも見えるので、期待に胸を膨らませて残りの道のりを進んでいきます。
入場
近くの駐車場に車を置いて会場へ向かいます。神社の近くまで来ると、竜神伝説もある有数のパワースポットでもある十和田神社が様々な光で彩られているのが分かってきます。
鳥居の手前で入場券購入・受付を済ませます。
散策
●”生”の光
動物たちが模られたゲートをくぐり、森の中へ迷い込みます。
●風の光
動きのある光が降りてくる様は、まるで雨のようでした。
●魂の光
神社の鳥居をくぐり階段を上がると、七色に変化する御堂がありました。色それぞれで雰囲気が変わりますし、スケールの大きさに圧倒されてしまいます。
●気の光
御堂を後にして、森を更に進みます。
一番暗いスポットですが、ラメが散りばめられたようなプロジェクションで宇宙に居るかのような錯覚に陥ってしまいます。
●主の光
乙女の像近くになると一旦クライマックスへ。スモークと光の競演が凄いです。
こんな感じでゾーンが変わると演出もガラっと変わり、その移り変わりが非常に楽しいです。そして、其々に十和田湖に伝わる伝説をもとに演出がなされているとのこと。スマホの写真だと半分も美しさが伝わらないので、実際に見てみると全く違う印象を受けると思います。
私たちは何も知らずに行っても、十分演出に圧倒されて感動できましたが、十和田湖伝説を学んだ上で見て回るともっと楽しいでしょうね。
http://towadako.or.jp/rekishi-densetsu/towadako-densetsu/
あコチラのページ内にYOU TUBEでダイジェストが紹介されています。十和田湖・田沢湖・八郎潟の3つの湖にまつわる壮大な物語。出発前に是非見てみて下さい。
周辺グルメ
神社周辺では煌々とお店の灯りが付いていて、温かい食事をすることができます。また、テントで出店を出しているところもあり、軽くつまむ程度の軽食を買うことも可能です。
コチラは高砂屋さん。
以前の秋田見聞録で伺った際は十和田バラ焼きを食べさせて貰いましたが、今回は門前団子を1本買って妻とシェア。本格的なご飯前だったので、ごくごくつまむ程度に抑えておきます。
1本350円(税込)。
大きな3粒の団子に味噌付けたんぽのような甘い味噌が塗られていました。アクセントを加えるのはえごま。ちょっと味噌から顔を出して来る粒々食感が恐らくそれでしょう。団子も温かいですし、甘い味付けも冷えた体には嬉しいです。
個人的には後ろの看板に書いていたグリューワインが気になって仕方ありませんでした。運転さえなければなぁ・・・。
まとめ
十和田湖(青森県側)で開催中の【カミのすむ山 光の冬物語】へ行ってきました。
- スケールと演出で圧倒される光の祭典
- 十和田湖伝説の事前学習で更に楽しめる
- 寒さ対策必須・冬道の運転はくれぐれもお気をつけて…
以前行った雪像の時は昼と言うこともありましたが、夜の十和田湖、そして壮大な光の物語ということで全く違う楽しみや美しさがありました。
この日は、時折雨か雪がぱらつき傘が手放せない状態。11月下旬に差し掛かったところとは言え、やはり湖畔の寒さはちょっと違います。そして遊歩道はまだ良いですが、土の露出した道はグチャグチャな部分もありました。十分に防寒・足元の防水対策は行って散策に臨みましょう。
そして、散策で冷え切った体に温かい温泉やホットワイン…近隣のホテルに泊まりながら見に来るのがベストに感じます。何時かタイミングと経済面が合えば!と思います。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 先日の十和田湖で光の冬物語を見た帰り道。 […]