【伊勢屋 大昌園】焼肉屋さんで食べるご当地ラーメン｜小坂町栗平

先日の十和田湖で光の冬物語を見た帰り道。

本当にイベントを楽しむなら、十和田湖畔で開いているご飯屋さんで食べるのが良かったのでしょうが、しっかり食べると眠くなってしまう私のこと。早めに大館か小坂まで戻って晩御飯を食べることにしました。

暫く小坂町のご当地ラーメンも食べていないので、折角だからということで行ったことのないお店に。

今回は【伊勢家 大昌園】さんに伺いました。

前回のとんかつ栗平さんのお隣さんです。駐車場はお店の前にありますが、境界線がないのでどこまで栗平さんで大昌園さんなのか…ちょっと迷いながらも車を停めて入店。

　

座席・メニューなど

本職？は焼肉屋さんですが、、、

という最初の質問を投げかけられました。子供たち的にもラーメンの頭だったので、ナシでという旨を伝えるとどこの席でも普通のテーブルのままのセッティングでキープされます。

座席はテーブル席が中心です。小上りの座敷席も４席もあるので、小さい子ども連れでも安心です。他宴会用のお部屋もあるようです。焼肉屋さんなので、かなり座席数は多いです。

　

実食

醤油ラーメン・塩ラーメン

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１杯６１０円（税込み）。

基本メニューはごくごくオーソドックスな内容です。

メンマ・チャーシュー・ネギ・ナルトに加えてお麩入りで、昔ながらの家庭的な造りでした。麺は加水有りの中太麺です。スープは動物系＋野菜のアッサリしたもので、それ程特徴的なものではないかなと思います。

たたら麺

１杯７００円（税込）。

と言ったところで、唐突に衝撃的なラーメンが登場。醤油ラーメンベースですが、麺の上に掛かっているのは…赤唐辛子の粉末です。確かにメニューにも書いてはいましたし、辛い物を食べたい妻が増量を頼んだのもあって凄い量ですが、パッと見で本当に食べられるかどうかが心配になります。

麺を掬い上げても唐辛子の粒々が大量に付いてきます。

・・・が！

これがほとんど辛味を感じないのです。見た目とのギャップに戸惑いますが、その秘密は、韓国産の唐辛子が使われていること。品種の違いもあるでしょうが、寒い所で栽培されたものってそこまで辛くなく、甘味が増すようです。粗挽きのパプリカパウダーが大量に掛かっているようなイメージです。

体を温めるカプサイシンをたくさん摂れるメニューです。

がんばる麺（かつラーメンVer.)

ﾗｰﾒﾝ７００円＋ｶﾂ３００円（税込）。

これまた個性的な名前ですが、にんにく・ごま油入りの濃厚なスープで味はカルビクッパ風の如何にもスタミナが付きそうな感じのメニューです。その上に桃豚の豚カツがドーンと乗せられた非常にボリューミーな一品になってしまいました。

さらに豚カツの下から豚バラ肉がちょろちょろと顔を出してきます。かき玉子は色からも入っているのが分かるのですが、コチラは盲点でした。豚肉も疲労回復に良いので、がんばる麺としてはピッタリの具材です。

にんにく・ごま油の風味は香る位で、卵が上手く味を丸めて整えてくれている感じですね。誰かと会う前に食べても大丈夫な位のにんにくの量だと思います。

豚カツは脂ぎっておらず、重厚なスープと合わさってもOK。柔らかくてサクサク食べ進めることができました。

　　

まとめ

小坂町小坂鉱山栗平の【伊勢家 大昌園】さんに行ってきました。

と言うことで、焼肉屋さんながら豊富な食事メニューも、夜は居酒屋的にも利用されているという凄い幅で営業されています。今回のラーメンを食べてみて、オーソドックスなメニューよりも、ん？と思うような名前のメニューを選んだ方が、新しい出会いがあって面白いかもしれません。

今度は焼肉を是非食べてみたいと思います。ごちそうさまでした。