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びびた
画像は”ToonMe”でやってみた
秋田県北部出身。
大学進学を機に南東北で10年弱過ごし、地元に帰ってきました。
日々の出来事、地域のグルメ・イベント・スポット情報など書き綴っています。
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食べ物関連のウェイトが大きくなったので、少しカテゴリー構成を見直しています。

【清鷹(せいよう)小】統合校の名前が正式決定!

国道285号線に入るべく、鷹巣から米内沢~上小阿仁村方面へバイパスを南下すると、旧・鷹巣南中学校の改修工事が進んでいる様子を見ることができます。昨年、鷹巣中央小学校の校舎へ入る形で鷹巣南小学校と統合した2つの小学校の新しい校舎として、令和3年度から使用するための準備を行っています。

立ち入り禁止なので早朝に入り口からパシャリ

以前の記事でも触れていましたが、新校舎へ移るにあたり校名も新たにするべく、委員会が設けられて準備が進められておりました。しかし、一度はおさるべ小学校に決まりかけましたが、そこで異論が噴出。

  • 南小学校の前身の名前の為、南小学校のイメージがより強く出てしまう
  • おさるべ小 → 略称が”さる小”?=印象が良くない
  • 決定の経緯と方法に疑問や不満が多く残る

   

(3)の疑問・不満が残ることについては、予め投票数が計上された用紙が配布されたり、当初より”とある一案推し”の様子が散見されたことで、より不信感が招かれることになった様です。

そこで保護者たちで署名活動を展開、多くの署名を集めて再協議が決定。また、両校の児童たちにアンケートを取ったところ、中央小学校で8割・南小学校では5割の児童ががおさるべ小に反対しているという結果が得られました。

この温度差は一体何だろう?

と疑問には思っていましたが、その後に頂いたメールを拝見して疑問は氷解。そして穿った見方をした自分を反省させられました。

残念ながら不正とも言えませんが、得票率と保護者・児童との間でここまでの乖離が起きているということで、決定に至るまでのプロセスに何かしらバイアスが掛かっていたり、問題があった可能性は否めないと思います。

 

目次

再投票へ

署名を受けて、統合準備委員会に於いては再協議へ。その後の決定までの流れは以下に示す通り。

6月16日に投票用紙を中央小・南小の両学区内にある世帯(1591戸)に配布

⇒6月30日まで投票受付

⇒7月6日に集計

⇒7月13日に最多得票の【清鷹小】に最終案決定。

前回の投票からの大きな変更点は・・・

1世帯=1票ではなく、1人1票であったこと。全年齢が対象になったことにより、実際に通う児童の生の声が反映されやすくなりました(ただ、未就学児にまで付与されていたか?そこは必要ないかもしれません)。

1世帯で1票だと、その家々の力関係にもよって意見が封殺されてしまう可能性(これも穿った見方…だが準備委員会でも独壇場的な雰囲気はあったようです)があるので、満遍なく意見を集めたのは良かったと思います。

そうした行われた投票の結果は・・・?

  

 

結果発表

最終投票結果
順位 候補名 得票数 得票率
1 清鷹小 1532 61.8%
2 おさるべ小 453 18.3%
3 鷹巣中央南 322 13.0%
4 希望なし(委任) 171 6.9%
合計 2478 100.0%

回収率(≒投票率と解釈しておきます)は54.1%

圧倒的な得票率で清鷹小がトップに輝いています

参考までに前回の投票結果を下記に掲載します。

比較:前回の結果
順位 候補名 得票数 得票率
1 おさるべ小 171 21.5%
2 小猿部小 96 12.1%
3 青鷹小 77 9.7%
4 中央南小 60 7.5%
5 北秋田南小 52 6.5%

前回は全投票数は795で投票率は50.5%でした。

この時の選択肢は73案もの数にのぼっていたため、絞り込むのは投票側も難しかったと思います。 

全得票に対する”おさるべ率”は前回約34% → 約18%と半分近くまで下落しました。

総票数が約3倍になっていますが、おさるべ票は最低限・総票数の増加に比例しては伸ばすことが出来なかったので、前回の投票者も別の候補に流れたかもしれません。

 

次の統合は…?

そうして統合準備委員会で最終案が決まると、議会にて承認を得た上で条例を発行し、正式に校名が決定されます。その議会でとある市議会議員さんが投げかけた疑問がコチラ。

再考したことが前例にならないか??

これから先も小・中学校の統廃合が予定されている北秋田市としては、この心配はごもっともだと思います。ただ、今回の事例をしっかり分析・蓄積して次回からの対応に活かして貰えれば、良い前例になっていくと思います。

今回の事例を鑑みて…私が定められるなら…統合後の学校名の基準は以下の3点に置きたいです。

  • 統合前の学校のどこかの成分が濃くならない新規の物
  • 投票権は小学校1年生以上の個人に付与する
  • 選択肢が多い場合は、予備投票→5案以下で決戦投票の流れで

どの様に定めても全員が全員が納得できる結末を迎えることは難しいですが、最低限の基準や方針を前以て示しておくのが最も大切なのではないかと思います。

 

まとめ

旧・鷹巣町の小学校に於いては、2029年度と少し先の未来になりますが、鷹巣小学校・鷹巣東小学校・綴子小学校が統合し、新校舎(場所は未定)へ入る予定があります。更に森吉中・阿仁中の統合が2023年度に予定、前田小・阿仁小・大阿仁小は方向性を模索中ですが、統廃合が進んでいく流れになっています。

今のところ、幸いと言うか何というか・・・

実際に統合されるタイミングには合わずに済みそうですが、投票はすることになりそうです。その際には、今回のような紆余曲折がなく、最大限の方が納得できるプロセスを踏んで、名前が決まっていくことを願います。

●(良いイメージの漢字1文字)+鷹のパターンで今からフォーマット作っておけば揉めにくい気がします。伝統的な地名だったり謂れも惜しいですが、

何もともあれ、あくまでも実際に通う子供ファーストで決めましょう!

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 前回の記事で、私も少々一面的なコメントをしてしまったと反省しております…
    皆から親しまれそうな、いい名前に落ち着いて何よりでした。
    「○鷹」のパターンも、既に橋や高校、高齢者学級などでおなじみですし(昔は「金鷹」という清酒もありました)、違和感ないですね。

    • 実際に起きているは現場にいる方しか分からないので、難しいですね。
      傍目から見るとそんなことも感じ得るということも事実ではありますし。
      ちょっと”〇鷹”パターンは少し人工的な響きにはなりますが、
      一番収まりが良いかと思います。

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