どうせ秋田市内で食べ歩きをするなら、少しでも県北の雰囲気(あくまでも感じだけですが)がするところで食べたいなと思いながら、休日の食事を考えています。
という訳で、今回はコチラへ。
秋田市将軍野南にある、らーめん秋田 ひない軒さんです。
比内地鶏と言っても、本場・大館市の他にも北秋田市をはじめ他の地域でも、ひいては県南でも飼育されているため、県北とは限らないのですが…何となく一番に想起されるのは県北地域だと思います。そんな位のユルイ感覚で動いています。
昼営業のみなので休日にしか伺えないし、いつも通りかかると混んでいるのですが、ようやく初来店を果たすことができました。
メニュー・座席など
注文は券売機式。
メニュー自体はかなり絞られているので、豚肉のチャーシューを食べるか比内地鶏肉を食べるかを迷うくらいですぐ決まってしまいます。いつもの混雑具合を鑑みて、醤油ラーメンほぼ一本で営業されているということで、自ずと期待が膨らみます。
駐車スペースがそれなりに台数を持っていますが、店内は意外と一度に入れるお客さんの数は少ない感じでした。概ね14~16名程度と思われ、座敷席は確認できませんでした。
因みに・・・店内に色々書いてあるボードからもスープの味にこだわりを凄く感じる(店主さんの幼少時の話から始まるストーリーは凄い!)のですが、カウンター席の木材にもこんな謂れがあるようです。
実食・地鶏ラーメン
1杯770円+麺大盛100円(税込)。
ご飯も付けてしまいました。お昼にお腹イッパイ食べて、そのまま微睡に誘われて昼寝して、晩ご飯は野菜のみの極々軽いもので終わらせるのが最近の休日スタイル。正直、糖尿病まっしぐらな感じもしているので改める気はあります。
取り敢えず、目の前の札に記載されているようにスープを味わいます。
う~ん…美味しい!
動物性の旨味としては比内地鶏・親鶏・鰹節・豚肉など、植物性の旨味としてはネギ・生姜などを香辛料として加えつつ、キャベツの芯や玉ネギなどで甘味を加えているようです。ダシ・醤油ともにどちらが強いという訳でもなく、本当に良いバランスで調和がとれていると思います。
絶対的に美味しいのですが、どこか昔懐かしい鶏ダシ中華の風味もしっかり感じられるのが、また良い味を出していました。
麺は細麺のストレート、加水少な目?のやや固め仕上げでした。スープの表面に浮いている鶏油が醤油の塩味を丸くする上に、スープに良く絡んで旨味を加えるので、ストレートで丁度良いと思いました。
そして半分くらい食べたら、味変で特製辛味噌を投入します。
こちらはあくまでもお好みですが、劇的に味が変わるので是非試してほしいと思います。ニラの風味としっかり辛味を付けられた仕上げなので、最初は1さじの半分くらいから調整をしていくのが良いです。
もしギョウザがあれば…ですが、これを付けて食べたいですね。
まとめ
秋田市将軍野南のらーめん 秋田ひない軒に行ってきました。
- 1人当たり予算:700~900円
- こだわり無加調の澄み切ったスープが非常に美味
- 味変には事欠かかないけど、味変するのも惜しい味
鶏を中心に、周りを様々な素材で旨味を補ったスープが本当に最高でした。美味しいんだけど、強すぎずに懐かしい感じもする味なので、定期的に食べたくなるラーメンでした。
ただ、今回は心残りが1コ。
ホルモン煮が品切れで食べることができませんでした。豚ホルモンだけでなく、牛ホルモンも使われているとのことなので、他で食べるものとはまた違った味わいが期待できそうです。次回は早めに伺って絶対に食べようと心に誓うのでした。
ご馳走様でした。
営業情報・アクセス
●営業時間;
10:00~15:00
●定休日;
●電話番号;
018-893-3635
●住所;
〒011-0936 秋田県秋田市将軍野南4丁目5−7
駐車場;7台程度あり。停め方は特殊ですが、1台あたりのは広め
●ウェブサイト;
●支払い;
現金
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