暫く時間が空いてしまいました。
コロナに罹ってからどうにも体調が戻らずに気が付いたら1か月半経とうとしていました。罹る前にはただの風邪だろうと思っていましたが、今は個人差はあろうとも只の風邪ではないと考えを改めました。
それはさて置き、長男が陸上競技(高校でも継続)・次男がテニス部、と奇しくも私自身も中学校で迷った選択肢にそれぞれ嵌っていました。
それぞれに楽しみはあるのですが、同じ中学校の部活とは言えども、結構な違いがあるので、改めてまとめてみました。
基本的に子供がやりたいものを阻むものではありませんが、中学校部活のクラブチーム化という問題もありますので、親の動き・休みの取り方の参考になればと思います。
活動の頻度
練習
ウチの中学校の場合ですが、年間に直すと、練習日の日数はテニスも陸上競技も同じだと思います。
基本的に平日・水木のどちらか、日曜日の週休2日制になります。
ただし、次に述べる項目の頻度が…陸上競技/ソフトテニスに大きな違いがあります。
大会・試合
全員参加の大きな大会(中学校総合体育大会)は、陸上競技もテニスも春・秋(新人戦)の2回で、地区大会で一定の成績を修めると、全県→東北…と進んでいくところまでは同じです。
ただ、陸上競技の短距離ブロックは、総体以外には地区の記録会くらいしか所謂”試合”と呼ぶものはありません。
長距離ブロックだと上記記録会の他にも、長距離サーキット、ロードレース、駅伝…ともう少し記録会・大会が多く設定されています。
しかし、テニスには”練習試合”があったり、地域の大会が考えていた以上に多く開催されています。
部員が少ないと練習試合が組んでもらえないとの話も聞きますが、カップ戦であれば連合チームを組んで団体戦を行うこともあるので、圧倒的にテニスの方が土日の試合は多いです。
移動距離の比較
これは圧倒的にソフトテニス>>>陸上競技です。
陸上競技で長男を連れて行った会場は以下の通り。
- 鷹巣陸上競技場(北秋田市)
- 長根山陸上競技場(大館市)
- 鹿角陸上競技場(鹿角市)
- 秋田県立中央公園(秋田市)
- 新総合運動公園(青森市)
その中でも、秋田県立中央公園が2回ほど、鹿角/青森がそれぞれ1回で、ほとんどが鷹巣・長根山で済んでいました。
もっと強い子であれば、全国持ち回りの会場(今年の全中大会は愛媛県だったりして)へ行くのにもっと遠出しないといけませんが、大体の子たちがこの位で収まるのではないかと思います。
また、全県大会・東北大会などに出場しない子たちは、部活がお休みだったりして、出なくても会場に行く必要がありませんでした(他の中学校は分かりませんが)。
これがテニスだと…半年でこの位の会場で試合・大会を行いました。
- 高館テニスコート(大館市)
- 鹿角総合運動公園(鹿角市)
- 上ノ岱テニスコート(上小阿仁村)
- 落合テニスコート(能代市)
- 大森テニスコート(横手市)
- 大仙市総合公園(大仙市大曲)
練習場所も田代テニスコート・北秋田市の空港緑地のテニスコートと、学校を飛び出して行うケースもあります。
そして、大会・試合は基本全員参加なので、ほぼ毎週どこかに行っている感覚です。
土日に休みが取り易く、出かけるのが好きな家庭には良いですが、サービス業などシフト制の仕事に就いている親には陸上競技よりも負担が大きいかもしれません。
費用関連
初期費用
明細を控えていないので、あくまでも感覚ですが、こちらは概ね同じ位だと思います。
学校によりけりかもしれませんが、チームでバッグ・ユニフォーム・ウィンドブレーカーなどは共通のものを揃えます。
メインで使う試合道具は、高品質・高価格の物を選ぶと天井がないのは同じですが、テニス=ラケット+シューズ、陸上競技=ランニングシューズ+スパイクと、初期で揃えるものだと、若干陸上競技のが費用が掛かる印象。
後は個人で使う帽子、雨具、水筒、クーラーボックス等々ですが、テニス部の方が共通+で用意するものが多い印象です。
合わせるとあまり変わらない感じです。
その他
他にも、北秋田市の家庭ではほぼマストアイテムみたいな、キャンプなどで使う折り畳み式のチェア。
陸上競技では必要ありませんでしたが、テニスの集まりでは皆さん大体持ってきています。
テニスコートには観覧席もありますが、コート割当次第では観覧席がない方で観戦する場合もあり、芝生やコンクリに座るのが嫌であれば、持参した方が良いです。
また、上記の通り移動頻度が多いので、ガソリン代が多くかかり、時には宿泊費用もかかる場合があります。なかなかに朝8時に横手とか、大曲とかはハードです・・・
初心者の取っ付き易さ
これは案外、同じだと思います。
技術的な部分などテニスの方が難しそうですが、練習次第で何とかなっている…ような気がしています。
今は県北地区にもテニス・陸上競技ともにクラブチームがあるので、小学校からやって来たかどうかで、正直、入部時点での差はできています。
ただ、陸上競技は基本的な身体能力がモノを言う割合が多い(と私は考えています)が、テニスの方が練習で技術や試合勘を磨いて埋めていける可能性がありそうなので、そこは子供のやる気次第だと思います。
技術・ルールが複雑な分、テニスの方が覚えることは多いかもしれませんが、先輩や先生たちも指導してくれますし、公式の審判講習もあるので、そこで徐々に覚えていくような感じです。
まとめ
あくまでもウチの中学校の場合ですが…陸上競技・ソフトテニスの活動を比べてみました。
- 費用はほぼ同じ…もしかするとテニスが掛かる?
- 忙しさはソフトテニス>陸上長距離ブロック>陸上短距離ブロック
- 試合・競技会の数も比例する分、観戦の楽しみはテニスが多い感想
ちなみに先日、次男は初の公式戦に出場。
初めての大きな大会で、非公式ながらペアで一勝をあげることができ、同じ中学の先輩にはさすがに歯が立たなかったものの、3戦目もスコアは4-0ながら3ゲームデュースまで縺れると、想像以上にいい勝負をしていた次男のペア。
同じペアの子が上手いので、おんぶに抱っこ感もありますが、これを切っ掛けに覚醒してくれたらいいなと期待しながら応援を続けていきたいと思います。
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