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びびた
画像は”ToonMe”でやってみた
秋田県北部出身。
大学進学を機に南東北で10年弱過ごし、地元に帰ってきました。
日々の出来事、地域のグルメ・イベント・スポット情報など書き綴っています。
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食べ物関連のウェイトが大きくなったので、少しカテゴリー構成を見直しています。

【縄文まつり】世界遺産登録までまだまだ取り組みは続きます|北秋田市

縄文まつり

今年で19回目を数える【北秋田市縄文まつり】が9月14日、伊勢堂岱遺跡・縄文館で行われました。

先日、正式に国から伊勢堂岱遺跡を含む【北海道・北東北の縄文遺跡群】がユネスコへの2020年の世界遺産登録候補として推薦が正式に決まり、一歩前進しました。ここの段階で約10年間止まっていたこともあり、何とか1つのハードルを越えた感があります。

そう言った上昇気流の中で開催されたお祭りに、娘と奥さんと一緒に遊びに言って参りました。

目次

開会式

幸い好天にも恵まれたためか、お祭り自体は10時開始にも関わらず,9時半過ぎには駐車場は8割方埋まっている状態でした。コムコムからもシャトルバスが出ていましたので、ある程度遅い時間に来られる方は利用しないと入れない様な状況でした。

私たちは早めに会場に入ってしまって、何となく勾玉作りの体験コーナーにハマってしまったため、石を磨きながらずっと開会式の様子を見ることに…

開会式には、ジュニアボランティアの子どもたちをはじめ、実行委員会、県議会議員、北秋田市議会議員の方々が勢揃いして世界遺産登録への盛り上がりを感じさせるものでした。本当に熱い想いで活動されているんだな、と羨ましくなりました。

ステージイベント

ステージの先陣を切ったのは、縄文人が着たであろう衣装に身を包んだ唱歌を歌う会の皆さんでした。踊りから始まり、ステージで歌い始めると澄み切った声が響き渡りました。青空の下、きれいに響き渡った声は日ごろの練習の成果を思い起こさせるものでした。

フィンガードラムリズム研究所・理念の主宰者でもあり、全国で演奏を行っている佐伯モリヤスさんの演奏です。

同氏の手前にある壺は実はウドゥと呼ばれる打楽器です。口を塞いだり、壺を指で叩くことで今までに聞いた事のないような不思議な音を紡ぎだしていました。他にもアラブ太鼓のダブルカも演奏されていまして、新しい音に触れることができました。

金田勝年議員も聴いてらっしゃいます・・・

こちらは伊勢堂岱・縄文館の館内で流れているBGMを作った【秋田大学南米民俗音楽サークル La-mia】さんです。

以前館内を見学した際にもBGMの心地良さは感じていましたが、改めて生演奏を聴くことができて、縄文文化と南米音楽の相性の良さに感動しました。夜寝る前とかブログ記事を書いている時のBGMにもピッタリ合いそうなので、CDなど音源があれば欲しいですね。

豊富な体験コーナー

勾玉作り体験

勾玉作りセット…どこで売っているんだろう?とか、この子供は誰だろう?とか思ってはいたものの、最後まで疑問は声に出せず。

紙やすりで削れていく材質の石に、粗々の形を書くと係員が余分な部分をノコギリで削ってくれました。それをセットの中にある3種類の紙やすりでひたすら削り、形を整えていきます。最後は水で洗って仕上げに布で磨いた後、色を塗って終了。早い人だと15分くらいで完成されていましたね。

本当にそれっぽいものが出来てちょっとビックリでした。

 染布コーナー

こちらは用意された手ぬぐい布や、布のカバンに様々な色や形を貼り付けてオリジナル品を作ることができるコーナーです。布染めと言うと難しそうですが、単純にスタンプに色を塗って重ねていくだけなので、子供でも簡単にできました。

ウチの娘の完成品。スタンプの枠がちょっと付いたのが残念ではありますが、結構いい出来だと思いました。係員さんたちが只管褒めてくれるので、何となくノせられて作っちゃいますね。

私たちが行った体験コーナーはいずれも無料でした。この辺も小さな子供を連れて遊びに行く時は嬉しいですね。

食べる

どんぐりクッキー

子ども会育成連合会で行う予定だったようですが、恐らくあまり人が集まらなかったのかもしれません。ウチの次男も行くつもりでしたが、直前でキャンセルしてマイクラへ邁進…。無料体験コーナーになっていました。

こんがり焼けて完成!

ドングリの粉で造ったクッキーは初めて食べましたが、砂糖も入っているためか思った以上にクセがなく食べられました。サクサク感はなく、しっとりとしたカントリーマァム風の味わいです。好みが偏重している娘が完食していました!

イノシシ鍋登場

お昼近くになると会場にイノシシ鍋を積んだハイエースが入ってきました。大鍋で作ったイノシシ鍋を、更に大型の寸胴に移し替えて温め直しです。それを見た方たちですぐに行列が出来て、炊き出しの様相を呈していました。

当然私もコレを目当てに来ているので、並んで待つこと約10分。

具材は、白菜・ネギ・エノキ・豆腐(かなり大切り)・野生のイノシシ肉と盛りだくさん。ベースは味噌味ですが生姜がかなり効いていて、成程生姜の輪切りが豪快にそのまま入っていたりかなり豪快な鍋でした。

臭みは全くなく、豚に比べてちょっと固さは感じられるものの、旨味の凝縮具合が断然上に感じられました。上手く処理するとここまで美味しいものかと、前回どこかで食べた時は期待外れだったため、良い意味で裏切って貰えましたね。

その他物販コーナー

といった様な感じで、ガッツリ食べられる食事処はありませんでしたが、何だかんだでお腹はいっぱいになれます。

 

まとめ

縄文まつりの様子を紹介させていただきました。

2020年の世界遺産登録を目指して活動を続けていらっしゃる関係者の方々には本当に頭が下がる思いです。今回、国内の他の候補地に勝ち、ユネスコへの推薦を取り付けましたが、開会式でも後3つの壁があるよ、とお話されていた通りもここからが正式登録への本当の戦いでもあります。

これまでは、あくまでも日本国内の競争でしたが、今度はICOMOSによる審査が始まります。

ICOMOSの現地調査を受けて、ユネスコの世界遺産センターを通して専門調査に基づく勧告がなされます。その後、更に世界遺産委員会の審議・決議が行われ、漸く世界遺産登録となるわけで。

事前にICOMOSに所属する中国の教授を招いてレクチャーを受けた際には、ジュニアボランティアによる英語でのガイドもあり、大分好印象を持っていただいたようです。

今回は北海道・東北の各地の遺跡群それぞれの地域の頑張りに負けないように、直接何か手伝ったりできないまでも、今回の縄文まつりの様なイベントに参加したりと何かしらできることをしてきたいですね。

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