鷹巣駅からすぐの交差点を左に折れて少し歩くと、特徴的なオレンジ色の建物が見えてきます。
秋田では遅れて放送されたのですが、HTBの番組・おにぎりあたためますかでも紹介されたので、ますます混んでしまうだろうなあ…と思い、しばらく足が遠のいていました。でも、そろそろ落ち着いてきただろうし、夫婦二人だけのランチなら何とか滑り込むことができそうだったので、しばらくぶりに行ってみました。
店内風景
入り口前には、季節の限定メニューの紹介と、お店からの注意事項がありました。
夫婦2人だけで切り盛りされているようで、チェーン店のよりも時間はちょっとかかります。内陸線⇔奥羽本線の乗り継ぎに遅れてしまうと、時間をつぶすのが大変なので、予めお断りを入れるのも親切なのかも。
よもぎそばも美味しそう!冬はゆずきりだったのですが、結局食べることは叶わず仕舞いでした。
店内は、4人掛けのテーブル席が3脚・カウンター4席・それに座敷席があります。コンパクトで落ち着いた空間です。
カウンター席横には、マンガ本や秋田の情報誌がたくさん置いてありますが、なんか私の読むマンガと店主さんたち?の傾向がかなり似ているような気がします。実際に買うか買わないかの違いで、私はスマホアプリで読んで終わりではありますが…
メニュー
夜は居酒屋に変わりますが、お昼はお蕎麦・親子丼がメインになります。昼のメニュー構成は以下のような感じです。
- ランチセット
- 冷たいお蕎麦
- 温かいお蕎麦
ランチセットは、親子丼だったり小鉢付きのお蕎麦のセットで基本的にボリューム満点です。
冷たいお蕎麦・温かいお蕎麦は、かけそば・もりそばなどシンプルなところから天ぷらそばなどちょっとアッパーなメニューまで、合わせて約24種類と選ぶのが大変な位あります。
ちなみに、十割そばも数量限定ではありますが、用意されています。
実食
親子丼と蕎麦のセット
料理は旦那さんが一手に引き受けているため、同時に全て出てくるわけではありません。先に小鉢・サラダが運ばれてきて、後追いでお蕎麦 →親子丼と順番に運ばれてきました。
手打ち蕎麦はやはり食感から全く違いますね!
歯ごたえ・コシがあってちょっと固めにも思えるのですが、しっかり火が通っているのが分かります。ベーグルの生地みたいなしっかり詰まっている感覚でした。
上にトッピングされている三つ葉もですが、柚皮が後味もスッキリさせてくれる良いアクセントでした。
続いて親子丼が運ばれてきたので、漸く三角食いになります。
親子丼の色は普通の感覚よりも茶色く、味が濃そうにみえますが、しょっぱくもなく丁度良い味でした。このトロトロ卵の火の通り加減は、スーパーではとてもとても再現できません。比内地鶏のモモ肉をたっぷり使った、極上の親子丼でした。
汁椀はお味噌汁ではなく、鶏のつくね団子のスープです。
小鉢の中身は、お豆腐に強い粘りを持つ海藻・キバサがけでした。夜メニューには、坊沢の豆富を使ったメニューがありましたので、恐らく同じものを使われているのだと思います。
ちなみに私はレギュラーサイズ1,680円をオーダーしたのですが、お腹ははち切れんばかりになりました。
この他にも、ミニサイズ1,280円・ガッツリサイズ1,980円と各種サイズがありますので、お腹の空き具合で選択できるのが良いですね。
秋田のぶっかけ蕎麦
こちらは1杯1,250円でした。
夜の居酒屋でもそうですが、秋田の食材にこだわっていただいております。上に載っている具材も、桧山納豆・ヤマノイモ・とんぶり・じゅんさいなど、いずれも秋田県北部の名産の物ばかりです。
食後に蕎麦湯が来るので、ぶっ掛け蕎麦ですが麺つゆは全て使わないのが吉かと思います。
まとめ
- 滞在時間 ; 45分くらい
- ランチ予算 ; 1人1,000~2,000円
- 手打ち蕎麦・比内地鶏の他にも、秋田の名産をたっぷり味わえるお店
予算は高め設定ですが、料理1つ1つに掛かっている手間やクォリティを考えると高いとは思いません。それだけの価値がある体験ができます。
鷹巣で美味しいお蕎麦を食べたい時のファーストチョイスはココですね!
アクセス・営業情報
●営業時間
昼・11:30~14:00
夜・17:30~21:30
●定休日
月曜日終日・火曜日昼
●電話番号
0186-62-1305
●住所
〒018-3311 秋田県北秋田市材木町6−41
●近くのお店
不易流行庵こづかさん
コメント
コメント一覧 (3件)
[…] 2011年に鷹巣駅前、現在のいな穂さんのあるところにオープンしました。 […]
[…] 鷹巣駅から銀座商店街を進み、木村精肉店の手前にある小路を左に折れるとすぐ、ワッフルCafeリーフさんの隣が和風レストランよねざわやさんです。そば処 いな穂さんの移転前の看板が残る向かいでもあります。 […]
[…] そばつゆは、いな穂さんや佐久らさんと比べてもアッサリめです。以前はもう少しドッシリした味わいだった気がしますが、所詮は記憶の中の話なので、元からこの位だったかもしれません。動物系のダシではなく、鰹・昆布がベースと思われますが、軽快な味わいです。 […]