北秋田市含む秋田県北部の子育て世代の困りごと…
恐らく、子どもの遊び場の確保が一番の悩みの種ではないかと思います。晴れた日には遊具の充実度はともかく、公園・児童館はそこここにありますので割と問題ありません。
問題は、雨や雪の日のことです。車で移動すればそれなりにありますが、できればもっと身近なところに、入学前の子供が全力で遊べる屋内遊技場が欲しいと思っています。
鷹巣周辺の子供の遊び場
ねまーる広場
北秋田市鷹巣・コムコム内のキッズスペースです。小さい子供用の遊具やおもちゃ、絵本が取り揃えられております。また、親がコムコム内で会合などに参加する場合、予約をすれば係りの方に子供を預けられるという支援も行っています。
係りの方はベテランさんで…利用の際に名前を記帳するのですが、私の名前を覚えていらっしゃる元・鷹巣保育園の先生がいたり。元々プロの方なので、預かりも安心してお願いできます。
ふたついの道の駅
こちらは以前書いた通り。遊具も非常に充実していますが、年齢はちょっと高め。本来は6~12歳以上のものなので、中々目離しが利きません。
また、鷹巣からの距離もちょっとあり、気軽に通える場所にはなりえませんね…。
イオンタウン鷹巣内プレイランド
こちらは基本的には何をするのにも有料なので、毛色が違います。ただ、遊具や遊び方のバリエーションは随一です。
子供1人・30分400円、フリータイム500円、保護者が入る場合はさらに100円が余分に掛かります。
と言った中で、もうちょっと3~6歳の子供が無料で気軽にしっかり遊べる施設がないものかと考えた時に、東京でヒントを見つけてきました。
スーパー:イートインの新しいカタチ
先日の東京出張の折、スーパー見学をしていました。最近できたライフの新店が話題になっていましたので、世田谷区桜新町駅まで移動。後は徒歩で約10分程度(迷わなければ。私は最初に反対方向に歩いていきました)
黒を基調とした外見はきれいです。店内の造りは、単一スーパーとしては秋田県では見ないと思いますが、1階が食料品・2階が雑貨・生活用品(ティッシュなど)という造り。
ただ、その中間・中2階にある店内の休憩スペースに上がって更に驚きでした。
遠目の撮影になってしまいましたが、カフェを思い浮かばせるようなイートインコーナーの奥側は、大きなテレビスクリーンとすべり台。後、子供が転んでも大丈夫なように、マットが敷かれているスペースがありました。
幼稚園から帰ってきた位の子供たちが何人も元気に遊んでおり、近くで親やお爺さんがその様子を座りながら見守るといった感じで活用されていました。
イオンの様な超大型店舗、モールの中のスーパーではなく、単独で運営されているスーパーの中にこういう空間を作ってしまえるライフさんは慧眼だと思います。
ただ、子どもたちが全力で遊ぶので、PCを開いて作業している方にとっては居心地は悪そう…その辺の棲み分け対策はもう一段必要なのかもしれません。
まとめ
歩いている最中、幼稚園・小学生など子供たちをたくさん見かけました。人口が増え続けている東京都と真逆の状況にある秋田県では、企業として重視する客層は違うのは致し方ないです。
秋田県内の単独スーパーのイートイン・休憩所の利用のされ方は、ちょっとお年の召された方のバスやタクシーの待ち時間とか、仲間内の雑談が多いように見受けられます。
それでもまだまだに子供たちはいます。
であれば、もうちょっと買い物ついで、またお昼ご飯ついでに子供だけで本格的に遊ばせて置けるスペースあると、商業施設としての集客力が上がる気がします。
親はもちろん、お爺ちゃんお婆ちゃんも困ったらここに来れば良いような体で。
改めて条件をまとめると…
無料かつ全力で子供が遊べること。
小売業や外食産業も、従業員に対する子育て支援は育児休暇や産休をはじめとする制度の整備や手当などで行われていると思います。が、それに加えて、買い物をされる地域に対する子育て支援も企業のプレゼンスや地域貢献として考えられる…その1つとして遊び場のスペース提供は選択肢になり得るなと。
そんなことを思った店舗視察でした。
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