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びびた
画像は”ToonMe”でやってみた
秋田県北部出身。
大学進学を機に南東北で10年弱過ごし、地元に帰ってきました。
日々の出来事、地域のグルメ・イベント・スポット情報など書き綴っています。
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【食の記念日】実は2つある”きりたんぽ”の記念日

食品小売りのお仕事で、仕掛けの切り口として重要なのが食の記念日だったりします。

暦や土地ごとの風習だったり伝統的な謂れがあるものから、こじ付けのようなもの、またとある企業や団体が業界活性化のために独自に制定するものと様々な種類があります。

先日の”11月11日”は、比較的食にまつわる記念日が多い日でした。

チーズの日は1992年に日本輸入チーズ普及協会チーズ普及協議会が制定。

その謂れは、

日本史上、チーズの製造が確認される最古の記録が700(文武天皇4)年10月に、『酥(そ)』(チーズに近い発酵食品)の製造を命じたことに由来。旧暦10月は現在の11月で、更に覚えやすいように11日に被せたもの、

https://today.jpn.org/a/0691/

と言うことです。

鮭の日は、漢字の右側を分解すると十・一・十・一となるからと言うことだったりしますし、うまい棒、ポッキー・プリッツについては、もろに形状から取られていますね。

目次

記念日”きりたんぽの日”って?

そして秋田県の名物料理の1つでもある”きりたんぽ”も、11月11日が記念日として制定されています。

秋田県鹿角市の【かづのきりたんぽ倶楽部】が制定し、長野県にある【日本記念日協会】が認定・登録したことにより始まりました。

これもポッキー・プリッツなどと同様に、囲炉裏でたんぽを焼いている様子が”1111”に似ていることからこの日に定められました。

この日に合わせて、大館市の鶏めし駅弁で有名な【花善】さんが新商品の冷凍味噌付けたんぽを発売し、話題となりました。

”たんぽ”と”きりたんぽ”の使い分けと起源

そして、前のセクションで”たんぽ”きりたんぽと2通りの名称が出てきたことにお気付きでしょうか…?

意識して使い分けたわけではありませんが、何となく文字として出てきましたね。

結論から言えば”形状の違い”です。

  • たんぽ … 杉などの棒に米を巻き付けて焼き上げた素の形のもの
  • きりたんぽ … たんぽを切り分けたもの

そして、そもそも”たんぽ”の語源はどこから来たかと言うと…

槍の頭などに取り付ける綿などを布で包んだもの(=短穂[たんぽ])に形状が似ている所からと言われています。

そして、その料理としてのルーツも諸説あり、

  • きこり達が山作業の折に残り飯を長い棒に巻き付けて、味噌をつけて焼いて食べた
  • マタギが、食べ残したご飯を、山鳥などの鍋に入れて食べた

上記の2つの説がメジャーな所ですが、いずれにしても残った冷や飯を利用した料理と言う部分で共通しています。

そして、何となく販売・提供に際しても、味噌つけ・鍋はそれぞれ別枠な感じがするので、一概に一方だけにルーツを求めるのではなく、何パターンの食べ方が伝わって混ざって今の分布になったのではないかと思います。

鍋で食べよう

一般的な”きりたんぽ鍋”って?

そして”きりたんぽ鍋”と言えば、大体下記のイメージが一般的かと思います。

  1. 鶏ガラなどでだしを取った醤油ベースの味(できれば比内地鶏
  2. 舞茸・こんにゃく・ねぎ・ごぼうなど具材もたっぷり
  3. 上記の具材が何か抜けても許されるかもしれないが、セリは外せない!

②に関して、【よねや】さんのきりたんぽセットのように、油揚げを入れるところもあるようですが、身の回りでは聞かないので、地域による具材なのかなと思います。

ただし、(*注PDFファイルが開きます)佐竹知事の過去の発言で油揚げについても触れておられるので、県南方面でそうなのかなと思います。

まぁ、この資料については”山田流きりたんぽ鍋”の存在に触れておられるので、この件については後日別枠で記載したいと思います。

因みに、スーパーでセリが欠品状態だと結構ガチでお客様に怒られるので、体感・経験として③に拘りをお持ちの方は多いのではないかと思っています。

派生メニューもいろいろ!

そして、醤油以外のバリエーションを作ることで、よりきりたんぽ業界を活性化させようという活動もあります。

私が知る限りですが…

メニュー名考案団体・企業
カレーきりたんぽ鍋比内支援学校
激辛きりたんぽ鍋斎藤昭一商店*夏季限定
きりたんぽみそ鍋きりたんぽ味噌鍋協議会

この中で個人的に試してみたいのが、みそ鍋ですね。

  • 秋田味噌を使用していること
  • 秋田県産野菜を中心に使用している
  • 秋田県産きのこを中心に使用している
  • 秋田県産豚肉を使用している

ことがみそ鍋成立の条件。

11月30日を”きりたんぽみそ鍋”の日としてプロモーションを行っています。

記念日当日のイベント予定は不透明ですが、SNS上で【きりたんぽみそ鍋】のキャンペーンを行っているようです。

また、実際に食べられるお店としては…

安藤醸造北浦本館【土鍋屋】ポルダー潟の湯【レストランフレボランド】天王温泉くららなどがきりたんぽみそ鍋登録店舗として紹介されています。

まとめ

ちなみにこちらは岩手県八幡平市の【麹屋もとみや】さんのみそたんぽ。秋田だけではないファーストフード

旬の具材を使った寒い時期に食べる【きりたんぽ鍋】って本当に美味しいですし、【味噌付けたんぽ】も年中お手軽に食べられるのが良いです。

ただ、色んな所から聞こえてくるお話で・・・

  1. 事業所の後継者不足
  2. 最盛期は人手不足に悩む
  3. 材料供給も不安定になりつつある…

という問題が年々多くなってきているような気がします。

セリが不足するのは毎年のことになっていますし、今年は夏の大雨比内地鶏が約15,000羽流されてしまう事件も起きています。

鶏肉自体も危うい上、スープに欠かせない鶏ガラや比内地鶏スープもシーズン中を賄えるか不安だという声もあるようです。

また、冬に比べるとお盆を除く夏の需要が低いのも事業として難しいところです。

以前のように季節労働者も気軽に集まるわけではない(そもそも働き手が減っている)ので、如何に安定的に従業員を確保しつつ、夏にも利益を出していくかが難しいところです。

いつまでも残していきたい地域の味ですが、大規模な事業としてはその維持に官民一体で取り組む時期が来ているかもしれません。

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