その道中、道の駅・ひないの向かいに”あった”ラーメン屋さんが、大館の中心部に移転してきていました。
仕事場が秋田市に変わって以来すっかり足が遠のいており、移転したことも知らずにいました。
、先日、マルホンカウボーイのリニューアルオープン(ここのお寿司は高橋旅館さんくらいのインパクトがありますよ!)があり、市場調査に行った際に偶然見つけた次第です。
元々は大館市の長倉町に【十人十色】という店名で営業されており、比内に2017年3月に移転オープンした様ですが、通るたびに車がいつもたくさんで凄く繁盛していました。
当時、夜勤の立ち合いの前に伺おうと思っていても、昼のみの営業で入れずが続いていましたが、再び大館市中心部に移転してきたことで、個人的には伺いやすい環境になりました。
座席数・メニュー
- ラーメン
- ライス(小・中)
- ビール
メニューは定番6種類に期間限定品くらいとあまり多くないのは、移転前と同じですね。
ただし、あまり色々広げたラーメン屋さんで美味しいところにあまり当たったためしがないので、これは寧ろ好感が持てます。
ゆず煮干しなんかは、ガッツリ煮干し系のスープと柑橘類の相性の良さは織り込み済みなので、非常に捨て難く思います。
- カウンター席 :8席
- 4人掛テーブル席:3席
- 4人掛座敷席 :1席
座敷席は1席しかありませんが、お子様連れ優先席としての位置付けにされていました。
以前よりもコンパクトなお店になっていますが、小さな子供連れでも安心ですね。
実食
魚醬ラーメン
初見時はお店の看板・基本メニューを今回はオーダーしました。
1杯680円(税込み)。
麺をすする前にスープだけを味わってみると…複雑な美味しさが口の中に広がりました。
メニューによると、鯵・片口いわし・カキ・イカ・昆布・椎茸でとったスープということでした。魚節の旨味を前面に出したスープは数あれど、カキやイカまで使うところって珍しいですね。ただ、この2つの食材が他では味わえない風味を補完しているのは間違いありません。
ただ、苦手な方も多い魚醬ですが、スープを飲んだ感じではそれ程クセは感じなかったため、苦手な方にも挑戦していただけるのではないかと思います。
具材はチャーシュー・ネギ・メンマに加えて、赤ふのりが載ってきます。魚介の旨味が複雑に絡み合う風味のスープに、更に磯の香りを加えてくれる、非常に良い仕事をしてくれます。
サンマーメン
1杯750円(税込み)
お昼時は少し過ぎていたものの、運よく数量限定内に収まっていました。+100円で大盛りができますが、スープが溢れんばかりのモリモリのボリュームで運ばれてきました。
サンマーメンは横浜発祥のご当地ラーメンで、明確な定義はないものの
肉やもやし、白菜を使用し、野菜をシャキシャキ感が残るくらいにサッと炒め、とろみをつけ、コクのある具に調理すること
https://sotokoto-online.jp/food/11545
という部分で共通点があるようです。
味噌あんかけとはいうものの、そこまでトロトロではないので、普通のラーメンくらいで食べ進めていけました。
味噌の中にも、独特な海鮮だしや魚醤の味が生きていて、海鮮具材の姿はないものの、味噌チャンポンを食べているような味わいです。
野菜もたくさん入っているのでこれまた(推定)無罪なメニューですね。
まとめ
大館市有浦のラーメン屋さん【ひいらぎ】に行ってきました。
- 1人当たり予算:700円~1,000円
- 無化調スープは海鮮の風味が複雑に絡まる唯一無二の存在
- それでいてリーズナブルな価格設定が嬉しい!
昼のみの営業ですが、常連さんと思しきお客様も、仕事中の休憩と思われるお客様も入れ代わり立ち代わり大繁盛と言った様子でした。その理由は、まず1杯食べてみれば全てが納得できるでしょう。
他では味わえない、絶品スープのラーメン屋さんです。
営業情報・アクセス
営業時間 | 11:00~15:00 |
定休日 | 毎週日曜日 第一・第三月曜日 |
電話番号 | |
住所 | 〒017-0043 秋田県大館市有浦2丁目3−52 石田ビル |
駐車場 | お店前に2台+裏手に数台 |
支払方法 | 現金 |
ウェブサイト |
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