【どさんこ 大館103号店】老舗ブランド店で歴史を感じつつ・・・｜大館市餌釣

そう言えば行ったことないな・・・というお店です。

大館市内～比内地区に抜ける国道103号線は、様々なジャンルの飲食店を軒を連ねており、何れも個性がある名店揃いだと思っています。

その中にあって、ずっと昔から変わらないであろう佇まいでいるのが【どさん子ラーメン】さんです。

創業５０年以上の歴史を誇る老舗屋号のお店は、秋田県内には２０２２年８月現在は３店舗存在しています。また、秋田市外旭川の【陳麻家】も同じグループの別ブランドなので、都合４店舗になるでしょうか。

多分、小さいころには親に連れて行かれていたんじゃないかと朧げな記憶があるのですが、ラーメン大学なのかも…と色々混濁しております。

とは言え、建物の外見の傾向は似ていると思うので、それは無理なからぬことなんだと思います。

　

座席・メニュー

入口を潜るとこれまた歴史を感じるガラスケースに見本。私が子供のころには、こういうスタイルの見本サンプルが外から見える食堂がいっぱいありましたね。

鷹巣で言えば、【ふじよし】さんが駅前（今の立正佼成会の建物の当たり・わいずさんの斜め向かい）にあった時もこんなスタイルでした。

店内に入ると『食券をお買い求めください』との札が見えますが、食券機がないので、とりあえず着席します。

後からいらした常連さんっぽいお客さんが、レジ前で注文してから着席していたので、これが正しいのか～と納得。

＊ほか、トッピング多数あり

＊ライスはお得なセット扱いになります

眺めてみると、結構尖がった感じのメニューもあります。初見だとメニューがたくさんあり少し目移りするので、レジ前で決めてから席に着くのは難しいかもしれません。

席に着いてから注文→食べてから支払いでも問題なかったので、その辺はどちらでも良いようです。

　

実食

ラージャン麺・８３０円（税込み）。

お昼過ぎのピークを過ぎた時間に伺ったので偶々かもしれませんが、ここの特徴としては、オーダーを受けてから野菜を刻み始めるところ。

上にドン！と乗っている白髪ねぎは、カットしたてのシャキシャキです。たっぷりの炒め野菜、わかめ、チャーシュー、メンマと、具のボリュームは満足です。

ラージャン（＝豆板醤の１種）が溶け込んだのはしょうゆベースのスープ。あっさりと切れ味があり、ご飯と良く合います。

豆板醤で辛みを付けたスープは、ヘタすると苦味・しょっぱ味が来る場合がありますが、幸いどさん子さんはそういうこともなく、美味しくいただけます。

加水ありのツルツル食感の麺は、メニューにも書かれていますが”やわらかめ”がデフォルトです。

恐らく全国最速で少子高齢化が進む秋田県にあり、県北部は更にそのスピードが速い地域なので、需要としては多いのかも。

お好きな麺と一緒にオーダーできるミニ丼。ミニ牛丼は３３０円（税込み）です。

これに更にトマトが入ったミニサラダが付いてくるので、ギルティフリーな食事に早変わりします。

仕事柄、業務用の冷食をたくさん食べているので、何となく判別が付いてしまうのですが、これは規制の冷食ではない感じです。

しっかりつゆだくで美味しいですよ。

ただ、これが少し物議を醸しているようです。他で食べるニンニクと風味が違うような・・・。

　

まとめ

大館市餌釣の【どさん子 大館１０３号店】に行って参りました。

• １人当たり予算：７００～１，０００円
• ”ガッツリ食事”から”ちょい飲み”まで対応可能
• ノスタルジックな雰囲気が残る老舗

最近の人気店とはまた違う、昭和の雰囲気を残すお店だと思いました。懐かしい味を味わいたい時にはお勧めのお店です。

ごちそうさまでした。

余談ですが、どさん子チェーンの公式サイトの当店の紹介で”大館”が”大舘”なっているので、早々に直してほしいと思いました（2022年8月末日）。