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びびた
画像は”ToonMe”でやってみた
秋田県北部出身。
大学進学を機に南東北で10年弱過ごし、地元に帰ってきました。
日々の出来事、地域のグルメ・イベント・スポット情報など書き綴っています。
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食べ物関連のウェイトが大きくなったので、少しカテゴリー構成を見直しています。

【鶴の湯温泉】秋田藩主の湯治場の今は・・・|仙北市田沢湖

すっかりと前回の記事から時間が経ってしまいました。

男鹿市船越に新しくできた【男鹿なまはげモール】のオープンに関わっていたため、中々更新ができていませんでした(そちらはお陰様で好調で嬉しい悲鳴ですが、体も悲鳴を上げています)。

それはさておき、森の駅の【長四郎】さんで食事を摂った後、最終の目的地の乳頭温泉郷へ。

以前は休みにふらっと1人で【蟹場温泉】へ来たのですが、その内義父母が秋田に来た時におススメできるところを考えたいと思い、春休みの最後にみんなで来ることに。

北秋田市から約2時間、辿り着いたのは乳頭温泉郷でも最古の歴史を誇るという鶴の湯温泉さんです。

田沢湖高原・国有林内の奥にある温泉周辺は、4月初旬だとまだまだ雪も多く残っています。

途中の道も、送迎バスが通るためにそれなりに整備はされていますが、舗装が無い部分はかなり穴凹でゆっくり車を走らせないといけません。

この時期だと、まだ車の高さ以上の雪が積もっているため、小規模ではありますが”雪の回廊”にいる気分も味わえます。

 

漆黒の建屋に囲まれて、特に宿坊は茅葺き屋根と言うこともあり、まるで江戸時代にタイムスリップしたような非日常気分が味わえるのが良いです。

蟹場温泉方面の途中にある温泉群はもっと近代的な雰囲気があるので、ここは好みでルートを選ぶと良いと思います。

(ただし、どちらに進んでもdocomo携帯はしっかり電波が入るので、この間にも仕事の電話が入る可能性はあります)

 

目次

温泉

なかなか分かりづらいのですが、温泉に至る橋の前に受付・売店の建物があるので、そちらで料金を払って受付を済ませます。

入浴料(2022年4月時点)
  • 大人:600円
  • 子供:300円
  • 未就学児は無料

*料金は来館当時のものです。最新の情報は下記ホームページなどでご確認ください。

他、タオル販売(220円)もあります。

 

温泉は以下の4つの異なる源泉があります。

鶴の湯の名前の由来は、マタギの勘助が鶴が温泉で傷を癒していたのを見たという伝説から。五城目の温泉群と同じような伝説が残っているのが面白いですね。

白湯

内風呂・混浴露天風呂で楽しめます。

美人の湯・別名”冷えの湯”とも呼ばれる硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉(硫化水素型)です。

私も次男も少し混浴はハードルが高かったので、内風呂だけでしたが、比較的温めでゆったりといつまでも入っていられる感じです。

とは言え、そこまで強力ではないですが、硫黄泉特有のにおいで子供は少し苦労するかもしれませんし、結構服に残り香が何時までも付いていました。

黒湯

内風呂で白湯と建屋がくっついているので、服を着脱することなく移動できます。

こちらは”ぬぐだまりの湯”・”子宝の湯”とも言われる、ナトリウム塩化物・炭酸水素泉です。

源泉の温度は白湯よりも低いらしいのですが、使用位置の影響か、43℃程度?の中々熱めのお湯でした。次男はこっちは諦めていましたが、奥さんに後から聞いたところ、娘は根性で入ったらしいです。

浴槽がすこし狭いので大人3人も入ると一杯になりそうですが、名前の通りにバリッバリにぬぐだまれる(温まれる)お湯でした。

滝の湯

打たせ湯含硫黄ナトリウム塩化物・炭酸水素泉です。

これを見逃してしまいました・・・

中の湯

別名”眼の湯”と呼ばれる、含重曹・食塩硫化水素泉です。

男湯は混浴露天風呂へ至る建屋の中にあったのですが、コチラも入るのに少しハードルが高くて泣く泣く断念してしまいました…。

と言った感じで、1軒の温泉宿で4種類のお湯が楽しめますが、結構外からも見えてしまうのが悩ましいところです。心置きなく楽しもうと思えば、宿泊して暗くなってから入りに行くのが良いのかなと思いました。

その辺のハードルの高さは”秘湯”あるあるかもしれません…。

アメニティ

備え付けのアメニティは、皿におかれた石鹼のみでした。

シャンプー類はありませんし、シャワーもなく浴槽からのかけ湯とエンドレスで流れている冷水だけなので、浴槽に入る前に体を流すくらいの洗いしかできないと思っていた方が良いです。

どうしてもしっかりと洗いたい場合は持参しましょう。

 

その他施設

充実の売店

受付は売店のカウンターも兼ねていて、お土産や休憩所でつまめるお菓子類など、宿泊者向けだと思いますがお酒類も購入可能です。

こんな感じで冷水で飲み物が冷やされているのもレトロで良いですね。

瓶のコカ・コーラを購入(150円)。

不思議と瓶の方が、ペットボトル・缶よりも美味しく感じるのは私だけでしょうか・・・?

食事・休憩所

2号館には無料休憩所-自動販売機・コインロッカー・お食事処などがあります。

お風呂上がりの待ち合わせ場所にしていました。

食事は11:30~13:00と短い受付時間ですが、山の芋鍋定食各種麺類が召し上がれるようです。

 

まとめ

仙北市田沢湖高原の乳頭温泉郷鶴の湯温泉に行ってきました。

  • 4種類の源泉が楽しめる温泉宿
  • 江戸時代?に戻ったかのような非日常な雰囲気が良い
  • 小さな子供には少しハードルが高いかも・・・?

と言うことで”人の多い秘湯”という印象で、全てを満喫するには少し恥ずかしさが勝ってしまった私たち家族でした。

ただ、温泉はバラエティ豊かでワンストップで様々な泉質が楽しめるのが素晴らしいですし、機会があれば宿泊して楽しみつくしてみたいと思いました。

お土産に温泉むすめの”乳頭 和“ちゃんのキーホルダーを購入。

蟹場温泉とはまた違うバージョンですが、こちらも可愛いですね。持っているのは山の芋鍋だと思いますが、是非いただいてみたいです。

 

営業情報・アクセス

営業時間10:00~15:00
*混雑時は14:00で受付終了の場合も
定休日月曜日は露天風呂清掃のため、内風呂のみ
電話番号0187-46-2139
住所〒014-1204 秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50
駐車場20台程度
支払方法現金
ウェブサイトhttp://www.tsurunoyu.com/

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