仕事が多忙&体調不良が続いていたため、更新が滞っていました。決して飽きたわけではありません。お盆に向けてはちょっとこういうケースもあると思います。
それはさておき・・・
娘がテレビCMに映る”◎◎展”を見つけると、行くことになってしまうのが最近の傾向です。
普段秋田市で勤務していて、週末に帰ってきてまたすぐに秋田市に行くのか・・・と言いながらも、リクエストに負けて結局向かう私たちでした。
そして今回伺ったのが【カラクリ展】。
ハンドルを回すと、様々な仕組みによってユニークな動きを見せる西洋のからくり人形(オートマタ)を眺めるとともに、仕組みも勉強してしまおうという企画です。
と言うことで、朝ゆっくりめに家を出たのですが・・・五城目に差し掛かったところで、開催されている美術館を勘違いしていたことに気付くのでした。
仕方ないので、目的地を秋田市から横手市の秋田ふるさと村へ変更。余計に1時間かけて強行してきました。
入場~展示の様子
入り口で検温・アルコール消毒・感染拡大防止のための連絡先記入を行ってから、入場料金を支払います。
展示品数は約140点とすさまじいボリュームです。
実際に動いている様子を見られるカラクリ・機械や部品の資料・カラクリの歴史・参考出品など多岐に渡ります。
貴重な作品は実際に触ることはできませんが、展示ケースについているボタンを押すことで、ハンドルが回って人形たちが動き出します。
単純な部品だけで動いているように感じますが、作品によっては非常に複雑な動きをしたり、何サイクルか同じ動きをした後に突然別の動きをするなど、様々な面白さを提供してくれました。
そんな動きをカラクリに仕掛ける部品の説明もされてます。機械工学に興味がある子たちにとっては貴重な生きた教材とも言えますね。
実際に部品の模型を触って動きを見ることができるコーナーもありました。
作家さんの紹介。作家さんごとに人形の顔の表情が変わったり、嗜好が作品に反映されているところも面白いですね。
おすすめポイント
◎作品名:スパゲティを食べる男
◎作者 :ポール・スプーナー&マット・スミス
バスタブに浸かりながら、蛇口から出てくるパスタとソースを食べ続ける男です。シチュエーションは非常にユニークですが。飽食の時代への風刺も含まれているとのこと。
◎作品名:河豚
◎作者 :ポール・スプーナー&マット・スミス
日本人の食文化に非常に興味を持った作者による作品。日本人・河豚のビジュアルは中々独特ですが…ただ箸でフグの身を口に運ぶだけでは終わらないのがこの作品。ポイントは長めのボタン押しです。
◎作品名:ラッキーキャット
◎作者 :ポール・スプーナー&マット・スミス
東日本大震災を受けて造られた作品とのことです。敢えて一度完成された陶器製の招き猫を、一度割ってからくっつけることで、傷ついてもまた立ち直ることができることを伝えます。こちらもボタンの長押しを推奨します。
個人的に面白いと思った3点を紹介してみましたが、まだまだ
個人的に面白いと思った3点を紹介してみましたが、まだまだ面白く驚かされるような作品がたくさんあります。後は実際に足を運んで、ご自身の目で見てみましょう。
まとめ
秋田ふるさと村内・県立近代美術館で行われている【カラクリ展】に行って参りました。
- 西洋カラクリ(オートマタ)の世界が丸ごと楽しめる
- 滞在時間30~60分
- 自由研究や工作のヒントにも・・・?
娘は単純に人形の顔の表情だったり、動きのユニークさで面白がっていましたが、むしろ上の兄さんたちに見せたかったなぁと思いました。
決して勉強が好きではない2人ですが、こう言った生きた教材でカジュアルに勉強できれば、また違った興味を持ってくれるかなとも思います。
大人から子供まで、また様々な方向からも楽しめる素晴らしい企画だと思いました。
開催情報・アクセス
●会期;
2021年6月26日(土)~9月5日(日)
*9:30~17:00(入館は16:30まで)
●定休日;
会期中休みなし
●電話番号;
0182-33-8855
●住所;
〒013-0064 秋田県横手市赤坂字富ケ沢62-46
(秋田ふるさと村内近代美術館5F)
駐車場;多数あります
●ウェブサイト;
コメント