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びびた
画像は”ToonMe”でやってみた
秋田県北部出身。
大学進学を機に南東北で10年弱過ごし、地元に帰ってきました。
日々の出来事、地域のグルメ・イベント・スポット情報など書き綴っています。
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【冬のくまくま園~打当温泉】1日10人限定のお得プラン|北秋田市阿仁打当

雪の動物園は秋田市の大森山動物園ですが、同じく北秋田市のくまくま園でも土日祝日限定ではありますが、クマの冬眠見学を行っています。通常開園自体は2019年は11月4日で終了し、順次準備が整ったクマから冬眠に入っていくそうですが、その冬眠の様子を一部公開されています。

今年に入ってから特に仕事が多忙なため、休日でもどこかイベントに出掛けたりと言う気力がなかなか湧かないし、クマの冬眠の様子を間近で見る機会も中々ないと思うので、温泉に入りながらゆっくり出掛けてみようということになりました。

疲れていても出掛けない選択肢がないのもどうかとは思いますが…

 

目次

予約~受付

1日10名という定員があるので、そこは注意。

受付は打当温泉の窓口で行われ、当日でも予約が可能です。とは言え、冬季だと鷹巣から車で1時間。骨折り損は流石にキツイので、予め電話で空きの確認をしたところ、幸い枠があったためそのまま予約をしてもらいました。もちっこ市アメッコ市当日だったので、そちらの方に大分流れていたのかなとも思います。

ツアーの受付は12時30分から開始のため、その時間を目途に温泉に向かいます。

折しもこの暖冬の中でも寒波が来ていた時期で、丁度1時間の道程でした。着いた時には既にくまくま園までの送迎者が準備されていました。くまくま園はちょっと山を登った高台にありますが、夏ならなんて事はない道でも、雪が降り積もる阿仁の中では慣れない方は運転が怖いかもしれません。そんな中、園まで送り迎えしてくれるのは助かりますね。

温泉施設に入り、料金を支払って出発時間を待ちます。

  • 大人  :1,950円
  • 小中学生:850円
  • 幼児  :無料

この料金には、くまくま園入場料・温泉入浴料・マタギ資料館入場料・タオルセット貸出が全て含まれています。車では勿論、電車で手ぶらで来るのには非常にありがたいですし、料金自体もお得になっています。

 

くまくま園へ

送迎者に乗ってアッと言う間に園に到着。

この時も雪がどんどん降り積もり、除雪作業を一生懸命係りの方がされていましたが、それでもまだ例年に比べると全然少ないとのこと。いつもだと3mの高さまで降り積もる雪が、まだ今期は2mに届いていないようです。毎年、酸ヶ湯や肘折の積雪は話題になりますが、この辺りも豪雪地帯なんですよね。

クマたちが冬眠している棟に入り、実際に寝ている檻の前で係員さんの説明を受けながらクマの様子を眺めます。実際見られたのは、檻に入っているメスの6頭だけですが、夏場はツキノワグマ・ヒグマともっと沢山いたと思います。

檻の個室に居るのは、どうも相性の問題があったり、子供を産む前だったりするようで、他の大勢のクマは集団で雑魚寝しているようです。自然の中では、1頭1頭穴を掘って冬眠するのが普通なのでその辺で違いがありますね。

クマにも性格の違い

外気温が零下5℃のこの日、クマたちが冬眠している棟も雪風は防げるとは言え、結構冷えています。温かく寝たいためか、また子供が生まれたクマは特に保温に気を遣うため、藁をきれいにまとめて寝床を作っています。ほとんどのクマがまとめてベットのようなスペースを作っていますが、1頭だけどうでもいいように撒き散らしている熊が居ました。

ラをぐちゃぐちゃにしているクマはずっと纏める気もなく、散らばしておくのだろうか…。片付けできないコっているよね、とか思ってしまいました。

結構起きる

入場の際にも注意されましたが、棟内では静かに見ないといけません。同行されたお客さんが、カメラを檻にぶつけてしまった時には、その音ですぐに目を覚ましてしまいました。

寝ているのを邪魔されると機嫌が悪くなるのは、人間もクマも一緒なようで、気性の荒いオス熊なんかは飛び掛かってきたりもするそうです。幸い、起きても直ぐに寝てくれましたが、それ以外でも結構起きて動く様子が観察できました。

ただ、この他にも大変だなと思ったのが、赤ちゃんを抱いた母グマです。

冬眠中に生まれた赤ちゃんは当然母乳を飲んで育つわけですが、その度に結構な鳴き声?音を出しながら母乳を吸うので、その度に母グマも起こされていました。1匹だとまだしも、この時の母グマは2匹抱えていたので、起きるタイミングが一緒になればまだ助かるのでしょうが、そんな風に都合良く展開するわけもなかったですね。冬眠も満足にできない・この間食事も摂れない、母グマの消耗は本当に心配になりますね。

 

温泉に戻ってのんびり

見学は、13時45分までの約45分間

結構長い時間だと思われますが、係員さんの説明がとても面白く、ウチの奥さんも結構質問をしていたのであっと言う間に時間が来てしまいました。ただ、体はこの時点でかなり冷え冷えでした。送迎車に乗り込み温泉に戻って、温泉~サウナで体を温めてから一休み。

このツアーに参加したお客さんは、個室で休むこともできます。館内には、矢口高雄先生・高橋よしひろ先生のマンガも多数揃っておりますし、Free-Wifiもあります。湯冷めしないように少しノンビリしてから帰宅するのが良さそうです。

 

まとめ

冬のくまくま園でツキノワグマの冬眠の様子を見てきました。間近で冬眠しているクマの様子を眺める貴重な体験ができましたし、係員さんの説明も面白いだけでなく、様々な豆知識も付きます。

ただ、悔いが一つ…

熊肉ラーメンをまた食べ逃してしまったこと…。

温泉内の食事処シカリの閉店は14:00ですが、見学が終わって戻って来るのも大体その頃になります。故に、熊肉ラーメンに関わらず見学後の食事は、売店のあんパン位しかないわけです。

食事までマタギの湯内で考えている方は、12時前の来館をおススメします。

食事 →受付 →冬眠見学 →資料館見学 →温泉 →休憩

がベストの楽しみ方かなと思います。

まだこれからも若干の開催日があるので、参加を検討されている方の参考になれば幸いです。

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