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びびた
画像は”ToonMe”でやってみた
秋田県北部出身。
大学進学を機に南東北で10年弱過ごし、地元に帰ってきました。
日々の出来事、地域のグルメ・イベント・スポット情報など書き綴っています。
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家族に猫を迎えたはなし|譲渡会で譲りうけるには

新しい住まいを探索中

大館市まで行くと、ペットの生体を扱っているショップは多少ありますが、北秋田市については熱帯魚店が1つだけ。犬・猫をペットショップで譲り受けるのは無理なお話になりました。

また、ペットショップの生体は、血統や健康管理、人に対して馴れている部分で優れた部分も多いですが、結構なお値段がしてしまいます。

そこで、責任を持って飼うことができて、犬種・描種に拘らず家族を増やしたいと思っている方におススメしたいのは、譲渡会への参加です。

譲渡にあたり、色々な条件・制限がありますが、家族の一員としてお互いが幸せになろうという意識があれば問題なくクリアできる条件だと思います。

 

目次

どこで開催されるの?

秋田県各地で、2週間~1カ月に1度のペースで行われています。

ペース的に頻繁に行われているのが、秋田市・潟上市・横手市のあたりですが、県北地区では能代市・大館市でも昨年は行われました。

日程・お知らせについては、主催者である【いぬ・ねこネットワーク秋田】のホームページをご覧ください。譲渡会の様子も写真で見られます。

http://www.inuneko-akita.net/

直近では、2月24日に秋田市で行われるようですね。

 

譲渡会ってこんなところ

譲渡会では写真撮影が禁止されていたので、フリー素材にてイメージを交えながら綴ります。

 

まずは犬猫と触れ合いましょう

譲渡会イメージ

譲渡会は撮影禁止だったため、写真AC様のイメージ図で

飼い主がおらず、一時的に保護された犬猫がケージに入れられて並んでいます。ケージには、推定ではありますが生年月日、性格、ワクチン接種状況など簡単な情報が掲載されており、参考にするとことができます。

子猫・子犬が中心ですが、1歳くらいのほぼ成猫や、飼い主に先立たれて保護された成犬も少しですが一緒に並んでいました。

ケージ越しにですが、色々なコたちと触れ合って自分たちと相性の良いコを選びます。兄弟で一緒にいるとまとめて引き取りたい気分にさせられます。

また、色んな性格のコがいますが、アピールが上手いと得するのは人間と一緒かなとも思います。人の目を見て鳴ける猫は、引き取られる可能性も高いのでしょう。

 

啓蒙活動も同時開催

安易な気持ちで飼い始めて【やっぱり駄目だった】ではまた動物たちが不幸になってしまいます。

それを防ぐために、犬猫を飼うにあたっての現実…というかリスク、費用もしっかり明示されています。

例えば…

  • 犬猫を一生涯飼い続けると、車1台分(約100万円)の費用がかかります
  • 壁や家具が傷付けられます
  • 犬猫の平均寿命は●●年です。飼い主がそれまで元気でいられますか?

等々、一生涯責任を持って飼い続けるための心得が会場のそこここに貼りだされているので、一歩立ち止まって考える切っ掛けを与えてくれます。

 

気に入ったコが見つかったら…

譲渡会の趣旨は【保護された犬猫と探している人を繋ぐ】ことにあります。飼い主がおらず、1度は不幸になってしまった犬猫たちを、2度と不幸にしないために、里親になるにあたって審査・面談があります。

第一段階として、会場で家族・家庭状況に簡単な調査があります。

  • 飼育に適した家庭環境であるか(動物不可の賃貸住居でないか)
  • 3歳以下の子供がいないか
  • 猫と相性の悪い先住動物がいないか
  • きちんと室内飼いができるかどうか

等々の確認を行い、ここでまず合格する必要があります。

ウチの場合は、この時点では下の子が2歳11カ月位と条件を満たすことができませんでしたが、”ほぼ3歳”と言うことと、既に犬がいるという部分を鑑みて何とかパスすることができました。

第二段階では、スタッフに実際にウチに訪問いただき、最終的な面談・審査が行われます。そこで合格して、晴れて実際に一緒に暮らすことができるようになります。

実際に2週間過ごしてみる

条件が通ってもすぐに完全に譲渡されるわけではありません。

実際に家庭で飼ってみてストレスなく暮らすことができるか、また、先住動物との相性も重要です。ウチは室内犬がいたので、彼女と上手くやれるかがポイントでした。

初めは、先住動物と部屋を分けて単独で慣らします。慣れてきたら徐々に一緒の部屋に置いて、相性を確認していきます。

 

犬Vs猫

 

当時の写真ですが、これだけ見ると喧嘩しているようですが、ただの挨拶で…

犬猫

馴れてしまえばすぐに並んで寝転んだりして、ハードルはクリアできました。

二週間経過後、問題がなければ、自宅にてもう一度簡単な面談を行いつつ、譲渡が完了します。

 

マイクロチップ埋め込み

こうして完全に家族の一員になりましたが、今度は諸手続きが待っています。まずは、飼い猫情報の登録で、マイクロチップの埋め込みを行います。これは生後1~2カ月でできるだけ早く行います。

マイクロチップ

 

これは任意ですが、万が一逃げ出して保健所に保護された時に、マイクロチップに登録されている情報を確認することで、飼い主が判ったり、殺処分を防ぐことができるので、最近埋め込むケースが増えてきたようです。

ペットショップの生体はすでに獣医にて行っていますが、譲渡会のは保護猫なので、自分で行う必要があります。

場所は、秋田市浜田(大森山動物園近く)にある【秋田県動物管理センター】です。電話にて予め希望日を伝えておいてから、訪問します。

 

避妊手術

この後、生後半年位で避妊手術が可能になります。

カラー装着

施術は、大館市のエルム動物病院にて行ってもらいました。費用は約2万円程度で、メスよりオス猫の方が費用は抑えられます。構造上の問題かと思います。

 

https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/050036

譲渡会で譲り受けた動物については、避妊・去勢手術をすることで、会から補助が出ます。(この時は概ね1割程度でした)。

 

避妊手術の効果

望まない繁殖を防ぐ、病気の予防、発情による猫のストレスや近所に対する迷惑を防ぐことができます。自分に置き換えるとゾッとしますが、人間も猫もお互い快適に暮らすためには必要なことと思います。

オス猫の場合

  • 発情したメスに刺激されて発情し、うるさく鳴きます。
  • 家出が多くなり、オス同士の喧嘩や交通事故で命を落とすリスクが増えます。
  • 大人になると縄張りアピールで、臭いオシッコ出すようになるので、家の中・近所に迷惑が掛かります。

以上のデメリットを防ぎつつ、前立腺や精巣の病気予防にもなります。

 

メス猫の場合

  • 発情が始まるとうるさく鳴いて、人間の不眠や近所迷惑の原因になります。
  • 発情は1週間続き、その間に妊娠できないと、数日後に再び発情を繰り返し、それが年3回もあります。
  • しかも猫の場合は、交尾と同時に排卵するので、確実に妊娠してしまいます

→上記のデメリットを解消しつつ、子宮・卵巣の病気を防ぐことができます。

しかもメスの場合、産み落とすので子猫の処遇にも困ると思います。オスよりも飼い主の悩みは切実だと思うので、避妊手術は必須かもしれません。

 

避妊手術後の変化

特段変わったような気はしませんが、男の子の場合は甘えん坊になる傾向があるようです。

また、発情にエネルギーを使う必要がなくなるため、太りやすくなるようです。重くなったな…と思ってしまう事態になる前に、日ごろから食事の量には気を付けてあげないといけませんね。

まとめ

ここまでが、譲渡会~家族の一員になるまでの一連の流れになります。

色々制限や決まり事はありますが、飼い主・犬猫が不幸にならないというのが会の理念にもありますので、当然のことです。メリット・デメリットを余すことなく伝えてくれて、命を預かる自覚を持たせてくれる場だと考えれば、寧ろ初めて動物を飼う家庭に参加をおススメしたいと思います。

【おまけ:最近の様子】

トイレ

何故か餌の入れ物ではなく、トイレの流した後の水を一生懸命飲むやつ。

食べた後にもう一度栽培している豆苗を猫草代わりに食べるやつ。観葉植物は毒があるものもあるので、注意が必要。

とまぁ、そんな感じですっかり馴染んで暮らしています。慎重派のハズが、こんなになつっこい猫も初めてだなと妻と話しています。

 

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