先日、長男の就職が無事に決まったという記事を投稿しましたが、その裏で次男が高校受験の年でもあり、夏休みから塾に通いだしています。
実は、長男の高校受験の年は、従来の推薦入試から今行われてる特色選抜・一般選抜方式に移行された年であり、それから3年後…

また、高校受験システムの方式の変更に当たってしまいました。
それが【入学願書のWEB出願】方式です。
Web出願システムの概要・期待される効果

公立高校願書のWEB出願は、学校から配布されるQRコードを各家庭でスマホ・タブレットなどで読み取り、生徒・保護者の個人情報、志望校・学科を入力するなどして進めていきます。
生徒の写真もスマホなどで撮影し、WEBにアップロードして完了するので、撮り直しも容易な点は良いなと思いました。
テスト入力の段階では受験料の支払いまでは進めていませんが、「クレジットカード」、「ペイジー」、「コンビニエンスストア」にて決済するようです。
これらから得られる効果として…
- 出願手続きの簡素化と迅速化
- 合否確認や得点開示もオンラインで完結
- ペーパーレス化によるコスト削減と環境負荷の軽減
と言うことが期待されています。
特にDX化に依る教職員の負荷軽減につながる要素が多そうだなと思います。
その反面、以下のようなデメリットやリスクも予想されます。
- デジタル機器やインターネット環境の過程格差
- 操作ミスや入力ミスのリスク
- セキュリティと個人情報保護の課題
個人的には、「2」の操作ミス・入力ミスのリスクが特に気になりました。
自らがテスト入力で早速ミスしていたこともあり、チェック機能をどう働かせていくのかと言う部分に焦点を当ててみました。
WEB出願におけるデータのフロー
その後行われた高校受験の説明会で聞いた入力から送信までのフローを端的に下図にて表してみました。

内容確認は、①各家庭の入力時・②担任による一次チェック・③学年主任等による二次チェックと3回機会がありそうです。
①各家庭での入力は、子供の一生に大きな影響を与えるであろう高校受験なので、慎重に行うはずです。また、先にテスト送信の機会を得られているので、感覚もつかめたのは良かったと思います。
②・③の教職員による確認も、実際にどのような画面、一覧化される?のかは分かりませんが、確実に行っていただけるでしょう。
願わくば、出てくる一覧表がソートしやすく見やすいレイアウトで、確認作業に時間が掛かり過ぎることのないようなシステムになっていたら良いなと思います。
テストでの不安

とは言え、今回のテスト入力では上手く入力が完了した方もミスした方も、それぞれ不安を抱えたようです。
それが、入力の正誤のフィードバックでした。
WEB出願は「数日(4日間くらい)」と結構短い期間で行われるようです。
今回のテストでウチは入力漏れがあり、他の入力が上手く行っていない家のリストが次男を通じて担任(学校)から渡ったので、足りない部分に気付いて完了できました。
ただし、上手く入力できた家庭には特段連絡がなかったようなので、上手くできたかどうかが分からなかったようでした。
それらのフィードバックをいかにスピーディに行えるか。現在運用中の「スクリレ」など活用して上手く連絡ができると良いなと思っております。
それでも、1人1人付きっきりで操作説明するようなサポートは難しいと思うのですが・・・
まとめ
今年度から秋田県の公立高校受験で始まる入学願書の「WEB出願」についてまとめてみました。
- DX化によって教育現場の負荷軽減やコスト削減が期待される
- 入試の得点開示も同じシステム上ででき、情報更新も迅速化
- とは言え、リスクや不安はつきまとう
また、ウチは今のところ予定していませんし、今回のテスト送信でも当たっていなかったのでハッキリとは分かりませんが…
秋田県においては一般選抜と特色選抜と2つの受験方法がありますが、特色選抜はさらに準備する書類や入力する項目も多いためか、更に苦戦していたようです。
何事も初年度は色々問題が起きるものですが、各家庭では少なくとも最初の入力では間違いのないように確実に行いたいですね。
一次・二次チェックやその後の情報管理も人が絡む以上、絶対はないと私は考えています。
それでも、少しでも家庭・教育現場双方の負担が減る施策ですし、今後は私立他の高校においても一本化できるようになっていくとより利便性が増していくと思います。
また、実際に出願する時には、スクリーンショット撮りながら使用感や改善点を考えていきます。


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