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びびた
画像は”ToonMe”でやってみた
秋田県北部出身。
大学進学を機に南東北で10年弱過ごし、地元に帰ってきました。
日々の出来事、地域のグルメ・イベント・スポット情報など書き綴っています。
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【秋田県北での就活】高校生の就職活動について大体の流れをまとめてみた

来春、高校卒業を迎える長男の就職が無事に決まりました。

私も妻も高校卒業からの就職ではないため、全く手順や雰囲気が分からなかったので、終始ワタワタしっぱなしでした。

下の子2人がどのような進路を辿るのかは分かりませんが、備忘録的に就活本格化~決定までの流れをまとめておきます。

目次

~6月・進路の方向性を決めていく

写真ACよりイメージ画像として

高校1年生からも学校の活動を通じてキャリア形成を考える機会は設けられていましたし、2年生時にはインターンシップも経験しながらも、具体的に話を始めたのは、部活を引退した6月。

同月末に、保護者へ向けて進学組・就職組に分かれて具体的な流れや手続きの説明会が行われました。

それ以前に、大本の進路の方向を決めるのですが、やりたい職業や勉強したいことが定まっているお子様はすんなり行くと思います。

しかし、ウチの長男は具体的な将来像をイマイチ定めることができず、そこは親の働きかけが悪かったのかもしれませんが、フワフワしたまま就活本格化を迎えてしまいました。

とは言え、決断しないといけない時期なので、以下の観点で絞り込みを行っていきました。

写真ACよりイメージ画像として

進学?就職?

こちらの選択肢については、終始一貫就職一択でした。

専門学校や食に関する短大なども選択肢は示したものの、ここは頑なでした。

就職してからも勉強や学習が続くことはお話しながらも、取り合えず就職で方向性は決定。

民間?公務員?

これは高校に入ったもっと早い段階で話をしておかなければならない事でした。

公務員試験用の特別補修も校内で行われていたようで、3年生から準備しても中々難しいようなお話をその後のPTAで聞くことになってしまいました。

なので、必然的に民間企業を選択することに。

ただし、公務員受験と民間企業受験は並行しがたい仕組みもあります。

公務員試験を受けた場合、合否が判明するまでは民間企業を受験することはできないとのことでした。

就労場所-実家から通える?一人暮らし?

こちらに関しては、どちらでも良いみたいでした。

私たち夫婦はどちらも家をすぐに出たかった派なのですが、家が快適なのか実感がないのか、不安なのか…

一度は独り暮らしで自活する方が色々身について将来的に良いと言うのが夫婦では一致しているのですが、働き始めてからの生活が安定してからでも良いかなと思います。

7月・求人票公開~8月・企業見学

写真ACよりイメージ画像として

求人票の確認は”Handy”というサイトで一括して行います。

求人票は7月初旬から随時アップされていくので、後に行われる合同企業説明会も併せて、気になる企業を押さえていきます。

HandyはID/パスワードを共有すれば、スマホ・タブレット・PC…どのデバイスでも閲覧が可能なので、これは最初は子供が選んでも親もしっかり求人票の詳細を見るべきだと思います。

額面が高くても、休日日数が少ないとか、新卒離職率が高い…など気になる情報は、求人票からどんどん出てきます。

最後の選択は本人に委ねるも、せめてその辺をしっかりチェックするのは人生の先輩としての役割かなと思います。

そして、2025年は以下の日程で行われた合同企業説明会にも参加して、まずは見学する企業を決めることに。

が、息子は色々聞きすぎて眠くなった…ということで、この期に及んでもまだ焦りはないのが不安でしかなかったです。

それでも、見学する企業を絞り込み、8月初旬に順次見学をさせていただき、その中から応募する1社を更に絞りこんでいくことになりました。

いずれも一人では行けない場所だったので妻に送迎をお願いしましたが、親同伴の見学ではありませんでした。

中には親同伴歓迎の企業もあるようなので、不安であれば直接確認しても良いかと思います。何社も受ける前提の大学・専門卒の就職活動とはそもそもの方法論が違いました。

ただし注意として・・・

秋田県北部で一番多く受験&採用すると思われる『ニプロ』は、独自に少し早い時期に説明会や試験を行います。

ニプロに入れたい&入りたいご家庭は、就職支援&学級担任からの連絡をしっかり聞いておきましょう。

履歴書は夏休みの内に!

写真ACよりイメージ画像として

応募する企業が決まったら、お盆明け~夏休み中までの期間にいよいよ履歴書の作成を行っていきます。

履歴書の書き方も学校で指導を受けながら行うので、自宅で悪戦苦闘…と言うことはあまりなかったのですが、唯一、志望動機の記入は苦労しました。

採用試験の面接でも話題に出される頻度が高いと思いますし、複数応募者がいた場合、違いを出さないといけないので、本人の言葉に乗せてお話できるような表現・内容でまとめるのは、かなり苦労しました。

正直、ひな形だけはAIで起こしてもらえるのですが、定型文・薄っぺらい動機になりがちなので、頼る訳にもいかずに…ここは皆さん苦労されるのではないでしょうか。

9月~採用試験…合否判定

写真ACよりイメージ画像として

かくして迎えた9月3週目…いよいよ採用試験の日がやってまいりました。

ウチの子の場合、試験は概ね以下の内容で、昼過ぎから夕方までの約3時間だったそうです。

と言った内容で行われたようですが、具体的な内容は本人からはまだ語られず…ただし、自宅では面接の練習などはしている気配がなかったので、学校での指導が手厚かったのでしょう。

合否については1~2週間でお伝えするとのことでしたが、試験からきっかり1週間後に内定の通知が届きました

正直、不採用だったらどうしようかという不安はあったものの、Handyをその後も見ていると二次募集だったり、9月末に初掲載される求人もあったので、ある程度、その後のチャンスはありそうです。

何もともあれ、1社目で無事決まったので、親としてはひとまず安心することができました。

これからすること

留年しない

写真ACよりイメージ画像として

ここまで来れば流石に大丈夫かと思いますが、毎年2人ずつ減っていくウチの長男のクラス…。

まだ定期テストはあると思うので、確実に単位を取って卒業に向かっていってほしいと思います。

他、余計なことをして停学や退学にならないように普段の生活も社会人に向けて整えて行けるよう、声掛けをしていきたいなと考えています。

自動車免許の取得

写真ACよりイメージ画像として

秋田県北部では、車は普通の生活にも必需品ですし、通勤には間違いなく使うことになるので、通学可能なタイミングになったらすぐに通わせたいと思います。

幸いと言うか、長男は早生まれなため、どんなに早いタイミングで通ったとしても真冬なので、一番不安な季節に教官の下で練習ができるのは前向きに考えたいですね。

今回内定した会社は必ずしもMT車ではなくても良さそうですが、色々融通性を考えてMT車で免許を取るようにお話していきます。

願わくば、3月中に合格できるように。

ただ、今は教習に約35万円もかかるんですね・・・学割が利くとは言え、中々大きな出費です。昨年に続いて、冬休みだけでもアルバイトさせようかな。

まとめ

ざっくりと実際に高校生の就活でのスケジュール感、考えていたことをまとめてみました。

時期出来事
6月中進路の最終決定
7月初旬~:求人票を確認して企業選択
下旬 :合同企業説明会に参加
8月前半 :企業見学
後半 :履歴書の記入・完成
9月初旬~中旬:面接の練習、整容検査
3週目  :採用試験
4週目以降:採用可否の通知

と順調にいけばこんな流れです。

今回、改めて秋田県内、特に北部の求人や条件を眺めてみましたが、同じ業種だと正直、関東の企業に比べると1割程度給与水準が低いような気がしました。

それでも私の新卒時に比べると、当時の大卒と今の高卒が同じような給与水準のイメージですし、可処分所得や物価(特に家賃)の違いを鑑みると、そこまで悪い条件ではないと思いました。

ただ、職業の選択肢が狭い感じがするので、この点も高校卒以降の年齢層の人口が一気に流出する一因になっていると思います。

この2年間のコメ価格の高騰もあり、農業でしっかり稼げるようになれば、農業系の学科がもっと脚光を浴びると思いますし、県内での就職も増えると思うのですが…今後の政策にも注目していきたいですね。

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