ひまわり迷路に遊びに行くほんの2日前・8月3日は、北秋田市鷹巣では1時間に70mmを超える猛烈な雨が降り、私自身も経験したことのない雨の量でした。
ちなみに気象庁のデータでは、この時点では1日の降水量としては1976年の統計開始以来・第3位のようで、稀にみる降水だったことが後から知ることになりました。
週間天気予報や直前の天気予報を見ていて、最初は1時間に15mmくらいの予想だったのが、1桁台になり少し安堵をしながらも・・・
竿灯が始まる日に大荒れなのか・・・
家、雨もらなきゃいいな~
と、割とのんきな構えでいました。
そして、当日は秋田市で仕事だったため、6時前に家を出た際にも”いつもより激しく雨が降っている”位の認識でした。途中も時折激しくなるものの、前が見えなくなるほどでもなく、いつもの所要時間で仕事場に付くことができました。
中学校は部活・小学校も登校日で、丁度雨が弱くなったために、いずれも普通に出かけたのを妻から聞いたので、あまり気にしていなかったのですが…。
2時間で急転直下!
10時過ぎに中学校から部活動中止の緊急連絡が届きました。
そのメールの中には、松葉町・大町などで通行止めになっている旨も書かれており、鷹巣の中心部が逝ってしまっている雰囲気が出てました。
実際、妻が迎えに出る際にも、家の近くが川の様になっていたり、下水から水が噴き出していたりと言う風景に出くわしたそうです。
ちなみに、Yahoo天気予報アプリの履歴を後から見て、死ぬほどびっくりしたため、ついスクリーンショットを残してしまいました。午後には晴れ予報になっているのも凄いのですが、だから救われたという結果があります。
秋田での仕事を終えて帰る際にも、先に発った同僚から
空港道路の坊沢I.C.の辺りがヤバいよ!
とか、色んな情報が入りました。
小学校近くの栄橋の周辺は、本当にギリギリのラインまで水が押し寄せていました。雨がもう半日続いていたら、どうなっていたか分かりません。
北秋田市における過去の水害は?
過去を調べてみると、2007年9月17日・台風から変わった低気圧による集中豪雨、2009年7月18~20日の梅雨前線による集中豪雨と、度々水害が起きており、その度に大きな被害をもたらしていたことが分かります。
2007年の記事を読み返してみると、その35年前(1972年)にも同地区では水害が起きており、ダム治水の効力を疑問視する意見も見られます。
北秋田市・大館の辺りは、幸いにも自然災害は少ない方だと思っていますが、今年の雪害のことも思い返してみても、必ず大丈夫と言うことはないんだなと、改めて実感しました。
時期は定かではありませんが、小学校の時も定期的に道路が川になっている風景は見てきたような記憶はあります。
鷹巣での備えを確認
とこの記事をまとめている最中にも、お盆期間にかけて青森・秋田県の日本海側では、前線停滞による大雨が予想されている報が入りました。
東日本以南は猛暑の予報と言うのも8月3日前後の構図と似ているので、個人的にはかなり不安を覚えています。
仕事的には物凄く痛手ですが、何事も命あっての物種なので、今からでもできる備えはしておこうと思います。
ハザードマップ
北秋田市のホームページを辿っていくと、主要河川における1000年に1度級の降水があった場合のハザードマップを見ることができます。
地区ごとに予想される浸水の深さだったり、無事な場所だったりを確認することができるので、自分の住んでいる地域がどうなのか、予め頭に入れておきます。
結果、ウチもガッツリ浸水地域に入ってしまいますので、持ち出し袋だったりできるだけ高いところに物を置くクセ付けておかないといけないなと思います。
避難所・経路の確認
こちらも北秋田市のホームページから確認することができます。
最寄りは・・・と確認してみましたが、ハザードマップに照らし合わせてみた場合、結構鷹巣町内の避難場所も危ないような気がしています。
市内の小学校も、清鷹小学校は比較的高台に当たりますが、鷹巣・鷹巣東は川の近くにあるので、辿り着くのが困難なのでは?と思ってしまいます。
国道7号線方面・道の駅たかのす方面に向かった方が安心な気がしています。
”防災ラジオ”貸与
緊急情報入手は、市で貸し出ししている防災ラジオが大きな役割を果たしてくれそうです。
単三電池で3日間稼働・電源を入れていなくても、ACアダプタに繋いでおけば災害時に自動で電源が入り受信してくれる仕組みだそうです。
現在は市役所で随時申し込みを受けているそうです。ウチは申し込んでいなかったので、これを機に申し込みを行ってみようと思います。
保険内容確認
考えたくないですが・・・最悪、洪水被害を受けてしまった時に、どういう保証を受けられるのか今一度確認しておきます。
雪害でも屋根の修理だけでとんでもない金額になったので、保険には大変助けられました。
たとえ建物が無事でも家財道具はまでカバーできるのか、できたとしてそれが幾らまでなのかと言う部分は、生活再建のためにも万全にしておきたいですね。
また、更新の際にプランの変更も今後はしっかり目を通していきたいです。
まとめ
毎年9月1日は”防災の日”として定められています。
9月1日の由縁は1923年に起きた関東大震災に因んだものですが、この日を起点として全国でも防災に対する意識付けをしてもらうと、様々なイベントが開催されます。
意識していないと見逃してしまうかもしれませんが、実はスーパーマーケットでも防災の日に絡めて、ローリングストック購買の提案を行っています。
日頃から非常食の備蓄をしつつ、定期的に消費することで、期限切れを防いだり、本当に必要になる時の食べ方のシミュレーションを行っておこうという取り組みです。
今まで意識しておりませんでしたが、現実的な可能性を感じてしまった以上、我が家でも取り組んでいこうと思います。
まずは、お盆前後が無事に乗り切れますように祈って、今回のまとめとします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント