2月3日は節分。
毎年、良くも悪くも恵方巻が話題になりますが、今年は日本全体ではコロナウィルスの1日の新規感染者が10万人を超えた初めての日と言うことで記録されることになりました。
個人的にもコロナウィルスの感染拡大によって、今までで一番の大きな影響を受けた日になりました。
そこで、記録として年明けからの秋田県内・北秋田市周辺(特に身の回り)の様子をまとめてみました。
主な感染経路
主な感染経路としては・・・
- 帰省客から
- 成人式
- 飲食店
- スポーツイベント
などを震源地に少しづつ感染が広がっていましたが、冬休み明け学校が再開されてから急激に感染者数が増えています。
北秋田管内でも毎日10~15人前後の陽性者が出ていますが、前半は秋田市でのスポーツイベント関連で高校生が中心に、次の段階では小学校でのクラスターが増え、家族内感染に移行している感じです。
基本的には、人が集まる場所でもらって広げていくという経路は今まで通りですが、秋田県で毎日200~250人前後という数字が示すように、第5波までの感染速度とは比べ物にならない速さで広がっています。
学校に感染の中心が移ると…
子ども→親・祖父母へのと家族内感染と移行。秋田県の感染症に関わるサイトを見ても、県内●●件目の濃厚接触者という表記が増えてきました。
北秋田市内でも臨時休校になる小学校も出ていますが、兄弟から移って中学校の方でも陽性者・濃厚接触者が出ています。
ちなみに、中学校の方では早い段階で家族に風邪症状がある場合は休むようにというお達しが出ていました。その後、休みが多いからと一斉メール配信で生徒たちに配布したお便りが保護者にもPDFで届いたので、長男に聞いてみたら1学年の4分の1程度が休んでいたようです。
因みに、小学校の方は特に連絡がなく通常登校、幼稚園は可能ならば家庭保育にというお願いが来ていましたね。
職場が止まる瞬間
幸い、ウチは家庭保育が可能な環境にあるので、そちらを選択(ただ、奥さんの睡眠時間は減ってしまうらしい…)。でも、日中働いている方々は休みでもない限りは通常保育をお願いせざるを得ないです。
企業によっては、子どもを預けられない状況に陥った場合や、濃厚接触者に認定されてしまった場合、申請すれば特別休暇として、給料の何割かが補填される制度があったりするようです。
ただ、この場合も職場に於いては、人員不足の原因になってしまいますね。
また、いざ職場に陽性者が出てしまったケースです。
発症してしまった方は当然ですが、その日に同じ部屋で一緒に働いていた人たちは、3日間遡って濃厚接触者として認定されます。そして、PCR検査・7~10日間の隔離を強いられます。この辺は、その市町村を管理する保健所によって対応が様々なようです。
*この基準については、改定が激しいので、都度最新の情報を確認してください。
この場合は、そのセクション・部門は機能停止してしまいます。正に今回、この瞬間を体験して、対応することになりました。
また、工場や物流に於いて、生産量・効率の低下を招いてきた結果、3月以降にやって来る大幅な食料品の値上げの要因の1つにもなっています。
風評被害・●●警察再出現
田舎と言うか、小さいコミュニティの悪い部分が出てしまった結果と捉えていますが、私の周りでこんな事例が起きています。
コロナウィルス最初期~
他県ナンバーに乗っている方の車のサイドミラーが折られた事例がリアルに身の回りで起きてしまいました。
秋田在住ですステッカーも今はあまり目にしなくなりましたが、初期には結構な数の車が貼っていたのを見ていました。
転勤で北秋田市周辺で仕事をされている方もいる中で、他県ナンバー=他から遊びに来ていると決めつけてしまう想像力の欠落を悲しく思っていたところでしたが…
約2年経った現在もこんなケースがありました。
今-職場に通報される
コロナ陽性者・クラスターが出た学校に子どもが通っている親がいる職場に
あの人、働かせてて良いのか?
という内容の電話がかかって来たそうです。
この方の子供は、クラスターが起きていたクラスとは違うクラスに通っている生徒、にも関わらずです。
定義上は、濃厚接触者にも当たら通常の生活を送るのには何も問題がないのですが、仕事をお休みされてしまったようです。これを言いだしたら、働ける人が誰もいなくなると思うのですが…
このような極端な行動に走るのはごく稀なケースだとは思いますが、自分が罹ることで健康が損なわれることよりも、周りの反応や集団心理の方が怖い状況は同じですね。
全くリスクがゼロかと言われるとゼロではないですが、それは無症状/軽症者が多い今の状況だと、それは私も同じです。実は自分も持っているかも知れない、と思って行動する方に神経を使いたいと思いますね。
今後のビジョン
引き続き、基本的には誰でも感染するものだと思って過度に恐れず、でも油断しないように感染対策は続けていきたいと思います。
感染しても軽症・無症状が多く、従来株よりも重症者比率が低いのがオミクロン株の特徴だと言われていますが、自分の親や祖父母が感染した場合、どのような症状を呈するかは分かりません。
また、従来の風邪よりも憎悪が激しいケースもありますし、基礎疾患がある方にはやはり脅威のウィルスだということは変わっていないと思います。
私の取り敢えず安心するラインとしては…
- ワクチンの3回目の接種
- 経口治療薬が一般化される
秋田県の3回目のワクチン接種率は、今のところ全国最下位とのことですが、2月末には保育関係者の集団接種も始まるとのことですし、周期から行けば私も3月くらいには受けることになりそうです。
また、インフルエンザにおけるタミフル・リレンザのような薬が出れば、愈々コロナウィルスの分類も第5類になるのではないかと思っているので、そこに期待していきたいと思います。
個人的には、状況は見通し難くても着実に前進していて、我慢はあと少し…来年いっぱい位ではないかと思っています。来年こそは秋田の冬まつりを楽しみたいものです。
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