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びびた
画像は”ToonMe”でやってみた
秋田県北部出身。
大学進学を機に南東北で10年弱過ごし、地元に帰ってきました。
日々の出来事、地域のグルメ・イベント・スポット情報など書き綴っています。
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食べ物関連のウェイトが大きくなったので、少しカテゴリー構成を見直しています。

2021-22年 クリスマス~年末商戦を振り返る

明けましておめでとうございます。

本年も当ブログをよろしくお願いいたします。

昨年に比べても、大きく更新頻度を上げたり、内容を充実させたりとは行かないとは思いますが、少しでも楽しんでいただけるように出来る範囲で続けていきたいと思っております。

プライベートにおいては今年~来年にかけて非常に忙しい見込みで、ネタも充実しそうですが、上手く記事に昇華できるよう、それぞれに関わりを持って行きたいと思います。

さて、仕事面でしたが、昨年の今頃もコロナウィルスの影響で目まぐるしい日々を過ごしていましたが、今年の方が状況はより悪化していました。

お盆に続き、備忘録的な意味も含めて小売業の感覚をまとめてみましたので、何かの参考になれば幸いです。

お盆の話はこちら

 

目次

寒波到来で奪われる体力・気力

初日の出は雪かき中にすこし雲が切れたこの瞬間

今年も昨年に引き続きラニーニャ現象が発生していました。これはエルニーニョと交互に来るものだと思っていましたが、2年連続と言うパターンもあるんだなと驚きでした。

ラニーニャ現象の年は、厳冬・猛暑の傾向になるものの、今年は12月半ばまでは暖かい冬を過ごしておりましたが…

蓋を開けてみればクリスマス以降は断続的に寒波がやってきて、青森~秋田にかけては大雪に見舞われてしまいました。

青森市では最大1mを超える積雪量、我が鷹巣も60cmを超えるなど結局は昨年と同じくらいの積り方になってしまいました。昨年は県北部は一過性で、秋田市以南がその後多く降り積もったのですが、今年はどうなるやら…

私、クリスマスには市場調査で新潟県に出かけておりましたが、1日帰ってくるのが遅かったらとんでもないことになっていた気がします。

 

帰省は増えた

当初の仮説としては、例年の6~7割・昨年の倍程度という見込みでした。

これは今年のお盆と同程度の水準ですが、直前までコロナウィルスの感染者数が非常に抑えられていたこと、ワクチン接種により重症化リスクが軽減されたことで、実際にはもう少し増えていたかもしれません。

出典:PR TIMES 様より

300人を対象にしたアンケートで、居住地区ごとの昨年と今年の帰省予定の伸び率が上図になります。概ね仮説と合致した結果でした。

また、新幹線・秋田県発着の航空便も、下りは12/29・30、上りは1/2・3は満席状態だったようで、昨年には見られなかった賑わいを取り戻していたようです。

 

商売としては・・・

具体的な内容・数値はもちろん言えませんが、食品小売りでは概ね良かった会社が多かったようです。

いつもならば天気が悪いと客足も落ちてしまうのですが、年末年始は何としても買い込んだり、予約の商品を受け取りに来ないといけないので、比較的影響を受けない傾向があります。

特に遠方からお客さん・帰省客が来る時には張り切って準備するもの。

それは秋田県民のえふりこき”=いいふりをする、見栄っ張り、格好をつける性質につながるところですが、良い側面を見ると、相手に気を遣わせることなく、喜んでもらう為に頑張ることでもあります。

ガソリン代・灯油代高騰、食品も全体的に値上げが続いている中でも色々買っていただけたのは、非常にありがたいことだと思います。

 

まとめ・今後の展望

従業員のリフレッシュ

年始にお休みをいただく企業が年々増加しています。

今年は私の前の職場も元旦営業を取りやめ(仙台は条例で初売りは1月2日からですが、初売りと謳わず営業するからすごい)ましたし、伊徳も元旦は全店休業。

ユニバースさんは、1月1日・2日と2日間お休みになっていますし、関東圏では三が日全てお休みのところも出てきています。

じゃあ、わが社は営業していたら売り上増えんじゃね?

という発想はもちろんあるのですが、大手スーパーが休んだ分の売上の受け皿となるかは、営業されているところのキャパ次第です。

また、隣の芝は青く見えるではないですが、頑張りすぎた結果、休めるところに従業員が流れる可能性だって考えられます。正月休業の波はまだまだ広がっていくのではないでしょうか…?

ちなみに私自身はと言うと、元旦は休んだものの、その後1週間はまた仕事です。大きな会議の準備や、2年越しの宿題の仕上げなど、一息つく間もありません。

コロナウィルス再拡大

コロナウィルスはデルタ株からオミクロン株が主流になりつつあるような気がします。

クリスマス前から徐々に市中感染が見られるようになり、1月3日には東京・沖縄で1日の新規感染者数が再び100名を超えるように。

そこに人流が活発化したことで、感染者数が増えることは十分に予測はできました。

オミクロン株は、感染力が従来株よりも強いものの、重症化率は低い傾向があるとのことですが、まだ全容が掴めないうちは引き続き注意が必要だと思います。

2月に行われる予定の冬まつりに影響が及ぼさなければ良いですね。

いつまで続く!?寒波

車には常に10cm積り続ける状況

今日の出勤時にはホワイトアウトに逢うなど、未だ厳しい寒さと降雪が続いています。

ここのところ2日間は少し降雪は落ち着く傾向にあるようですが、向こう1週間はほぼ真冬日など引き続き寒さは緩みません。

寒さが続くと、葉物を中心として野菜が高くなる傾向があります。今年はすでにじゃがいも・玉ねぎなど根菜類が品薄傾向なので、家計にも厳しい状況が続きそうです。

食材不足

今回の年末は、一部の寿司ネタ・数の子・ボイルガニをはじめ、お正月の食卓に欠かせない食材がかなり不足していました。

その結果、頑張って用意はするものの、どうしても高値を付けざるを得ない状態でした。それでも工夫でできるだけ抑える努力は行っていたのですが、毎年状況は悪化していくので、来年は更に厳しくなるかもしれません。

要因は食材ごとに様々ですが・・・

  • 第一次産業従事者の減少
  • 農産物・養殖海産物への病気蔓延
  • 海外からの輸入が滞っている
  • そもそも獲れなくなっている

また、出世魚として縁起物でもある”ブリ”も高値傾向だそうですが、一方で北海道・秋田など今まであまりメジャーではない産地でも水揚げが増えています。

海流の変化なのか、海水温の変化なのか、こちらも原因は様々だと思いますが、伝統的な食卓を維持できるのは後何年くらい残されているのか、少し不安になってしまいます。

培養肉など新しい技術にも期待は持っていますが、やっぱり自然本来の美味しさを味わっていきたいですね。少しでも良くなることを祈っています。

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