小諸市への初めての旅。
家族で行くなら温泉宿…といくところですが、今回は1人なので、泊まるところは眠れる&Wifiがあれば良いかなと言うくらいで探してみました。
ただ、折角なので特色ある面白そうなところ…で探してみたところ、目に留まったのが小諸駅前の【NOVELS(ノベルス)】さんでした。
“NOVELS“概要

こちらは、長野県小諸市の本屋・カフェバー・ホステル・レンタカー(小桜レンタカーと提携)機能が融合した複合型宿泊施設です。
地域との交流や物語の共有をテーマにし、旅と暮らしの拠点になっています。
相生町商店街内、駅前すぐの立地にあるので、電車の待ち時間や旅の散策の合間にも気軽に寄れるのが嬉しいです。他にも駅舎・商店街内にもカフェがあるので、ちょっとした時間つぶしには事欠かない街だなと思います。
NOVELSの建物は、地元で長年親しまれてきた「竹沢書店」(2014年には閉店していたようです)がリニューアルされたものです。
本屋だった建物が、本を楽しめるカフェ&バー&ホステルとして生まれ変わるのは、物語性があり、上手く一言で表せないのですが「なんか良い」ですよね。”エモい”と言い換えても良さそうです。
宿泊(ミックスドミトリー)
宿泊の予約は、NOVELSのサイトから。
宿泊日・部屋のタイプ・朝食の有無など条件を選択して、予約完了。クレジットカードなどでの料金前払い方式でした。
比較的ハイシーズンから外れているであろう平日だったので、余裕はありましたが、懐古園が見ごろを迎える時期や、イベントの際には早めの予約が必要かもしれません。

ミックスドミトリー自体が初めてだったので、システムからして中々慣れなかったのですが、カプセルホテルのようなタイプのベッド部屋が上下に交互に組み込まれている感じです。
そして棚には本がギッシリ!
普となくコーヒーの本を読んでみたり、ドラえもんの文庫本があったり、こういう時こそ新しいジャンルへの出会いがあるものです。

もう少しゆったりしたい方や、デスクを使いたい方向けには、お値段は上がりますが、個室に近いタイプの部屋もありますし、3人まで利用できる個室タイプの部屋もあります。
今回はこちらのプレミアムシングルを選択。ただ、こちらも施錠はできないので、念のため貴重品は持ち歩いていました。
まるっと仕事から離れたかったのですが、中々そういう訳にも行かず、2時間くらいデスクで仕事を進めました。


共用コーナーは、キッチンや調味料もあり自炊が可能です。
食材は徒歩2分圏内にツルヤ小諸店があるので、そちらで用意立てができます。
ただ、自炊するにしてもお惣菜を買うにしても、食事は部屋に持ち込めないので、共用部分にていただくことになります。洗濯機や乾燥機もあり、長期滞在も可能。
シャワーも2基ありますが、バスタブはないので、ゆっくりお湯に浸かりたい場合は、近隣の温泉施設を利用するのがおススメです。
晩ご飯&朝ご飯
晩ご飯(飲むだけ)

遅めのお昼だったので、まだ4割くらいお腹に残っている感が・・・軽く飲んでおつまみをいただく位で良いなと思ったので、”とりあえずスタートセット¥2,800円”でちょい飲みを。
選べるドリンク2品+お通し3品+チキンナゲット。
ドリンクは、世界のワイン…など色々取り揃えられていますが、長野にちなんだクラフトビールとシードルを。


流石に700㎞の運転と日頃の疲労が溜まっていたのか…スッキリした飲み口のこの2杯で良い感じに酔いが回ってしまいました。


おつまみの中で特に美味しかったと思うのが、里芋のサラダとチキンナゲット。
里芋のポテトサラダは、ねっとり・トロトロ食感の里芋の生地に枝豆とフレッシュな玉ねぎが入っています。味は最初はコンソメかな…と思いましたが、味わうにつけて”コンポタに浸したクルトンのような…味”がピッタリな表現かと思います。
チキンナゲットは、揚げたてホカホカと言うのが一番ですが、個人的には付け合わせのトマトソースがとても美味しく感じました。
朝ご飯

小諸を味わう朝食プレート ¥1,500。
スープは、ジャガイモと茄子のポタージュというこれまた初めての組み合わせ。茄子が出す色がグレーで沈んでしまうのですが、濃厚でとても美味しかったです。
温かいカリッ&ふわふわ食感のパンはそれ自体も美味しいですが、オリーブオイルやチリビーンズ(これも無限に食べられそうなくらい美味しい!)と一緒に食べると更に美味しく。
朝からたっぷりの野菜サラダ。昨日ぶりの里芋ポテトサラダが再び味わえて、至福の朝ごはんになりました。
これを以ってNOVELSさんでの時間は終了。ここからとうとう現実へ戻っていくことになる訳でした…。
まとめ
長野県小諸市での宿は【NOVELS(ノベルス)】さんにお世話になりました。
- 地域との交流や物語の共有をテーマにした、旅と暮らしの拠点
- 本屋・カフェバー・ホステル・レンタカー機能が融合した複合型宿泊施設
- カフェ&バーの料理・ドリンクも絶品揃い!
という訳で、大好きな本に囲まれて、間接照明のお洒落なインテリア&落ち着けるお部屋で、更に美味しいご飯やお酒もいただけました。
めちゃくちゃに内向的な私なので、こういう場は不慣れなのですが、店員さんたちも柔らかい物腰でお話していても楽しかったです。
Mrs.Green Appleの藤澤君が小諸高校出身と言うこともあり、連れてこれる理由もできたので、妻と娘くらい…3人位でこれたら個室を取ってもっとガッツリ楽しもうと思います。
営業情報・アクセス
営業時間 | Cafe&Bar 8:30〜21:30(LO21:00) |
定休日 | Cafe&Bar 火曜日、水曜日 Hostelは無休で稼働(予約カレンダー確認 |
電話番号 | 0267-46-9867 |
住所 | 〒384-0025 長野県小諸市相生町2丁目1−3 JR小諸駅から徒歩2分位 |
駐車場 | なし。近隣の市営駐車場を利用 駅の市営駐車場は24時間500円~ |
支払方法 | 現金・キャッシュレス決済各種 |
ウェブサイト | https://novelskomoro.jp/ |
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