イレギュラーな盛岡への通院がありました。上顎を前にひっぱる装置のフックが取れてしまい、直してもらいに今月2回目の往来をしてきました。
せめてメンテナンスくらいは北秋田市内でもできれば良いのですが、そうもいかないのが現実。
また、治療自体もギリギリの進行具合なので、学校を休ませて盛岡へ。少しでも授業に出したかったのですが、医師の空いている時間の都合もあるので、泣く泣く皆勤賞を諦めることになりました。
さらに大雪に巻き込まれないタイミングだったので良かったですが、来月~4月くらいまでの雪道の往復を思うと、非常に頭が痛いところ。
そして、再び田沢湖経由での帰宅ですが、今回は以前から行きたいなと思っていた仙北市西木町桧木内にある【かしわ家】さんへ立ち寄りました。
田沢湖湖畔を回ってくるルートをとったため、国道105号線に入ってから少し戻って桧木内集落の中へ。
普段であれば、偶然辿り着くこともなく過ごしていたかと思います。
この食堂を知ったのは3年前の【帰れマンデー】の放送です。ここを訪れつつ、鷹巣の【瑚々路】さんで1日のフィニッシュを迎えていたのを覚えていて、ずっと機会を窺っていたわけです。
メニュー・座席
席についてから注文を取ってもらえるのですが、常連さんが多いんでしょうね。作業着を着た男性客で店内は占められていました。
皆さんスパスパと決めていくのですが、初見の私たちは目移りしてしまって、なかなか決められず。優しくご主人は待っていて下さいました。
実食
辛口ラーメン
中盛り950円(税込み)。
旧:バンジー麺ですが、メニューが改変されていました。
でも、私”バンジーの定義”が良く分からないのです。棒棒鶏の棒鶏(叩いて柔らかくした鶏肉)部分なのかもしれないです。
また、別のお店で出しているバンジー麺にはトロトロに煮込まれた手羽先が入っているとのことですし、かしわ家さんも元々は入っていたようなので、そんな感じのラーメンなんだと思います。
スープは、昆布・かつお節・煮干しと天然素材にこだわって取られているそうです。アッサリ目の清湯スープに生姜・豆板醤の辛みが良く合いますし、野菜がたっぷりなのも嬉しいところ。
麺はウェーブありの中細麺です。のど越しが良く、辛みとうまく絡まってとても美味しく食べられました。
半分くらい食べ進めた時点で、辛味噌を投入して味変します。元々ピリっと辛いスープがきちんと辛くなります。また、スープにも生姜が入っているので、カプサイシンとジンゲロールの作用で体がポカポカしてくるのを感じました。
ただ、初見でメニューもちゃんと見ないで注文した結果、結構ギリギリお腹に収めた感じです。具材も含めて量は基本多めなので、子供や女性だとハーフで丁度良いかもしれませんね。
カツ丼
1,200円(税込)。
写真では伝わりませんが・・・非常にデカい!です。息子の体の幅に近い面積のお皿にドッサリ乗ってきました。丼を飛び出してきた感じです。
また、大きいのはカツ丼だけでなく、お味噌汁のお椀も具材の大根やなめこまで大きいという驚きのボリュームです。正直、1,200円という値段のメニューをオーダーした息子に内心「オイオイ…」と思っていたのですが、これはお値段以上!。
付け合わせの玉子焼き・漬物・ふきの醤油漬けなどもついて、本当にボリュームたっぷりです。
カツに使われている豚肉は鹿児島県産のバラ肉です。バラ肉のカツというのも珍しいですが、若い男性には濃厚な味わいで良いのかなと思います。
脂身も多いですが、その脂が甘みがあって、すっきりした後味なので美味しくいただけました。
まとめ
仙北市西木町桧木内の【かしわ家】さんに行ってきました。
- 1人当たり予算700~1,000円
- 天然素材&ボリュームたっぷりの美味しさ
- 帰れマンデーで紹介された人気店
創業は1977年ということで、私が生まれる前から続けられています。
近くに居酒屋の跡地があったりと、周りが続けられない状況の中で、45年近く継続して営業されているのは凄いと思いますし、それを裏付けるのは美味しさとご主人・女将さんの温かさなんだなと思います。
今回は食べていませんが、1番人気は白みそラーメンとのこと。
こちらは枝豆で作った味噌が特徴で、”かしわ家さんの大黒柱”と謳われています。実際周りのお客さんたちも皆さん頼んでいたので、次は私もこちらを注文してみようと思います。
有難うございました。
営業情報・アクセス
●営業時間;
11:00~14:00
●定休日;
日曜日
●電話番号;
0187-48-2710
●住所;
〒014-0602 秋田県仙北市西木町桧木内高屋1
*北秋田市鷹巣からは約80km・2時間弱の道のりです。田沢湖・宝仙湖方面へお出かけの際におすすめです。
駐車場;10台程度
●ウェブサイト;
●支払い;
現金
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