大館市の御成町からニプロハチ公ドームへ向かう樹海ライン、有浦交差点の手前に新しくできた建物を見つけました。看板にはてづくり〇わ弁当と書いています。
この向かい側には、ナチュラルキッチン心味亭というお弁当屋さんがありましたが、こちらは閉店してしまい、入れ替わるようにできた感じです。近くには、いとく大館ショッピングセンターや、こちらも建物が新しくリニューアルオープンしたほっかほっか亭もあり、お弁当はちょっとした激戦区。
それでも、小中規模ながら事業所やお店が多い地域なので、お弁当屋さんの存在はこの辺で働いている方には嬉しい存在です。
普段、同じ大館市内でも旧・比内町で働いている私ですが、仕事で市街地に降りて来たため、帰りにここで昼食を買いながら戻ることにしてみました。
店内・メニュー
心味亭の時は、幹線道路にも関わらず路上駐車をせざるを得ませんでしたが、〇わ弁当さんには駐車場があります。
ただ、4台分のスペースがあるものの、先客の駐車位置と自分の車の進行方向によってはスムーズに入れないのがちょっと辛いです。この時も入りかけましたが、一発では入れずに一度切り返しを行って入庫することになりました。
店内も駐車場同様にコンパクトです。
一般のお弁当屋さんと同じく、店内に入りメニューを見てカウンターで注文します。支払いを済ませてから作り出すため、ある程度の待ち時間は必要です。待っているお客様用椅子はあるものの、4脚程度でした。
今回の来店時は、お昼のピーク時間はとっくに過ぎていたため、先客は1人でしたが混んでくると外で待たないといけない…かもしれませんね。
メニューは看板メニューの4品の他にも、単品のサイドメニューやスナックも含めてたくさんのバリエーションがあります。11月からは今川焼も始まるそうで、更に内容が充実していきますね。
〇わ弁当さんの全体的なコンセプトとしては、【野菜を少しでも多く摂ってもらう】こと。外食や中食のお弁当は、栄養偏りがちなイメージは今でもあると思いますが、そのイメージを払拭したい想いを感じます。
実食
取り合えず初見のお店なので、看板メニュートップ・特製弁当(1P680円)を購入しました。
紙タイプのトレーの蓋を開けると、実に様々な具材が乗ったお弁当が登場です。ご飯の上には、鶏そぼろ・きんぴらごぼう・紅生姜・しそ味の昆布佃煮が乗っており、これだけでご飯が食べられるのですが、その横のおかずも人気どころが全て押さえられているのが嬉しいです。
単品メニューでも買える鶏唐揚げは、2個入っています。醤油ベースのたれにニンニクと生姜でちょっと甘めに下味が付けられ、片栗粉をまぶしてサックリと揚げられています。
水溶きの唐揚げ粉よりもサクッと食感良く揚げられる片栗粉ですが、スーパーで使うにはちょっと経時劣化が激しいのでなかなか難しいので、テイクアウト専門店や外食店でないとこの食感が食べられないのが残念なところです。
煮物は立派な孟宗竹の煮つけです。固さも全くなく、味も均等に染み込んでいるため美味しく食べられました。
玉子焼きも勿論手造りです。刻んだネギ・人参などが入っており、少しでも多くの野菜を摂ってもらうための工夫がこう言うところに盛り込まれてきています。
写真だけではボリューム感がどうしても伝わらないのですが、見た目以上にずっしりしていて、食べ終わった頃にはお腹いっぱいになりました。
まとめ
大館市有浦にできた手造り〇わ弁当さんに行ってきました。
- できたてのおふくろの味が食べられる
- 野菜を多く摂ってもらうための工夫あり
- 充実のサイド・スナックメニュー
- 予算に応じてオードブル製造もOK
大手チェーンのお弁当屋さんも近くにありますが、ほぼ完全な手造り、だからこそできる野菜摂取への工夫という明確な違いが出ているお弁当屋さんです。
今後も近くに来る用事もあると思うので、定期的に寄ってみようと思います。
営業情報・アクセス
●定休日:
毎週水曜日・第3木曜日
●営業時間:
10:00~19:00
●電話番号:
0186-59-6630
●住所:
〒017-0043 秋田県大館市有浦1-6-24
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 弘前からの刺客・こばしょぐさんに続いての唐揚げ専門店のオープンで、俄かに唐揚げづいてきた大館市です。他にも、昔からのほっかほっか亭の唐揚げも人気ですし、○わ弁当さんにも池内食堂さんやめし屋さんにも持ち帰りの鶏唐揚げがあり、選択肢がかなり多くなりました。 […]