10月26日(土)・北秋田市阿仁支庁舎前にて阿仁のごっつぉ祭りが開催されました。午後から別の用事があったので、午前中にブランチ代わりにサッと行って帰って来る慌ただしさでしたが、その時の様子を綴ります。
因みに【ごっつぉ】とは秋田弁の言うところの【ごちそう】です。
開会~餅撒き
開会は9:30。駐車場はまだまだ余裕でした。
この時点で屋台のお店はまだ開店準備中のところが多かったので、ステージの方へ。開会のあいさつに続いては、オープニングセレモニーのバター餅の餅撒きが始まりました。
前の方にいる子供たちは、ビニール袋持参で待機するくらいに気合が入っていました。
使われたお餅は、柴田さんちのバター餅と、先日の北秋田市産業祭にてバター餅BIG4にも輝いたみうら庵さんのものです。合計600個ものバター餅が撒かれたわけですが、前にいた小さな子供たちが優先的に獲れてしまうので、ウチの娘も大分取ってきました。
その成果がコレですが、ちょっと獲り過ぎなような気が…でも周りの子供たちはもっと取っていたのであまり考えないようにします。
余談ですが、不謹慎ながらも…、撒いている人にもらう側が手を伸ばしている風景を見て、くまくま園のクマたちを思い出してしまいました。
お店のラインナップ
北秋田周辺のイベントなのでお馴染みの顔が多いのですが、コンプリートまではまだまだ遠いですね。取り合えず何処で買っても1個500円位の値段設定なので、ちょこちょこ買って色々食べられるのが嬉しいです。
味の工房 戸沢のきりたんぽ
先日のきりたんぽ祭りで準グランプリを獲得した鍋は職務上も食べないといけない様な気がして、買ってしまいました。1杯500円です。
オーダーしてから、タンポを鍋のスープで温め始めたので、出来上がるまでちょっと時間がありました。たんぽ自体はちょっと強めに潰しているのかモチモチした食感が印象的でした。具材はネギ・舞茸・鶏肉・ごぼう・セリと余計なものは入っていませんが、ごぼうが皮つきだったのは少し吃驚でした。
上記については好みもありましょうが、絶対的に美味しいのはスープでした。スープは鶏の旨味・ネギの甘味がよく感じられました。この味が賞を獲れる味なんだなと…勉強になりました。
横手焼きそば 目玉焼き抜き
1パック300円。
目玉焼き分は200円だそうですが、違和感の大きさからするとその位の存在感を目玉焼きが持っているんでしょう。でも福神漬けは健在ですし、モチモチした食感のストレートの中太麺は、やはり横手焼きそばでした。
庄司さかな屋さんの馬肉煮込み
数ある馬肉の煮つけから、今回は庄司さかな屋さんのものを買って帰りました。あまり変わったものを食べないウチの子供たちですが、馬肉は食べるようになってきました。
キッチンカーでは、ホルモン・馬すじ肉・馬肉(固め・柔らかめ)の4種類を販売されていましたが、今回は馬肉の固めのものを選びました。固めとは言うものの、ブロック状にカットされたお肉を味噌と醤油ベースのタレでじっくり煮込んでいるようで、臭みは全くなく、程よい歯応えを残しつつも口に残らない絶妙な食感でした。
これだけ種類・お店があれば、B(馬肉煮つけ)-1グランプリなんかあっても面白いかもしれませんね。
体験イベント
阿仁の街歩き
最初はスタンプラリーでお腹を少し減らします。回ってスタンプを押すのは3カ所ですが、その他にも開放されているお店やお寺があるので、阿仁の街並みと歴史を楽しみながら回ることができました。
近平商店さんにある圧巻のこけしコレクション。
秋田・青森・山形・宮城のものが圧倒的に多いですが、全国のこけしが集まっています。店主さん曰く、見に来た方が家にあるものを贈ってくれたりして更に増えていくようでした。夜、人知れず動きそうでちょっと怖くもありますが…
宮腰商店さん特別公開!
宮腰家は元々は加賀の国の商人で、江戸時代には北前船で上方より物品を購入して大きな商売を始めたそうです。その後、明治時代には呉服屋さんとしても栄え、山林業や金融業も行っていた地元の大名士です。町長も輩出しているそうです。
この建物自体も明治30年代の建築物で、当時の遺構がそのままに偲ばれます。
春の【のりもの祭り】の時も一部回っていましたが、その時の様子は下記から見てみて下さい。
ボッチャ体験
市庁舎前すぐのテントでは、ボッチャの体験イベントが行われていました。パラリンピックの正式競技でもあるけども、イマイチルールはよく分からないスポーツでしたが、ルールから説明して頂いて理解を進めながら遊ぶことができました。
WaRock体験ワークショップ
阿仁合駅前の阿仁コミューンさんでは、恒例のWA ROCKを実際に作ってみる体験ワークショップが開かれていました。娘もやりたがっていたのですが、今回は時間がないので通り過ぎるだけ。自宅で道具を揃えてやらせてみようかなとも思います。
また、街中にはたくさんのWarockが隠されていて、宝探しの旅企画も行われていました。12時半からの開催と言うことで、こちらも残念ながら今回は見送りです。
秋田犬とのふれあい
今回来ていたのは嵐くん(♂・1歳5カ月)でした。若いのでどうかなと思いましたが、娘が触っても動じずじっくり触れ合わせてくれました。
この他にも福厳寺にて座禅体験や、秋田内陸線体験としてマタギのミステリー散歩など多数のイベント企画がありました。返す返すも午前で帰らないといけなかったのが残念です。
ステージイベント
ステージでは餅撒きに続いて、大館のご当地ヒーローのコウライザーショーを見ることができました。敵役のクマデターは知っていましたが、アナザーコウライザーも居たのはビックリでした。
昨年のきりたんぽ祭り以来の観覧でしたが、着々と進化していましたね。途中、ちょっと中身が見えるアクシデントがありましたが、意外と皆さん冷製でした。
これ以降も、大川ちさとさんのライブ、ハローキティショーなど順次イベントが行われていったようです。
まとめ
阿仁のごっつぉまつりに午前中だけ行ってきました。
美味しい地元グルメ有り、様々な体験イベント有り、お目当てのイベントの時間までは街歩きを楽しんだりと、1日丸ごと楽しめるお祭りでした。
旧・阿仁町地域のお祭りは、他の町内のお祭りに比べて町の一体感を感じられていつも楽しく過ごすことができます。予め1日捧げる位の気持ちで参加するのが良いですね♪
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