能代市はバスケの街・火力発電所の街のほかにも、宇宙の街という側面を持っています。
南部の浅内浜には、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)のロケット実験場があり、鹿児島宇宙空間観測所から打ち上げられるロケットのモーターの燃焼試験や将来型の推進機構の基礎研究が行われています。
ロケット実験場も予約をすれば見学は可能ですが、もっと気軽に能代の自然~宇宙まで遊びながら学べる施設が子ども館です。
ロビー部分
入り口から入ってすぐのところでは、木のおもちゃや昔ながらのけん玉・コマなどの素朴なおもちゃがあり、幼児~小学生までが思い思いに遊んでいました。知育玩具が中心なので、楽しみながら頭を働かせていましたね。
また、階段奥のスペースでは幼児向けに、おままごとなんかができるスペースもあります。秋田の歴史について書いた本や、宇宙に因んでマンガの【宇宙兄弟】が全巻読めるなどちょっとした読書コーナーも。
能代の自然博物館
能代市の山・川・海に生息する動植物や自然科学について一挙に紹介する博物館です。
動植物の標本は勿論ですが、近くにある風の松原が出来た経緯も紹介されています。日本最大規模の松林がどのようにして作られたのか、ここで学ぶことができます。
また、単純な動植物だけでなく、自然現象にも触れています。秋田県で起きた大地震と言えば、日本海中部地震が思い浮かびますが、地震発生当時の能代市の様子をパネルなどで紹介。悲惨な記憶を未来に語り継いでいます。
ムーンウォークと呼ばれる、風船型のエアマットもあります。中に入って子供たちが飛び跳ねて遊ぶ観光イベントで良く見るアレです。対象は小学生以下で、1組5人・3分までの区切りで子どもたちが順番に案内されていました。
1日4回の開催で、10:30~・11:30~・13:30~・15:30~の各時間で準備されます。料金は無料です。
JAXAコーナー
2階に上ると、JAXAの協力のもと造られた展示コーナーになります。
小惑星イトカワから土壌サンプルを持ち帰った探査機・はやぶさの活躍がまだ記憶に新しいところですが、他にも様々な人工衛星が地球の周囲を回り、役割を担っています。
そんな探査機・人工衛星について事細かに学ぶことができる展示コーナーでした。
プラネタリウムも
子ども館内にはプラネタリウムが設置されており、全天周型の番組の他にも、小学校4年生を対象とした学習型番組が放映されています。
2019年8月現在の番組では、ちびまる子ちゃんが目玉になるでしょうか…。
地球が回っている(地動説)のを発見したのは誰か?と、ふと疑問に思ったまる子が子ども館に調べに行き、古代の人たちが考えた不思議な宇宙の形を知ることになるようです。
料金も手頃な価格に抑えられています。
- 高校生以上 1人340円
- *30名以上の団体で1人270円
- 中学生以下 無料
まとめ
能代子ども館で子供たちを遊ばせてきました。
実は天空の不夜城が行われる日でもあり、閉館まで遊ばせて、指定駐車場にもなっている同施設に車を置いて見に行くという作戦でした。会場まで約1km位と歩いてもそれ程苦にならない距離なので、丁度良かったですよ。
また、ここの魅力は、盛んにおこなわれている参加型のイベントや体験講座です。能代市の子供が優先されるものが多い感じですが、定員に達していない場合は勿論誰でも参加可能。
事前申し込みが必要なものもありますので、ホームページの行事予定表をチェックしておきましょう。
営業情報・アクセス
●定休日:
月曜日・第4金曜日(祝日の場合はその翌日)
祝日の翌日(土曜日、日曜日の場合は火曜日)
年末年始
●開館時間:
9時00分~17時00分
●電話番号:
0185-52-1277
●住所:
〒016-0803 秋田県能代市大町10−1
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