先日、高校入学説明会があり、その中で秋田県P連合会より【高校生総合補償制度】への加入案内がありました。
長男の時は取り合えず加入しましたが、既に入っている保険…特に秋田県は自転車保険の加入が義務化されているので、そちらと条件が重複しているような気がしていました。
金額も様々なプランがありますが、標準で約3万7千円…決して小さな金額ではないので、改めて検討してみようと思いました。
「高校生総合補償制度」とは?

PTAなどが窓口となる任意の団体保険で、主に「ケガの補償」と「他人にケガをさせた際の賠償(個人賠償)」がセットになっています。
主に以下のカバーを行います。
- ケガの補償 ー お子さま本人
- 個人賠償責任補償 ー 家族の皆さま(※注1
- 弁護士費用補償 ー 被保険者本人
- 携行品損害補償 ー お子さま本人
この制度ならではのメリットとして、学校生活に特化した補償が手厚いことです。
「借りたタブレットを壊した」、「廊下でぶつかって相手にケガをさせた」など、学校内のトラブルに強く、日本国内での事故に限りますが、示談交渉サービスもついています。
また、団体割引が適応されるので、一般的な損害保険に個人で入るよりも保険料が抑えられる傾向にあるようです。
加入中の自転車保険・N社「まるごとマモル」プランと比較

それぞれの保険の基本プランの概要を比較的にまとめてみました。
| 比較項目 | 高校生総合補償制度 (学総) | まるごとマモル |
| 主な対象者 | 本人のみ(高校生) 賠償は「まるごとマモル」と同様の範囲 | 家族全員(別居の両親等も含むケースもあり) |
| 賠償責任の限度額 | 無制限 (海外は1億円) | 無制限(海外は3億円) |
| 自分のケガ補償 | 手厚い(入院・通院・手術など) | 基本なし(別プラン追加が必要) |
| 学校特有の補償 | あり(SNS、いじめ、身の回り品など) | なし |
| 示談交渉サービス | あり | あり(24時間365日対応) |
| 年間の保険料 | 約8,000円〜18,000円程度 | 約2,360円〜(基本プラン) |
高校生総合補償制度の強み(学校生活への特化)
- 本人のケガに強い:まるごとマモルは「相手への賠償」がメインですが、は「本人のケガ」による通院・入院もしっかり補償されます。
- 学習・生活サポート:「SNSでの誹謗中傷トラブル」や「いじめによる転校費用」「身の回り品の破損」など、高校生ならではのリスクをカバーしています。
- ワンストップの安心感: 学校のPTAが窓口になることが多く、手続きが分かりやすいのもメリットです。
まるごとマモルの強み(コスパと範囲)
- 圧倒的な賠償範囲:保険料が年間2,000円程度と非常に安いにもかかわらず、家族全員の賠償を無制限でカバーします。
- 家族の定義が広い:同居の親族だけでなく、別居の未婚の子や、別居の両親(保険対象者が扶養している場合など)までカバーできるのが最大の特徴です。
- 様々なオプションがある。
基本プランの大きな違いとして、携行品補償が「高校生総合補償制度」の方が手厚い感覚です。「まるごとマモル」もプランによっては携行品補償を受けられますが、免責部分が多く、結局何を補償してくれるのかが不透明でした。
今回の検討の焦点ー携行品補償

取り合えず「自転車保険」に該当する部分については、現行の保険でまかなえそうですし、その他の負傷・疾病などの補償についても、加入中の生命保険で十分そうでした。
ただ、一番トラブルが大きそうなのが「携行品補償」の部分で、入学案内に「生成AI」の使用方法を授業で行うようで、タブレットを使用していくようでした。
今年については、秋田北鷹高校、大館桂桜高校は家庭でのタブレットの購入は必要ないとのことでしたが、別の高校では購入が必要なところもあるようでした。
そのため、携行品補償について改めて比較をしてみました。
| 項目 | 高校生総合補償制度 (学総) | まるごとマモル |
| 主な対象 | テニスラケット、制服、カメラなど | ゴルフクラブ、カメラ、カバンなど |
| スマホ・PC | 原則対象外(一部の最新プランでPC・タブレットのみ対象の場合あり) | 原則対象外 |
| メガネ・コンタクト | 対象外 | 対象外 |
| 自転車本体 | 対象外 | 対象外 |
| 自己負担額 | 3,000円程度 | なし(プランによる) |
共通の注意点として、置き忘れ、紛失、単なるすり傷(機能に支障がないもの)はどちらも補償されませんが、プランによっては「学校から借りているタブレット(GIGAスクール端末)」の破損をカバーできるものがあります。
こちらは、過去にやらかしたこともあるので、金額によっては要件等かな…と思います。
ただ、「まるごとマモル」の現在加入中のプランだと、携行品(自分の物)はカバーされていませんが、受託品(借り物)は賠償責任保険の一部としてカバーされているようなので、「自分の物は良いけど学校や他人の物を壊して弁償するのが怖い」場合は、こちらだけで十分な気がします。
まとめ
高校から案内のあった【高校生総合補償制度】の加入について、現在加入中のの自転車保険と見比べて、是非を検討してみました。
- あくまでも任意で加入する保険
- 現在加入している保険の条件を改めて確認(自転車損害保険・生命保険との重複が多い)
- 授業で使うタブレットやノートPCを家庭で購入する必要のある高校は、自分の持ち物のカバー範囲は特に注意が必要
という訳で、心配な部分もありますが、今回は現時点での加入は見送るつもりでおります。
ただ、今回比較していないこととして、弁護士費用補償も検討事項の1つになります。
SNSやいじめが切っ掛けで、不登校や転校を余儀なくされた場合の備えになります。
思った以上に子供たちのSNSに対するハードルは低いですし、インターネットでは個人情報を極力出さないことが徹底されにくい年代でもありますので、どんなトラブルが起こるか予想が付きません。
加害者にも被害者側にも立ちたくないですが、万が一のことを考えるとキリがありません。幸い、途中加入も可能なので、今の自転車保険の別プランも併せてもう少し考えていきたいと思います。
本当に自分のこと以上に判断が難しいですね。


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