昨年、閉店が地元新聞に掲載になるほどのニュースだった【九州ラーメン 博多】さんの閉店。しかし、あまり間を置かずに、居抜きで新しいお店がオープンしました。
それが今回伺った【麺屋 KON】さんです!
最初にオープンを知ったのがInstagram。メニューなど予告されていたので楽しみに待っておりましたが、オープンしてから中々伺えず(一度は定休日に当たってしまう不運)、2週間ほど経ってからようやくたどり着きました。
因みに、Officeソフトが入っていることが前提ですが…こちらのサイトからでも北秋田市の新規開店がザクっとわかります。翔ちゃんもこちらで開店を知りました。
佇まいは博多さん時代と大きく変わらず、手製っぽい看板でお店で変わったことが見て取れます。
開店とともに入らないと待つような噂は聞いていましたが・・・12時前くらいの来店時には5~6人程度の行列ができていました。長男がタナカスポーツに用事があったので、奥さんたちに待ってもらい先に買い物を済ませてから、ようやく入店。
順番待ちを書く紙が来店時にはなかったため、基本並んでいる順番通りでの案内となります。
座席・メニュー
店内には待合用に椅子が5脚。博多さん時代そのままの内装ですが、すっかりスタッフが若返っていましたね。
今のところは醤油系・塩系・まぜそばのラインナップでしたが、メニューで隠された部分があるので、これから落ち着いたらまだ増えていきそうです。
店主さんは、大館の人気店【煮干中華 あさり】さんで修行しつつ、北秋田市鷹巣で金・土・日だけの【店名のないラーメン屋】さんを営んでいたようです。噂には聞いていたものの、終ぞ行けませんでしたが、これからは日中の時間に気軽に味わえるのが嬉しいですね。
実食
肉塩中華そば
950円(税込み)。
”あさり”と言えば”塩”を推す方が結構いらっしゃるので…そして奥さん・子供たちも見事にばらけましたので、私は塩へ行きました。+250円の肉の有無を比べたかったのもありで、こちらをオーダー。
具材は刻みネギ・焼きのり・メンマと、通常2枚のチャーシューが色んな切り方で約3倍くらいの量でたっぷりと乗せられてきました。トロトロの柔らかさではなく、しっかりと食感を感じられる”ザ・お肉”と言ったところ。故にチャーシューと言う表現ではないのかなと思います。
そしてスープは、塩そのものよりも土台のスープの風味が活きていますね。
店内に積まれた煮干しの段ボールを見る限りは、煮干しが中心なのかと思いますが、豚骨のような甘味や昆布らしき風味も感じられ、飲み干しても罪を感じないタイプです。
そして麺。ストレートの細麺で加水が少なめです。個人的にはこのプチプチ口の中で切れていく食感が絶妙に良いと思いました。この食感は今年の個人的なベストを争うものですね。
他の家族のオーダー品
煮干中華そば・750円(税込み)。
酸味が欲しくなるほどに激にぼではありません。
個人的には丁度良いです。これよりももっと強くなると、レモンなんかの柑橘類が添えられる必要が出てくるラインですが、適度にベースのスープのコクや甘味も感じられてバランスが良いと思います。
中華そば・700円(税込み)。
子どもたちに無難に食べさせようと思うとこちらになりそうです。6歳の娘の琴線に触れていたようで、いつも以上にたくさん食べていました(7割方食べられるのは中々なかったレベルです!)。
まとめ
北秋田市住吉町の【麺屋 KON】さんに行ってきました。
- 1人当たり予算:700~1,000円
- 【九州ラーメン 博多】さん跡にできたこれまた名店になりそうな予感のお店
- 行列を避けるには開店直後・・・か?
来店時は、まだ人手不足のため午前中のみの営業で、メニューも一部隠されているなど、まだまだ落ち着かない様子でした。
にも拘わらず行列ができる(決して待ち時間が長いわけでもなかった)のは、味の裏打ちがしっかりある証拠だとも言えます。完全体での営業が待ち遠しいですね。
※しかし、鷹巣に限らずですが、人手の確保って結構大変ですね。令和元年度よりは落ちましたが、それでも有効求人倍率が1.2倍近い(令和3年度6月時点)状況。幸楽苑開店の時の募集条件(最初の1か月の時給1,500円)は衝撃的でした。
営業情報・アクセス
●営業時間;
11:00~15:00
17:00~20:00(現在は昼のみ)
●定休日;
木曜日
●電話番号;
●住所;
〒018-3322 秋田県北秋田市住吉町11−8
駐車場;14台程度
●ウェブサイト;
●支払い;
現金
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