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びびた
画像は”ToonMe”でやってみた
秋田県北部出身。
大学進学を機に南東北で10年弱過ごし、地元に帰ってきました。
日々の出来事、地域のグルメ・イベント・スポット情報など書き綴っています。
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食べ物関連のウェイトが大きくなったので、少しカテゴリー構成を見直しています。

北秋田市・鷹巣で60cmの積雪ならどうなる?

昨年から今シーズンは雪が多いな~という話でしたが、愈々以って洒落にならない状態になって来ました。秋田県の直近の状況・トピックスを以下にまとめてみました。

県南地区:記録的大雪で7市町村に災害救助法認定

秋田県内でも特に豪雪地帯として知られる県南地区ですが、ここ2年は雪は少な目。横手のかまくら祭りも開催が危ぶまれていたり、実際に規模縮小になっていました。しかし今年は打って変わって、過去の積雪量の最高記録(横手:193cm【2021/1/11】)に到達等、平年の4~5倍もの積雪を記録し続け、屋根の雪下ろしに自衛隊の支援を仰ぐ事態となっています。

沿岸部:強風で県内の広範囲で停電発生

東北周辺に集まっていた3つの低気圧が1つに集まって発達、爆弾低気圧ができた結果、強風が吹き荒れて秋田県沿岸部の広範囲で停電が発生してしまいました。

八峰町では瞬間最大風速42.4mと史上最高の記録するなど、台風並みの強風で電線が断線。能代市では電柱が倒れてしまいましたが、倒壊の音も風の音と同化してすぐには分からなかったようです。

秋田市12時間降雪量が34cm・史上最多記録

34cmという数値だけで見ると大したことのないようなイメージになりますが、半日でこれだけ降ってしまったことにインパクトがあります。しかも秋田市自体は、平常時もそれ程雪が積もりませんし、降ったとしても風で飛ぶために、県内では積雪には比較的弱い街になっています。

そうなった時の混乱は非常に大きく、路面バスが運休、街の至る所でスタック、除雪が追い付かず片側2車線の幹線道路が1車線になってしまうなどの事態が起きていたようです。

そして、秋田市の積雪量は一時60cm(例年の約5倍)に到達し、北秋田市・鷹巣を一時超える量になっていました。

因みに上の写真が、昨年大森山動物園の【雪の動物園】に行った時の写真。昨年は極端に少ないにしても、普段の雪はこんなものなのです。それが一気に60cmの積雪は、中々対応できるものでもなさそうです。

 

目次

北秋田市・鷹巣の様子

除雪の壁がお家の壁と丁度同じくなっていました

北秋田市・鷹巣の積雪は1月8日に約60cmを記録した後、55cm程度でウロウロしています。阿仁地区だと、観測地点で1月10日時点で110cmを記録しています。それでも大きな混乱が起きていないのは、、、やはり馴れでしょうか?

そして、今のところギリギリではありますが、屋根の雪下ろしもまだ大丈夫なレベルで落ち着いています

ちなみに2020年1月26日の鷹巣の写真。去年は雪が全くありません。

また、一度に極端に大量の降雪がないことが幸いしています。1晩で20cm降った時は流石に大変でしたが、24時間の降雪量が10cm位で収まってくれているので、雪が増えていっても雪かきが間に合っています。

米代児童公園のライトアップはより幻想的に…しかし公園内に踏み込むのは完全防備が必要

そして、除雪車がマメに出動して下さるので、あまり路面が悪化することがなく、交通に大きな支障をきたしていないのも大きいですね。除雪に関わっている方たちに大感謝です。

 

普段の暮らしの様子

とは言え、除雪車は【公の部分】の担当なので、自宅周りは当然自分たちでやることになります。

雪捨て場の確保-近隣住民との交流も

12/20時点では雪捨てスポットまで約20m。1/10には約3倍の距離の道になりました。

自宅周りで集めた雪は、近くの田んぼだったり用水路に何となく共同の雪捨て場が現れるので、そちらに捨てに行きます。そして、近所の方たちと挨拶し合うまでが朝晩の恒例行事

スノーダンプでも結構な回数を往復するので、私の場合、終わった時には平均で3000歩ほど歩くことになります。ちょっと大変ではありますが、まだ比較的安定して捨てられる場所があるだけ良いのかなと思います。

というのも、住宅密集地だったり、家の建ぺい率が高いと雪捨て場にも困ってしまいます(ウチがそのパターンで、敷地内に逃がしておく場所がない)。雪捨て場が確保出来ているかという観点が、中々考え辛いのですが雪国で何気に重要になります。

除雪車がくるタイミングを図る

今のところ、今シーズンで一番きつかった事例がコチラ。

ウチの前を通る小径は、実はどこかの会社が所有している私道らしいのです。その為か単純に優先順位の話か、比較的大きな生活道路に比べて時間が遅めです。また、2日ぶりの除雪のため、結構踏み固められた後の圧接を念入りに削っていった結果、出勤直前に約40cmの壁ができてしまう事態が発生。

しかも時間的にもう来ないかなと思って、家の前を真面目に雪掻きした後でした。遅く来ると分かっていれば、家の前の雪は道路に押し出すくらいで済ませられたので、仕方ないとは分かりつつもちょっと損した気分でした。

取り合えず30分かけて車を出せる位にして、残りは帰宅後に真面目に排雪しました。

これがあるお家が羨ましい

自宅の敷地にロードヒーティング設備を導入されているお家には、今のところ雪が積もっていません。施工費・維持費とコストは確かに掛かりますが、雪かきに費やす労力をコストに換算するとどっちがお得なんだろうかと考えてしまいます。

ただ、雪かきに関わる労力は、残念ながら健康上あまり良い作用もしないようなので、結構維持に関わるコストと合わせて考える必要がありそうです。

ただ、いつも雪が無くて羨ましいなと眺めています。

ちなみにウチの実家はこれを導入しました。購入までは・・・という方にはレンタルもあるので、より自宅の状況にあった導入法を検討してみましょう。

 

まとめ

1月10日時点の北秋田市・鷹巣の様子をまとめてみました。

雪の量は平年の2倍近くで推移していますが、幸いにも大きな混乱は起きていません。その要因といたしまして・・・

  • 降雪スピードが10~20cm/日と比較的緩やか
  • 除雪車が頻度良く出動してくれている
  • 除雪車の運転手の経験値が高く、上手に雪をかいてくれる
  • 内陸部のため極端な強風も免れていた
  • 慣れている

と様々考えられますが、結局は今のところ運が良いだけかもしれません。

過去には今の倍の積雪量を記録したこともありますし、私が中学の頃に1晩で1m近く積もった時は、流石に街がマヒしてしまった記憶があります。

そして、祖母のお話では、家の1階が雪で塞がって2階から出入りしていたという時代もあったようなので、いつ何時そういう事態が起きるか分かりません。他の地域で起きていることを他人事と思わず、もしもの時の備えはしておきたいものです。

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