時系列が前後しまくりで申し訳ありませんが、今年の年末年始に食べていたものの紹介です。
例年だったら、ウチの実家に1月2日に父親の兄弟筋の親戚が一堂に集まり、挨拶とお年玉が飛び交い、昼食を一緒に食べるという会合が開かれるのですが、今年は件のコロナウィルスの影響で中止になりました。
実家には90歳になろうという祖母も居りますし、親戚同士の集まりであってもクラスターが発生している事例もあったため、仕方がないかなと思います。
という訳で、元旦に同じ市内に住んでいる私んちだけお邪魔して、ご飯を食べることになりましたが、普段オードブルを注文していたところが両方営業していない!と言う事態が発生し、初めて【ホテルニュー松尾】さんのオードブルを注文することになったようです。
ホテルニュー松尾 さん紹介
JR鷹巣駅から約750m・徒歩で約10分です。
【ニューグランドホテル松鶴】さんが閉業された今となっては、旧・鷹巣町内ではホテルの形態をとっている宿泊施設は駅前の【ビジネスホテル八木】さんかココかですが、飲み屋さんがより密集しているエリアに近いので、充実した鷹巣のナイトライフを満喫できそうです。
資本は肉の松尾さんと一緒のため、宿泊の際には市内の牧場で育てられた馬肉料理だったり秋田の郷土料理を召し上がることができるようです。また、1階の【御食事処 なごみ】さんではランチ・ディナーを楽しむことができます。
その他、お祝いや仏事のお膳・系列のイベントホールでの卓上料理も提供して下さり、予算に応じていろいろ要望を承ってくださるようです。
●住所;〒018-3322 秋田県北秋田市住吉町7−11
これがホテルニュー松尾のオードブルだ!
と言うことで、今回届いたのがコチラのオードブルです。
ウチの母曰く、予算は1万円とのことでしたが・・・内容が半端なかったです。
1月1日はお休みだったので、前日の大晦日に受け取って保管していたようです。そんな事情なので、何となく【おせち料理】のような扱いになってしまいましたが、内容も伝統的なおせち料理に近い感じでした。そこに更に洋風メニューを取り入れた全年齢対応版になっていました。
少なくとも、90歳~5歳までが同じ容器で食事を楽しめてお腹がいっぱいになる感じです。
伝統的な部分
右から数の子・紅白かまぼこ・松錦?錦玉子というお馴染みのおせち材が並んでおります。
ナマコの酢の物・紅白なますです。なますは細切りの大根と人参が一般的かなと思いますが、きんぴらよりも太いカットでちょっと衝撃でした。
煮物はタケノコ・くわい・馬肉・身欠きにしんと丁寧に炊きあげられています。クワイは普段あまり食べるものではありませんが、飛び出た芽が”めでたい”や”立身出世”に繋がり、六角は亀を模ったものとして”長寿の願い”へ繋がっていきます。
子供向け部分
手前がローストビーフ・右側が煮込みハンバーグです。ゴロっと150gくらいの大きなハンバーグが1個は最初からインパクトが大きかったですよ。
有頭のエビフライとカニ爪フライも3個ずつ。この齢になると、中々揚げ物は食べないのですが、子どもがいると非常に有難い存在になります。
そして。エビフライの下に何やら隠れておりますが・・・
北秋田市のお正月に欠かせないお魚の”キンキン”が現れました。きらり★きたあきたでもしっかり北秋田市の食卓で紹介されていますが、改めて実際の食卓で見るのは随分久しぶりに感じます。
1匹2,500円~3,980円とかする高級魚なので、表の真ん中にド~ン!と据えられそうなものですが、何故かエビフライに隠されていました。その為、本当のサプライズになりました。
そんな高級な食べ物ですが、長男が1人で食べてしまいましたとさ。
まとめ
今回は北秋田市・鷹巣の【ホテルニュー松尾】さんのオードブルを紹介してみました。
今年初めて注文したのは、これまで利用していたスーパーのいとくが一昨年から元旦休業になってしまったため、木村精肉店に注文していたところ、こちらも昨年閉業されてしまいました。
やはりコロナ禍で結婚式・葬式に関わる会合も激減し、仕出し屋さんが非常に厳しい状況になっています。元々の人口=お客様の減少や後継者問題もあり、年々に選択肢が減ってきていることが非常に心配になって来ます。
令和3年には新型コロナウィルスに纏わる諸問題は解決に向かうのでしょうか・・・?
ともあれ、オードブルは大変美味しく頂きました。まだホテルの御食事処には行ったことがないので、近々機会を作って伺ってみたいと思います。
ご馳走様でした。
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