北秋田市鷹巣では、今年1月31日に積雪深が160cmに達し、2025年に続いて観測史上最高の積雪深を記録しました。
それをもたらしたのは、1月20日ごろから始まった最長寒波で、断続的に雪が降り続き積雪が短期間で急増していきました。
全国的にはとにかく青森市内の状況がクローズアップされた印象が強いですが、秋田県北部の周辺地域も同様で、休校、電車やバスの運休など、昨年以上の混乱をきたしていたと思います。
その中でも長男が自動車学校へ通っていて、就業に向けて通勤のために自動車を選ぶ時期がやってきました。
私自身は、二輪駆動(FF)車に乗っていますが、今回の状況を鑑みてどちらが良いかまとめてみました。
二輪駆動のメリット・デメリット

メリット
- コストパフォーマンス: 購入価格・維持費(燃費)が安い。
- 軽量ゆえの制動: 4WDより軽いため、下り坂のカーブや停止時に慣性が働きにくい。
- 十分な性能: 圧雪路や平坦な市街地であれば、最新のスタッドレスを履けば十分走行可能。
デメリット
- 発進時の空転: 信号待ちからの発進や、上り坂での再発進でタイヤが空転しやすい。
- スタックのリスク: 除雪が間に合っていない朝や、駐車場の雪溜まりで動けなくなる恐怖がある。
雪国で2WDを選ぶなら、後ろから押すFR(後輪駆動)ではなく、エンジン重速を利用して引っ張るFFが前提となります。
私は、欲しかった車種には当時4WDがなかったこと、ディーラーの担当者さんの奥さんや上司がFF車で特段問題が起きていなかったことから、FF車を選びました。
ウィンタースポーツや山歩きのような趣味もないので、大きな問題は起きていませんでしたが、路面凍結時の坂道発進や、気温の上昇で積雪が緩んだ際にはやはり不安があります。
雪上に前輪が後輪よりも高くなるように駐車する、高確率で登れなくなるので、駐車にも結構気を遣います。
中学校への送迎では鷹巣陸橋を通りますが、混雑しているとスタックの不安があるので、遠回りの別ルートや早めの出発で対応していました。
四輪駆動(4WD/AWD)のメリット・デメリット

メリット
- 圧倒的な登坂能力: 雪の坂道での発進・加速がスムーズ。
- 脱出性能: 深雪や轍(わだち)にハマった際、自力で抜け出せる確率が高い。
- 直進安定性: シャーベット状の路面でも挙動が乱れにくい。
デメリット
- 燃費と価格: 車両本体価格が高く、重量があるため燃費も悪化しやすい。
- 止まる性能は同じ: 「4WDでもブレーキ性能は2WDと同じ」という点は最大の落とし穴。むしろ重い分、制動距離が伸びることも。
- 小回りの低下: 機構が複雑なため、最小回転半径が大きくなる車種がある。
妻が乗っている軽自動車は4WDですが、今のところ市内では自力で脱出できないような事態には陥っていません。
雪国で4WDは必須か?
「雪国=4WDは絶対」という考え方は、かつては常識でしたが、現代では「住んでいる環境と車の形状(車高)による」というのがより正確な答えなようです。
なぜ「絶対」と言われなくなったのか、あるいはそれでも「絶対」と言われる理由は何か挙げてみます。

「駆動方式」より「最低地上高」
雪国で動けなくなる原因の多くは、タイヤの空転ではなく、車の底が雪に乗り上げてタイヤが浮いてしまう「亀の子状態」です。
4WDのセダン(車高が低い)よりも、2WDのSUV(車高が高い)の方が、深雪の走破性は高い場合があります。除雪がしっかり入る都市部であれば、最新のスタッドレスタイヤを履いたFF(前輪駆動)車で十分事足ります。
3. それでも4WDが「絶対」に必要なケース
一方で、以下のような条件ではやはり4WDが必須です。
- 急な坂道が多い: 雪の坂道での発進は、2WDだとスタッドレスが新品でも空転して登れないことがあります。
- 除雪が不十分な地域: 朝一番、除雪車が来る前に車を出さなければならない場合、4WDの「押し出す力」がないと詰みます。
そして、今冬の場合は除雪が不十分・・・と言うか、除雪能力を超えた降雪になったため、除雪の優先順位が後になる小路では2WD車では入っていけない箇所が多くありました。
また、圧雪による凸凹が過去にないほどに酷いところもあったので、車の下部を擦って痛める危険性が高かったです。
実感として、街中でも車高の高い4WD車が一番安心して運転できるのかなと言う感想がありました。
まとめ
2025年に続いて積雪の最高記録を更新した、北秋田市鷹巣での車選びについての考察をまとめてみました。
- 二輪駆動・四輪駆動車、それぞれにメリット・デメリットがある
- 平常時やウィンタースポーツ・アウトドア趣味がない方はFF車でも概ね問題なし
- 大雪は今後も予想…の中では、車高が高い4WD車が一番安心できる
という訳で、結論としてはやはり4WD車を選ぶ方が無難だと思います。
ただ、昨年も同じことが起きていますが、雪で道幅が狭くなっては2WDだろうが4WDだろうが逃げ場はありません。
オペレーターの働き方や人手、予算の問題もあるでしょうが、ドカ雪は毎年起こる前提での対策が重要になって来そうです。
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