昨年は結局どこにも旅行に行けなかったので、娘の温泉欲が限界になったことで、冬休みの最後に軽くお泊りをすることにしました。
とは言え、雪が心配な時期で、まとまった休みの取れない私のこと、遠くに行くわけにもいかず、秋田市内でどこか…と探したところ、【秋田温泉 さとみ】さんが色々便利が良いだろうということになりました。
秋田県で生まれ育って、本当に昔から存在は知っているものの、これまで実際に泊まったことはありませんでした。
元々秋田県民ではない奥さんも「さとみ~♪」と例のCMのメロディーを覚えるくらいには認知があったので、丁度良さそうです。
北秋田鷹巣からの道のり
北秋田市鷹巣中心部からは、国道285号線経由が一番近いですが、冬時期の山道を避けるなら国道7号線沿いを向かうのが安全かもしれません。
前者だと約2時間・後者だと約2時間半の道のりです。
電車の場合だと、秋田駅で降りたら、秋田駅西口12番線から路線バスが出ているので、アクセスは容易かと思います。
館内・お部屋
温泉としての歴史は、大正2(西暦1913)年と100年以上も前に遡ります。
一旦、戦時中には営業できない時期も経ていますが、ホテルとしての開業昭和38年と、それでも60年を超える歴史を持ちます。
- ティーラウンジ
- 売店
- 50’s Cafe(二次会会場)
等々、大人数でもしっかりくつろいだり、お楽しみいただける設備がそろっています。
お部屋は今回は南館の1階で約12畳の和室でしたが、家族4人でもゆったり過ごすことができました。内湯がない部屋でしたが、大浴場しか頭にないので、特段問題は感じませんでした。
Free-Wifiもしっかり高速で繋がるので、インターネットを使う機器を持ち込んでも十分に楽しむことができます。
温泉
メインイベントの温泉は、大浴場(温め・普通)、露天風呂、サウナで大人数が入ることができる広々とした作りです。
源泉 | 秋田温泉 元湯 |
泉質 | ナトリウム―塩化物温泉(アルカリ性) |
温度 | 源泉39.4℃ *温泉利用のため加温あり(加水なし) |
浴用の効能 | 一般適応症+泉質別適応症(きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症 等) |
飲用の効能 | - |
備考 | 循環利用あり 塩素消毒あり(秋田市条例の基準を満たすため) |
温泉の大きな特徴は何といっても”アルカリ性泉”であること。入ると少しトロっとした感触に包まれますが、五城目の“赤倉山荘“や”小倉温泉“、二ツ井の”ゆっちゃん”と同じ系統です。
お湯の温度自体は、39~41℃くらいとそれ程熱くなくずっと入っていられるのですが、上がってからのポカポカ感の持続が凄く長いです。
秋田の寒い冬には嬉しい泉質で、湯冷めしにくいのが良いですね。
お食事
大人用のプランは”さとみのスタンダード ■季節御膳◇紅彩-irodori-■”です。
食事は秋田の素材・食文化を満喫できる内容で満足度高し!
先付は、北限のふぐのサラダ(青梅ソース)です。ドリンクは別オーダーですが、さとみ温泉オリジナルのお酒もあるので、お好みで。
私は、食前酒にも良いかなと思ってオリジナルのトマト酒をオーダーしましたが、予想に反して甘いお酒でした。梅酒のトマトバージョンと言った味わいです。
どれも素晴らしく美味しかったのですが、個人的にはこの”ブリの三五八焼き“の出来栄えが感動モノでした。
秋田の魚と言えば“ハタハタ“ではありますが、ここ何年かはずっと不漁のニュースが続いています。代わりに南方系の魚の水揚げが増えており、ブリなんかもその増えている魚種の1つです。
照り焼きやブリ大根位は分かりますが、三五八で漬けても美味しいと実感。焼き方も最高で、表面がパリッと・中はジューシーで仕事上のヒントもいただけました。
子供向けのメインプレートは、エビフライ・貝のグラタン・ハンバーグなどで、間違いない内容で構成されていました。
それに八幡平ポークの陶板焼きとお刺身が付いて、こちらも豪華な内容でしたよ。
食事中に布団を敷いていてくれるのは旅館ホテルの基本!だとは思いますが、夜食までサービスいただくのは初めての体験でした。
遅めの食事だったので
もう食べられない・・・
と思いつつ、勿体ないので翌日の晩ご飯になりました。
時間に余裕があれば、早めの晩ご飯が良いかもしれませんね。
朝食はバイキング方式でした。
朝食って大事だよね、と思わせてくれる内容。ものすごく豪華というわけではないのですが、目の前で焼いてくれるだし巻き玉子だったり、手造りの豆腐、数量限定ではありますがマグロの刺身まで堪能できます。
また、ココでも秋田の食文化を味わうことができ、いぶりガッコ・ギバサ・男鹿の”えご”と取り揃えられていました。
出発まで秋田を満喫できる嬉しい内容でした。
まとめ
冬休みの最終週に【秋田温泉 さとみ】に家族4人で泊まってきました。
- 比較的リーズナブル~贅沢なプランまでお好みで
- 秋田の美味しさを出発直前まで楽しめる食事のおもてなし
- 化粧水に入っているようなツルツル・すべすべになる温泉
家族で秋田市内で旅館・ホテルに泊まる機会も中々ないのですが、今回みたいにふいに温泉でゆっくりしたくなった!と言う時には、立地的にもお手頃ですし、客室も多数あるので予約も取れやすそうなのが良いと思います。
最新のホテルには、設備の面で一歩及ばない面も…あるかもしれませんが、寛ぐには最適な環境ですし、この際に積読とかの消化に充てていくのも良いですね。
今回は私自身は、仕事を切り上げて合流・翌日先にご飯を食べて出勤、という慌ただしい流れになってしまったので、その内またリベンジに来ようと思います。
ありがとうございました。
営業情報
営業時間 | 日帰り温泉 11:00~18:00(受付終了17:00) |
定休日 | |
電話番号 | 018-833-7171 |
住所 | 〒010-0822 秋田県秋田市添川境内川原142−1 |
駐車場 | 敷地内無料利用 |
支払方法 | 現金・キャッシュレス決済 |
ウェブサイト | https://satomi-e.com/ |
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