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びびた
画像は”ToonMe”でやってみた
秋田県北部出身。
大学進学を機に南東北で10年弱過ごし、地元に帰ってきました。
日々の出来事、地域のグルメ・イベント・スポット情報など書き綴っています。
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【東北陸上競技大会】国際大会も開催できる!A級競技場はすごかった

今回のお話もお盆前に戻ります。

8月9日(火)に青森県青森市の新総合運動公園中学校総合体育大会・陸上競技が開催されました。

元々は宮城県で開催予定だったのですが、3月の大地震で改修が余儀なくされたため、急遽変更になりました。

個人としては地区大会で終わっていたウチの子も、共通400mのリレーメンバーとしてエントリー。恐らく中学校最後の大会ということもあり、家族みんなで応援に行ってきました。

新総合運動公園は、2026年に青森県で開催される国民スポーツ大会に向けて整備された施設です。

陸上競技場は大小2つあり、メインのカクヒログループアスレチックスタジアムは、国際大会も開催可能な充実した設備を誇ります。

馴染みがある鷹巣や長根山は元より、秋季大会の鹿角の競技場、また先日の秋田県大会が行われた秋田市雄和の競技場と比べても、スケールが非常に大きなスタジアムでした。

また、スポーツ施設だけでなく遊具コーナーもあるので、小さな子供連れで来ても時間が潰せるのが嬉しいところです。

目次

土砂降りのコンディション

ただし、8月9日は8月初めから続く雨、そして降水量がお盆期間の最初のピークを迎えた日でした。

どちらかといえば北海道・太平洋寄りの立地のため、最も酷かった日本海側の地域よりはまだ降り方は弱かったのかもしれませんが、コンディションとしては最悪だったと思います。

1日目は、男女のハードルから競技が始まりましたが、滑って転倒する選手が相次ぎました

東北6県の県大会を4位まで入って来た精鋭揃いですが、その選手たちを以てしても、力を出し切れないで終わるのは残念に思いました。

また、雨だけではなく風も安定せず、強烈な向かい風に当たってしまう場合もあるので、着順でしっかり予選通過を確定しないといけないのがまた厳しいレギュレーションだったと思います。

 

充実の設備

選手たちにとっては、正に最悪ともいえるコンディション。ただ、意外と見ている方にとっては、そうでもなかったりします。

メインスタンドは広く傘が付いており、向かい風が吹かない限りは雨に濡れない作りでした。これは非常に助かりました。

また、最大20,000人収容可能なスタジアムなので、1階・2階に分かれて多数の席が設けられており、東北6県から選手が集まってきても、結構ソーシャルディスタンスな距離感で観戦が可能でした。

更には、バックストレートの方にも席が巡らされているため、リレーの2走や、棒高跳びの選手たちの応援も間近でできるのが良いと思いました。

記録だけでなく、映像も映し出される電光掲示板も初めて見ました。

予選は選手1人1人の名前はコールされません。決勝まで行くと、スタートに着く前に電光掲示板で1人1人の紹介がなされて、その度に思い思いのポーズを取っていました。

何か流行りのポーズがあるのか、前の選手に釣られているのかは定かではないですが、ある程度のまとまりがあるのが面白かったです。

こういうところで物怖じしないで、自分を表現できるのは素直に羨ましいな~と思います。

その後の8月20~22日の全国大会も、最終日のテレビ中継を長男と見ていましたが、決勝は皆ポージングを取っていましたね。

そして、これは完全に予想だにしておりませんでしたが、スタンドではFree-Wifiが繋がっています

私は他選手の競技でも楽しく見られるのですが、子供たちにとっては正直目的以外の競技は退屈だったようです。周りの小さめの子たちもですが、ゲームやスマホを持って兄弟が出る競技まで待っておりました。

ただ、飲食は予め用意しておかないといけないようです。

一度昼食に出ましたが、スタジアムに対しての駐車場が狭いので、一度車を出したら良い駐車場所を確保するのが大変でした。

 

悪夢の家路

そして、肝心の競技ですが、他県の選手のレベルの高さにビックリの連続でした。

共通400mリレーの決勝8校に青森県勢が4校(その内2校が五所川原!)そのまま残ったり、翌日の男子3000mでは中学新記録を2選手が出してしまうなど、ちょっと別の次元の選手も見られました。

1年生の100mに出場した秋田県の選手は、この時点で通信全国ランキング1位の記録を持っており、優勝だろうな・・・と思っていたら、このコンディションでベストを出してきた青森の選手に屈するという場面もありました(とはいえ、この選手も全国6位なので凄いんですよね)。

秋田県勢も優勝・入賞する選手はいるものの、全体的に少し分が悪い感じに思いましたが、どこでこんな違いが出てくるんだろうと不思議に思います。

 

そして、ウチの長男は・・・まさかの”出場しない”という結果に終わりました。

それでも今までの連携や、全県大会入賞まで持ち込んだ、そして最終学年ということを加味して、多少の忖度が働くのではないかと期待しておりましたが、真のベストメンバーを組まれてしまいました。

エントリーメンバーで正直嫌な予感はしておりましたが、低学年リレーに回っていた100mのタイムが速い2年生に譲ることに。

秋田県代表を背負っている以上は、少しでもベストを尽くすために仕方ないかなと割り切ろうとは思いましたが、正直悔しかったですね。

結果的に、このシーズンのベストタイムは県大会の予選だったし、長男が得意な内側のレーンだったので、悪コンディションでも上を目指せたのではないかという想いもあります。

仕方ないので、後日ABS秋田放送のYoutubeチャンネルの県大会の映像をみんなで見ました・・・。

本人は実のところはどう思っているか計り知れませんが、割とアッサリしていて、しっかりリレーのレースも見ていました。

また、高校でも陸上を続ける雰囲気もありますし、引退後も誘われたら練習に行くという感じでやってるので、その面では親としても救われた気分です。

弘前市・富士見橋近くで。8月12日は少し引いていたらしいですが、それでも見たことのない濁流です。

途中、投擲場近くの駐車場が水没の可能性ありとのことで、車の移動が促されていました。

その中で1日目の日程を終えて、いよいよ帰宅という際になって…

かねてからの大雨の影響で、青森西I.C.~碇ヶ関I.C.まで高速道路が通行止めになってしまっておりました。競技場を出てからずっと下道を通らされ、家に着いたのは夜の9時半近くでした。

途中、宮城や福島ナンバーのバスも並走していましたが、もっと大変だっただろうなと思います。

また、暗くてよく見えていなかったのですが、途中渡った川も危ないところがところどころあった模様でした。

8月12日~13日にかけて青森県(青森・五所川原・弘前など)で仕事をしておりましたが、通行止めあり、浸水している畑(リンゴがぷかぷか)ありとまだまだ大変な状況でした。

 

スーベニア&まとめ

ちなみに、記念品として、会場でも販売されていない限定記念Tシャツを購入してました。

他の方々はカッコいいデザインを購入していましたが、私が着る前提でかわいい方を選びましたが、配布された当日に既に着替えで着ていたので、そのまま本来の持ち主のものになりました。

結果としては、残念な感じに終わったとはいえ、親子3代で唯一、東北大会まで進む快挙をもたらした長男君。その軌跡は変わるものではありません。

まだまだこれから伸びる余地もありますし、進学先でも陸上を続けるかどうかは定かではありませんが、3年間続けられた経験はきっとこれから人生の糧になると思います。

後は、高校に入れるかどうか・・・それが一番不安だったりしますが、受験モードに切り替えて頑張らせたいと思います。

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