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びびた
画像は”ToonMe”でやってみた
秋田県北部出身。
大学進学を機に南東北で10年弱過ごし、地元に帰ってきました。
日々の出来事、地域のグルメ・イベント・スポット情報など書き綴っています。
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食べ物関連のウェイトが大きくなったので、少しカテゴリー構成を見直しています。

【陸上競技】リレー編成やら何やらから考えたこと

先日、秋田県内各地で中学総合体育大会が行われました。

私の長男は陸上部に所属しておりますが、今年は学校としても男子は総合優勝・女子は第2位と好成績を残すことができ、個人としても全県大会・通信陸上大会と先に進むことができました。

鷹巣中学校・陸上部は、昔から市営の陸上競技場が隣接しているために、練習環境として最高だと思います。

受験のことを考えると、競技生活が伸びるのは不安もありますが、また、後1カ月観戦の楽しみが増えたのもまた事実。

もしかすると、東北大会など更に先があるのかもしれませんが、いずれにしてもベストを尽くして納得できる成績を残せるようにフォローしてあげたいなと思います。

観戦を3年間続けてきて、思ったこと・自分がやっていた時と比べてみたこと、今回少しまとめてみました。

 

目次

昔(25~26年前)との違い

練習時間は短めに

実は、私も同じく陸上(長距離)をやっていましたが、私は中2の夏で止めてしまいました。長男はすったもんだがありながらも3年間続けようとしてくれています。

私が辞めた理由としては、体質が変わったのか疲労が異様に抜けなくなったり、軽微ながらも故障が続いたり、街の研修で行った中国で体調を壊した後体力が戻らなかったりと、色々あるのですが、それらを上手く言葉で表現できなかったのが大きかったと思います。

まぁ、後は休みが週1回しかなかったり、練習時間が今よりも長かったと思うので、1年生の時はまだしも体調面の変化があってからは辛い割合がどんどん増えていってました。

今は学校によってもそれぞれだとは思いますが、大会を除けば水曜・日曜と週2回の休みがあり、土曜日も半日なので割とゆったりしていると思います。この位だと良かったかなと思います。

それで足りなければ、今は大館市のN.A.Cというレーシングクラブでも練習ができる環境があるのが良いですね。ここの先生自身も全中出場経験があり、フランクに教えてくれるのでありがたい存在です)。

色んな情報を得られやすい

私の時は、過去の記録などはあくまでも大会プログラムなどの最終ページなど。

基本的には、学校の中でしか自分の現在地を知る機会がなく、他地区の結果や、実際自分がどのくらいのレベルにあるのかが掴みにくい状況でした。

大会に出てやっと実力を測るという感じで、レース慣れしていないうちは勝負にもならない状況でした(練習での競争と、大会のレースは同じタイムでも全然違うのでした…)。

今は、Youtubeなどであらゆる学年のレースや、速い選手の練習方法も見ることができますし、各地の大会結果も気軽に調べられるので、目標設定がし易くなっていると思います。

ちなみに、今回のリレーの優勝タイムも昨年の全県の結果を見てみるに、中々良い位置にいます。

後、1カ月弱の練習でどこまで、個人走力やバトンパスが向上するか…それ次第では東北大会、もしかすると全中も夢ではない、というところはネット情報から得られています。

 

少子化の影響

ポジティブな面

記憶している限りでは、私の1年生時点での1500mのタイムは4分45秒程度でした。

当時としても特別速いわけではなく、同じ学年にもっと早いのが2人いたので中々大会に出れなかったですが、ケガ人が出てようやく新人戦・その後の秋季県大会には出してもらえました。

そこは予選落ちでしたが、このタイムは今は秋の新人戦全県大会では8位入賞できるかできないかというラインです。

ちなみに今回の1500mのトップタイムは4分18秒台で、これを2年生が出しているのが凄いですし、最終ラップ・最後の直線のデッドヒートは本当に見ごたえがありました。

人数が少なくても、トップは当時の私から見ると雲の上の存在だったりするので、人数の減少=(トップ)レベルの低下とは当てはまらないと考えています。

地域や学校ごとにも事情は違うと思いますが、人数が減ったために、一般的には大会の出場はしやすくなっているので、日頃の成果の披露の場は増えていると思います。

ネガティブな面

反面、人数が少なくなっていることで、学内で切磋琢磨をするのが難しい状況は否めません。

また、競技によっては極端に参加人数が少ないものもあります。今回は、男子3000m・女子のオープン1500mは3人(横手市も3000mは5人だったようで、Twitterで”少ない”という呟きも見受けられました。)。

また、人数を揃えないといけないのがリレーですが、こちらは低学年・共通の2競技行われます。

エントリーのルール(22年度秋田県編)

・低学年…2年生2人・1年生2人

・共通  …学年自由

 *走順はそれぞれ自由

 *低学年・共通で1人の選手が両方にエントリーすることはできない

ウチの中学校は、幸いにも男女ともに両方エントリーできて、全チームともに全県に進むことができました。

しかし、低学年男子でチームを組めたのが4校だけというのは、う~ん・・・と思いました。

トップレベルは相変わらず高い位置ですが裾野の部分では心配になりますし、リレーについては人数の多い秋田市内がずっと強い状況が続いています。

今回、1学年120人程度の学校で、高いレベルで走れるメンバーが4人揃ったのは結構稀有なことだと思います。

 

来年から変わる部活動”部活動”

ところで、個人的に心配していることが・・・中学校の部活の地域移行です。

来年度から部活動と教員の働き方改革を両立させるため、国が休日の中学校の部活動を地域のスポーツクラブなどに段階的に移行していく方針を出しています。

小学校は既にスポ少化になっていますが、私は休日にずっと付いて歩かないといけない、という印象を持ってしまっています。

それで加入を躊躇したのが、小学校の長男・次男の野球です。

どうしても仕事上、土日が稼ぎ時なので、毎回参加できるわけでもないし、妻も更に小さい子を見ないといけないのがあり、諦めてしまいました。

中学に上がればある程度楽できるかなと思いながらも、今後は荷物の運搬や会場でのテント設営なども保護者が担当するようになりそうです。。

できる時は勿論やりますが、今年の土用の丑の様に、繁忙期で休めない日と大会が重なった場合、どうしようかなと思ってしまいます。

まぁ、今回は妻や自分の親にお願いしますが、必ずしも土日休みでない仕事をしている方も昔より多いと思いますので、負担を考えて部活を諦めるケースも出てくるかもしれませんね。

また、顧問の先生の代わりに専任の指導者を外部から招くなどの考えられているようですが、その場合は月謝のように費用が嵩む心配もありますし、指導者の確保も問題になっています。

 

ただ、心配だけではなく期待できる効果もあります。

地域移行をすることで、中学校の枠を超えてチームを作りやすくなるという部分はあるかもしれません。

チームの人数が増えることで、チーム内競争が起きてレベルアップにつながる可能性も十分考えられます。

教育費として何かしらの予算を付けるのか、など色々対策を講じた上で、競技人口が減らないような移行をお願いしたいです。

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