秋田内陸縦貫鉄道のお湯鉄キャンペーンの対象施設です。
最寄りの阿仁前田温泉駅から車で約25分。森吉ダム・四季美湖を通り過ぎて、奥深い山道に入っていきます。
このあたりだと”隣”と言っても差し支えない距離には、秘湯・杣温泉もあり、余裕があればハシゴをしてもいいかもしれません。
ここを通り過ぎて更に山奥に進んでいくと太平湖へ。遊覧船に乗って対岸へ渡り小又峡の散策ができます。また、テレビでも紹介された奥森吉の桃洞の滝を見に行くなど、貴重な自然風景を楽しむにはピッタリの拠点になります。
敷地内には湯ノ岱小・中学校(昭和11年開校~昭和46年閉校)の跡地を示す記念碑があります。
正直なところ、こんな奥地にも学校が存在していたとは・・・!という驚きを感じます。今の森吉山荘への道のりは手入れの行き届いた舗装道路こそあれ、人の営みは感じない山道です。工事現場と発電所がちらほら見られるくらいです。
しかし、能々道路脇を見てみると、集落跡を示す碑がいくつか見ることができます。そんな廃村の歴史にも触れられるのもこの旅程の楽しみかと思います。
温泉基本情報
入浴料は?受付の仕方
有人の受付カウンターにて支払いを行います。
受付カウンターの後ろはコイツが口を開けながら居ります。
山中を散策してみたい気持ちはずっと持っているんですが、熊の存在がチラついて二の足を踏み続けています。ある程度、まとまって歩ければ良いのですが・・・。
お風呂について
お風呂の種類は、内風呂・サウナ・水風呂。露天風呂は男女ともに設備の不良につき、来訪当時は休止しておりました。
キャンペーンが始まった当初、設備改修でお休みしていた時に一緒に直せば良かったのに…と思いましたが、何らかの事情があるのでしょう。
- 源泉:杣温泉
- 泉質:塩化物泉 ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉
- 温度:源泉53.6℃・使用位置43℃
- 浴用の効能:一般の適応症、やけど、きりきず、慢性皮膚病、動脈硬化症、筋肉痛、疲労回復、その他
因みに、肝心のお風呂は熱めの設定です。水で調整するようにと札がかかったバルブがありますが、他の人もいる手前、遠慮してしまいます。
因みに、肝心のお風呂は熱めの設定です。水で調整するようにと札がかかったバルブがありますが、他の人もいる手前、遠慮してしまいます。
温泉から上がった後もしばらく汗が噴き出ておりました。山の散策で疲れた時にはすごく気持ちがよさそうです。
アメニティ・設備
コインロッカーは100円を入れて後から戻ってくるタイプです。更衣室前にあります。
サニタリー(宿泊者向けかと思います)設備として、更衣室内に洗濯機と乾燥機があります。どちらも1回200円かかるようです。
シャンプー・ボディソープは備え付けがあり。取り敢えずタオルだけもっていれば入浴は問題ありません。
その他設備
2021年5月時点ではドコモ携帯の電波は入らず。館内はFree-Wifiがあるので、私にとって仕事を完全にシャットダウンするには都合の良い場所と言えるかもしれません。
売店とレストラン白糸。近くにある白糸の滝に由来しているのでしょうか…?
2年前に来た時は、かき揚げそばをいただいておりました。旬の野菜を使っていて、素朴ながら美味しくいただきました。
ロビーで雑誌・新聞を読みながら一休み。
ふと横を見るとカメムシが歩いていきました。それを安全に取るために、ガムテープが窓際に置かれているのが山間の宿ならではか。赤倉山荘さんにもありましたね。
まとめ
北秋田市・(旧)森吉町湯ノ岱の【奥の湯 森吉山荘】で日帰り入浴を楽しんできました。
- 奥森吉の自然散策の拠点としてピッタリ
- 上がった後もポカポカ!汗が噴き出してくるくらい温まるお湯
- 周辺のちょっとした歴史にも触れられるロマン街道
先述の通り、スマホの電波も届かない位、街ナカから遠ざかることになります。それ故、中々足繫く通うことはできなさそうですが、その分訪れた時にはディープに楽しみたいもの。
今は娘が小さいので、小又峡や桃洞の滝など奥まで歩くことは難しいですが、もう少し大きくなったらどっぷり自然に浸かって休日を過ごしたいと思います。
ただ、その時には父に付いてきてくれるのかはまた別の話・・・いや、きっと大丈夫。
営業情報・アクセス(日帰り入浴)
●営業時間;
10:00~17:00
●定休日;
●電話番号;
0186-76-2334
●住所;
〒018-4511秋田県北秋田市森吉字湯ノ岱14-1
駐車場;多数
●ウェブサイト;
●支払い;
現金
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