途中離脱していた時期はあるとは言え、長年鷹巣に住んでいても入ったことのないお店って結構あります。なので休みの度に奥さんと色々発掘しながらこのブログを書けるわけで…
この純喫茶 あすなろさんもその1つでした。
鷹巣駅からは少し離れ、丁度内陸線の西鷹巣駅と同じくらいの距離にあります。アーケード街を抜け、米代児童公園を通り過ぎ、佐金酒店の手前まで行くので中々通り過ぎるものの、個人的には足を停める用事がなかったスポット。
消費税増税になった初日、地元の外食はどんな様子か?そんなところも含めてランチへ行ってきました。
店内・メニュー
ちょっと雑然とした雰囲気ですが、昭和の香りが濃く漂っている店内でした。テーブルの振りして、麻雀のゲーム台が数台並んでいました。先日、綴子のコーヒーハウスレオンさんでも発見しましたが、テーブルとしては決して座りやすいとは言えなかったので、避けて普通の2人掛けの席に座りました。
キッチンに立っている奥さんが元気・丁寧に私たちを出迎えてくれました。因みに窓際に座っているのは、先客かと思いきやご主人のようでした。料理を作るのは奥さん・配膳は旦那さんといった役割分担をされているようですね。
メニューは軽食・ドリンク・デザートに分かれますが、とにかくメニューが豊富です。実際これだけ常に準備しておくのは大変だろうな…と余計な心配をしてしまいます。
ただ、気になるのは軽食のお値段です。
昭和の香り…と言うものの、値段もその当時のまま止まっているかのような設定です。コーヒーやドリンクの方で利益を確保するから、フードは抑えた値段設定ができる!とかだったら良いのですが…余計なお世話だとは思いますが、ちょっと心配になりました。
実食
と言うことで、値段に驚きつつも二人ともスパゲッティをお願いしました。奥さんが1人前ずつ作り、できた順番に旦那さんが運んでくるスタイルでした。提供時間はちょっと長めです。
私がオーダーしたのはナポリタン(1皿500円)。
噂には聞いていましたが、尋常じゃないボリュームです。山と盛られた高さがお冷のコップとほぼ同じという量です。普通のパスタ屋さんの1.5~2倍くらいの量なのではないかと思います。この時点で奥さんは完食が難しいことを察し、一部引き受ける覚悟をしました。
具材は玉ねぎ・ピーマン・ウィンナーソーセージと極々家庭的なものです。私個人はケチャップ多めのナポリタンが好きなのですが、決してケチャップがだくだくでもないのに、艶々してパサつきが一切感じられない麺が非常に美味でした。
一見、家庭料理の延長にも見えますが、確実に違いがありました。恐らくですが、テフロン加工のフライパンではなく、昔ながらの鉄のフライパンで炒めているのも関係するのでしょうか…?
奥様のミートソース(1皿500円)。
こちらも尋常ではない盛り込み量でした。具材はこちらも玉ねぎ・ピーマン・ソーセージで、その上にミートソースがたっぷり掛かります。ボロネーゼと言うよりは、ひき肉が入ったトマトソースといった感じです。
ホールトマト?トマトピューレがベースらしく、トマトの果肉の形が一部残っていました。アッサリ目の味付けだったので、量の割には奥様も大分食べ進められました。…が、5分の1は私が協力することに。
最後にコーラを2人分サービスしてくれて、本当にお腹は限界を迎えることに。ただ、コーラもしっかりとメニューに載っているんですよね…。本当、大丈夫なのか?
まとめ
北秋田市鷹巣の純喫茶 あすなろさんに行って参りました。
喫茶店で食べるフードは所謂”軽食”というジャンルに入ると思いますが、量から鑑みるに全くもって軽食じゃないです。サンドイッチなども中々の大きさだということなので、安価でお腹いっぱいになりたい時におススメです。
因みに、伺った日は消費税が10%に上がった日でした。元々の値段設定が分からないので、あくまでも推測ですが、増税で値段を変える様子はありませんでした。
お客さんに負担掛けずに、自分たちで増税分を被る…こんなお店は結構多くあると思います。ただ、北秋田市周辺の飲食店は、元々のボリュームが凄いので、量が2%減ってもまだまだお腹イッパイになるという逃げ道はありそうでした。
鷹巣でも貴重な喫茶店です。ずっと元気で営業していて欲しいですね。
アクセス・営業情報
●定休日:
不明
●営業時間:
11:00~22:00
●電話番号:
0186-62-4847
●住所:
〒018-3316 秋田県北秋田市東横町9−36
駐車場:お店の裏手に5~6台位停められるスペースがあります。
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