少し触れてましたが、無事長男が受験に合格し、地元の高校に入学することができました。
本人的には決して当初の希望通りのところに入れた訳ではないようですが、、、ボーダーラインと言われる点数からかけ離れたところを受けさせる勇気が親になかったのです。
受験本番では、結果的に当初希望のところに入れるくらいの点数を取っていましたが、それでもかなりギリギリの方でした。それでも普段の模試からこの位の水準を確保していたら、ワンチャン受けて、ダメなら二次募集・第二志望で滑り込む戦略も取れたかもしれませんけども・・・
まあ、本人には良い高校生活を送ってほしいと思いますし、少しでもその手伝いが出来たらと思います。
3年後にはまた次男も進学のタイミングが来るので、その時のためにも合格後の出来事を簡単にまとめておきます。
受験~入学までの時系列
3月18日 制服合わせ
合格発表から3日。
特段何をすれば良いか分からないまま何日か過ぎた頃に、郵送で高校から案内が届きました。今後の日程や準備する書類について色々まとめられていましたが、中学校入学に比べると凄く急転直下な気がします。
早速、その週末に鷹巣のコムコムで制服の採寸会が開かれました。学科ごとに時間が区切られていたので、割とスムーズに進んだようです。
最近はリユースの考え方も大分浸透しており、受験前に譲渡会のような催しも開かれていたので、秋田北鷹高校志望の生徒さんは先に手に入れてしまうこともできます。
制服代は諸々で約80,000円でした。
3月23日 高校説明会
高校の年間行事を見ていたので、この日は予定を空けていました。高校にもなると父母で参加…ではないんだなと。
入学までの準備するもの、入学後のタイムスケジュール、寮制度の説明、通学の仕方、月々の諸経費の払い方…等々、情報が多く、正直頭が追い付かなかったです。
この日に、入学までにこなしておく課題(入学後すぐにテストがあるのは鳳鳴も北鷹も変わらないみたい)がドッサリ渡され、かなり本人は参ったようです。
ただ、親も含めてそれ以上に頭を悩ませたのは、作文の提出です。
秋田北鷹高校の緑地環境科・生物資源科の生徒たちは、農業や食に関する作文を書かないといけず、それが評価にもつながるとのことです。差し当たり、私の仕事の話から感想を書く手法で何とかしましたが、農業にあまり触れることのない家庭にはハードルが高かったです…。
因みに大館桂桜だと、25日の説明会までに提出する作文があったようで、そっちも大変そうだなと思いました。
3月25~26日 教科書購入
鷹巣のスーパービック内の特設会場(明光義塾近く)にて、購入会が開かれました。
伺えない場合、後でもなんとかなるようではありますが、それも何か気持ち悪いので、前述の旅行を早めに帰るように組み替えて戻ってきました。
概ね22,000円程度で一式揃えました。
因みに、北鷹高校の教科書は鷹巣の図書館でも借りることができます。
生物資源科で使うと思われる食品加工についての教科書は、大人になってから仕事で工場運営に関わることになった時に偶々見かけて読んでみましたが、入門編として勉強になりました。
4月6日 入学式
まさかの中学の入学式と日時が被ってしまう事態に、夫婦で手分けして臨むことにしました。
市長のことも考えて・・・
日程ずらすとかできなかったのかな?
と思いつつも、入学式のWヘッダーとか2日連続の参加もそれはそれで疲れるので、大本は子供が生まれるタイミングだったよなぁと諦めモードでした。
入学金を納め、諸々の提出物を出した後、入学式に臨みました。コロナも落ち着き、マスクも一部取っている生徒もいましたし、入場制限がほぼないのも久しぶりでした。
その後、教室に移動し、ホームルームに参加して、子供と一緒に翌日以降の提出物やスケジュールについて確認しました。
既に週明けに、進路希望調査を提出しないといけなく、未だにこれと言った道を見つけていない我が子は少し困った様子です。
高校の授業料は無償?
前述の入学式で支払った入学金は30,000円でした。県立高校の授業料は月々9,900円かかりますが、学校から渡されたID/パスワードを元に文科省へ手続することで、概ね無償になります。
”概ね”の部分は、家族構成にも寄りますが、大体年収900万円以上が認定を受けられるかどうかのボーダーになるとのことでした。
課税額を元に算出しますが、この時に使うのがマイナカードとマイナポータルでした(私が登録を試みていた時には障害が起きていたようで、どうしても登録できなかったため、個人番号(マイナンバー)の打ち込みで手続きを進めてみました。
6月くらいに認定結果が分かり、支援認定が受けられれば4月まで遡って授業料が無償になります。
ただ、PTA等の諸会費で約13,000円/月がかかるのは驚きです。こういうのも含めての高校無償化だと思っていましたし、高校でもPTAがあって役員もしっかり募るとは思ってもいませんでした。
*幸い、募集は小中学校よりも緩いので、できればやらずに済ませたい・・・
更には、中学校を卒業すると児童手当がなくなるのです。次男も中学校進学に伴って15,000円→5,000円へ減額されるので、世帯収入としては20,000円/月の減は結構なインパクトです。
北秋田市では令和4年4月から高校生も医療費が全額補助に切り替わっているので、その辺は救いではありますね。
団体保険は加入するべきか?
高校説明会の際に、団体保険への加入案内もありました。
高校3年間の生活を総合的に月々1,200円程度~で保障してくれるようですが、家庭で入っている生命保険や自動車の任意保険があればそれぞれの内容を1度確認した方が良いです。
チェックしたいのが、重複している条件があるかどうか。それぞれがカバーできていればそれで充分だったりする可能性があります。
秋田県では、自転車保険の加入が義務化されており、高校生総合保障でも自転車事故に関する記載がありますが、自動車の任意保険で家族の事故も保証していたりします。
特別な点では、いじめやSNSなどのトラブルがあった際に、弁護士への相談が保証されるコースがあるのが特徴です。
チェックしたい項目としては
- 元々の生命保険の保証が物足りない場合
- 自転車保険に加入していない・家族の保険の中でカバーできていない
- 弁護士特約を付けておきたいかどうか
以上の3点で検討してみると良いと思います。意外と新たに加入の必要はないかもしれません。
まとめ
高校受験の合格発表から入学式直後までのタイムスケジュールを簡単にまとめてみました。
- 小学校・中学校に比べるとスピードが速く、急転直下な感じです
- ここまでの費用…大体15万円位?
- 団体保険の加入はお得なようでも、既存の保険の条件確認を!
ここまで色々思い返してまとめてみて、ふと気づいたのですが・・・
小中学校に比べても情報は多いのですが、肝心なところを聞き逃している自分がいました。
例えば…お弁当は何時から必要なのか?授業で使う指定のノートとかサイズはあるのか?とか、本当に細かい所なのですが意外と分からないところが後から出てきます。
説明会・ホームルームで聞く機会もあったので、もう少ししっかり聞いていればな、と少し後悔しています。
また、これまでに比べると初回に掛かる費用は高額な傾向にあるので、学資保険の一次金には非常に助けられています。
スマホも高校生だと必須ですし(中学3年の時点で所持率は90%近いので)、部活も決まれば(やるのか?)もっと出ていくお金は増えると思うので、普段の生活も少し見直していきたいと思います。
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