【白神のめぐみ かましメシ】地域の食材と秋田弁をいっしょに学ぼう！

秋田県の能代山本地区で2020年12月18日にデビューした【白神の恵み かましメシ】。

”かます”とは秋田弁で”混ぜる”こと。

海山里の美味しい食材の宝庫である、あきた白神エリアの食材を混ぜ合わせて、更に味を変化させて楽しくいただくスタイルのご当地メニューです。

　

上記のようなルールがありますが、２回以上の味変がなかなかハードルが高そう。

そこでなのか、今年からはライト版【ちょいかまし】も登場。

こちらは白神の食材２品以上・味変１回以上ともっと手軽に開発したり、食べられる条件となっています。

　

実食－さくら亭の”ほてい丼”

今回いただいたのは、三種町【さくら亭】さんの【三種の宝 ほてい丼】です。

１膳・１，１００円（税込み）（2022年4月時点）。

メインの丼に、白だしのお吸い物、味変アイテムとして梅漬け・わさび、箸休めのたくあん漬けという内容です。

　

刻みのりが散らされたご飯の上に、何かを包んだおいなりさんと紅生姜がたっぷりと乗っています。そのおいなりさんの正体は…？

• 刻んだ”白神ねぎ”
• 桜田畜産さんの”馬肉”のしぐれ煮
• 能代名物”桧山納豆”

といずれも能代・山本地区の食材をぎっしりと詰め込んだものです。これを崩していくわけですが…

頑張った結果、こうなりました…

お店の方の言う通りにしたつもりではありますが、いなり揚げを細かくしていくのが些か苦労しました。それよりもどうしても”映える”写真にならないのが辛いですね。

しかし、生姜が利いた馬肉そぼろ・納豆の風味・ねぎの香味・揚げの甘味と、色んな味が口に広がり、見た目以上に美味しいのです。

　

味変①梅漬けを投入

お盆に一緒に乗ってきた”梅漬け”をクラッシュしながら、再び混ぜ込みます。この梅漬けは、三種町産の梅を使った自家製とのこと。

梅干し特有の酸味よりも、やや甘さが勝っているような独特な風味でしたが、揚げの甘さを少し中和してくれてサッパリ味になります。

これをまた食べ進めた後は…

　

味変②

残ったお吸い物を丼にぶち込んでみました。

この作法が正しいかどうかは分かりません。小鉢に取り分けてお吸い物を掛けるのが本当の作法かもしれませんが、気にせずに思い思いの方法で食べるのが一番美味しいんだと思います。

うなぎのひつまぶしのような感じで、またお茶漬けのような感じで、サラサラと一気に流し込んでいけます。

途中から、取っていたわさびも投入して、ガイドにない３回目の味変も達成。最後まで美味しくいただけました。

　

2022年4月時点～提供店一覧

あきた白神かましメシ研究会様のサイトより引用、まとめさせていただきました。

能代市

藤里町

三種町

八峰町

　　

まとめ

秋田県・能代山本地区のご当地メニュー【白神の恵み かましメシ】を紹介してみました。

以前からビビンバ丼なんかは認知されているので、具材をかき混ぜて食べる方法は抵抗がなかったと思われます。

それを地元の食材と融合させ、更に味変の行程を入れることで、最後まで飽きずに食べてしまえる工夫は素晴らしいと思います。

でも、どんな工夫も、食材自体が美味しくなければ何にもなりません。改めて秋田県の食材のレベルの高さを知ることができる企画です。

頑張ってコンプリートしてみたいです。