二ツ井町から国道7号線の下をくぐり、藤里町方面へ。どちらかと言えば、藤里の入り口にあたる場所、中心部に向かう途中の木材所と一緒に建っているログハウスが【Cafe 岳(だけ)】さんです。
以前から存在は認識していたものの藤里方面へ行くことも少ないので、訪問が延び延びとなっておりました。ですが先日、きみまち阪へ紅葉を見に行った(既に終わっておりましたが…)後、少し足を伸ばして初来店を果たしました。
二ツ井からここまでに店看板を入れて案内板が3つ。聳え立つフクロウのカービングが目印になります。
メニュー・座席
食事メニュー自体はそれ程多いわけではありませんが、ドリンク・デザートと考えると目移りしてしまいます。地元の藤里町の食材や地域の伝統を入れつつ、今風にお洒落にアレンジしたメニューが中心になります。
室内の暖房は暖炉にて。炎が見える暖房って温かみが増しますよね。ログハウス風の建物の雰囲気にも良く合っていますし、店内に流れる静かなBGMもあり、リラックスできる空間になっています。
今時期は、運良く窓際の席を取ることができれば、紅葉を眺めながらの食事もお楽しみいただけます。
実食
特製チキンカレー
1杯750円(税込)。
ご飯大盛・お代わりは無料と言う嬉しい設定です。ゴロゴロと野菜が入ったカレーが出て来るのかと思いきや、目に見える具材は鶏の手羽元だけです。
ただし、この手羽元がしっかり煮込まれていて、スプーンだけでホロホロと骨から外すことができました。ふわりずむさんのチキンカレーもそうでしたが、もも肉の角切りよりも手羽を使った方が旨味がより感じられる気がします。
カレー自体の味は玉ねぎたっぷり+フルーツだと思われますが、、、コクと仄かな甘味を感じられながらも、メニューの通り辛味もしっかり感じられてきます。後を引く辛さと言うよりは、スパイスの突き抜ける辛味なので、休まずにどんどん食べてしまう味でした。
煮込みハンバーグ
単品750円(税込)。
ハンバーグはメニュー表から読み取るに、1個150gの設定で1個の存在感が凄いですね。。因みにダブル盛りもできるようで、その場合は1皿1,480円になります。
野菜たっぷりのソースが優しい味なので、ハンバーグ自体の味もあまり主張しない味でした。豚多め、もしかすると鶏も使っているかもしれませんが、150gの大きさでもあまり食べ疲れはしなさそうでした。
付け合わせの野菜類もお皿に彩りを加えており、インスタ映えもしそうなワンプレートでした。マイタケは藤里町で栽培されている白神まいたけ(今年はちょっと生育に苦労しているとの話も聞きましたが…)だと思われます。この黒さは間違いないと思いますが、どうでしょう?
デザート・ドリンク
右)自家製チーズケーキ:380円
チーズケーキは3層構造。下からスポンジ・クリームチーズ・レアチーズ層で私はあまり食べたことのないふわふわ食感でした。一般的なイメージのチーズケーキとは全くの別物です。
左)ブラックベリーソーダ:530円
藤里町産のブラックベリーのシロップを炭酸水で割ったジュースです。色々特産物がある町ですが、ブラックベリー推しは知りませんでしたね。
ブラックベリーは少し酸っぱいイメージがありましたが、適度な酸味と甘みがバランス良く調和していました。口に含むと何となく粒感が感じられ、たっぷりブラックベリーが使われているんだなと思いました。
まとめ
藤里町の粕毛阿弥陀台にある【Cafe 岳】さんでランチ・デザートを頂いてきました。
- 1人当たり予算750~1,200円(食事+ドリンクor デザートの場合)
- 地元の素材をオシャレにアレンジ
- 白神山地の往来の際の休憩所にも
カフェとしての機能もですが、小物・秋田杉の積み木など雑貨も多少置いてあり、勿論店内で購入することもできます。
また2階に上がると・・・
2階は図書館になっていました。名前の通りに森と雪に関わる本がズラッと本棚に並べられています。デスクが一台、何か仕事をしている雰囲気もあるので入って良いのか分からず躊躇してしまいますが、その方面の自然科学に興味がある方は覗いてみて下さい。
ご馳走様でした。
営業情報・アクセス
●営業時間;
11:00~17:00
●定休日;
火曜・水曜
●電話番号;
0185-79-2808
●住所;
〒018-3205 秋田県山本郡藤里町粕毛阿弥陀岱185−1
駐車場;6台程度駐車可能
●ウェブサイト;
●支払い;
現金・キャッシュレス対応(au Pay)
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